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『HUNTER×HUNTER』王位継承戦考察─ヨークシン逆回転と選挙編の発展、個のバトルから制度のゲームへ 総論 part III(37–38巻)

33-34巻についてはこちら

 35-36巻についてはこちら

37巻
文字がどんどん増えてドーパミン活性化とっても面白い。

第四王子は10秒間未来を見れる 第九王子は思ったほど賢くは通らないという形で参戦。
第一と第三はもそうそう部分的同盟的関係性からしても、そう死にそうにない。
寧ろ下層における殺戮で各マフィアの手下構造が明確に描かれた話でした。

念獣には「念」をということで異邦人(プレデター)が念獣を仕留めたわけですがこれって異邦人という命名性が=ALIENであり、プレデターという二大クリーチャーの掛け合わせで笑える。冨樫はたしか『ALIEN』を好む傾向にあるのはメルエムのデザインからもそうだし、0巻で好きな映画に挙げていたことからすごく好きというのが伝わりますが、そこをプレデターの名前=異邦人というのがセンスの塊です。とにかく念能力のパロディと引用が滅茶苦茶多い。

重要な情報を整理すると第四王子の覚醒と下層が上層に本気で超越してくるという構図が明確に描かれました。
不可持民、死後伴侶、ここら辺は線的親族とクランの二層で共同体を維持するカキン固有の枠組みとして提示され、二線者はその制度外の血統を刻印する記号として機能する。SF的に言えば、ハインライン的なラインの発想(※『月は無慈悲な夜の女王』のライン・マリッジに見られる継続家族の概念)を、王権と呪術の文脈へと翻訳した造形で、造語でありながら共同体工学として手触りがあるのが妙味だ。個人の死を超えて、家族の共同体を存続させることを目的とした社会制度を能力付与とポイント制に還元しているのが非常にゲームSFだし、冨樫義博。

これでもかというほど「念は死後も発動する」という現象を可視化させており、本当に定義づけがされているなという印象。
ハルケンブルグの件がどこまで持つかそれが重要。 ますます第四王子は強くなっているが、冨樫の世界で言えば故に弱いのだ。
念はみたものがイコールにならない世界であり実態を知ろうと百戦錬磨のハンターには敵うはずもない。事実、テータの行動に対して、「撃たれる未来」は見えていたかもしれない。しかし、 「念の制約上」攻撃できなかったのか 「撃たれることが予想以上に早かったのか」 あるいは「未来を信じすぎて足元をすくわれたのか」 このあたりは未来を見通せる者特有の盲点。
「未来を見ている人間」が「現在に弱い」というのは、極めて冨樫的な逆説の構造。そしてテータというキャラは「個人の信念で世界に抗う存在」であり、ツェリードニヒの支配構造に最も適さない異物です。つまり、テータが撃った銃弾は物語的に言えば「思想への反抗」 冨樫がやってるのは能力バトルじゃない。意味の戦い。

ハルケンブルグは優位性があるが、彼も仮説故にどこかで考えていたものと異なる可能性がある。 ビルとクラピカは能力を付与することで均一化を図っているが実際にビルが懸念しているように私欲には知られたらそれを制御する策はない。しかし七面倒くさい状況で動いてない事こそがクラピカの凄さでもある。というところまで描いている以上、やはり崩壊路線は高い。

ハルケンブルグがある意味では理解し合えるはずだった存在がそうではなくなり、1、3vs4vs9となった。 バランスがいいのは1、3知性と力の均衡、4は強いけどそれはオーラやカリスマ性であり実態がない、9は能力こそ強いが実戦においてどこまで有効かは、王子の中で一番仮定でしか考えてない。 つまり ハルケンブルグ(理想主義と戦略の人) 優位性はある
(王制否定の論理・念能力の集団支援型という枠組み)
しかし彼は「理想が通じる前提」で考えている→ 人を信じる力が裏目に出る可能性。 ここは本当に『ライアーゲーム』でハルケンブルグは実は秋山深一でありながらも神崎直だったのは痛い。そこは分離すべき。秋山であり続けるには人格と状況が足りなかった。
戦略と理念の使い方は秋山深一→ 制度そのものを壊す構造破壊型プレイヤー、しかし、感情と迷いが神崎直→ 周囲を巻き込みながら、自分自身を信じ切れない動機の弱さ その「二重性」こそが、冨樫がキャラクターに可能性と限界を共存させる手つき。
「秋山深一」たり得なかったキャラクターは、制度に飲まれるか、誰かに役割を奪われる運命にあるということ。
ハルケンブルグのようなキャラが勝者になれない理由はそこ 第九王子は既に脱落に近い局面と見るのが妥当。

彼が「思想と行動」「理想と実践」を切り分けられなかったことが敗因。

対して、他の王子は
第一・第三王子
力と秩序の連携 1=ベンジャミンは実力も組織も盤石
3=チョウライは政治力と取引能力を持つ現実的なプレイヤー 
このコンビは実際、「権力構造の内側」から物語を固める役割を担っており、盤面を崩壊させる役ではない。
むしろ 「支える側としての象徴」。

第四王子は 知識欲と暴走性の象徴 彼の強さは「特質系としての異能」と「未来視」という圧倒的チート。しかしそれは「行動を完璧にできること」とはイコールではないテータの件で如実に出た通り、未来を見ることで現在を逸するという盲点がある。
また、「世界の全てを知りたい」という彼の欲求は制御不能= 「知識という名の暴走機関車」 → このままいけば、制度崩壊のトリガーになる可能性が高い。 あとはそれこそビルとクラピカ 知略と構造制御の最後の希望 彼らの役割は「情報の統合」「制度理解と最適化」。しかし、その整合性は、制度崩壊のタイミングで消し飛ぶ 特にクラピカは「死ぬことができる」という誓約を背負っており継承戦という制度に死でしか抗えない立場に立っている。

改めて定義すると

•ツェリードニヒ=知識・欲望・暴力による支配構造の象徴
•ハルケンブルグ=共感・理性・変革の理想主義の象徴
•クラピカ=個人的復讐とシステムとの緊張関係を引き受けた媒介者

ここからも分かるように、テーマがキャラクター化されているのが37巻の最大のポイント。
それは「制度を制御できる者はいない」という不条理そのものの可視化です。
もっと簡素に言えば 「人は制度によって強くもなり、滅びもする。 でも、制度は誰にも止められない」
それでも、クラピカだけはその制度の中で「全員を守る」という誓いを立てた。
だからこそ彼の死という明示された結末は象徴的なんです。制度を破壊するには、制度の中で全うした者が、血を流すしかない。

37巻は「構造の拡張」であって、本筋のズレではない。

•不可持民
•死後伴侶
•二線者の社会構造
•念能力の死後発動性と集団性の深化

これらはあくまで「継承戦という制度の中に存在していた社会構造の補足説明。 そして冨樫がやってるのは、ここに政治的・呪術的・共同体的背景を持たせて、構造をより多層的に、より「世界として」成立させているという作劇の妙

•王子の軸(1・4・9)
•制度のテーマ:支配/変革/維持
•クラピカという「知と犠牲」の象徴 •旅団・ヒソカという旧神話の終末

という大きな流れに、何ひとつブレていない。 族の話や新たな用語群は、あくまで装飾であり、深度であり、背景である。
軸は変わっていない。世界が太くなっただけ。 念能力バトルの土台が「知識の差」によって逆転されることが強調され、異邦人(プレデター)による念獣討伐など、死後発動念の暴走性と可能性が描かれる。

死後の念=「制度からの逸脱」「自我の強さによる残留」という、冨樫流の能力理論がより深く拡張
不可持民・死後伴侶=新たな社会的設定 カキン王国における部族的要素が前面に出てきたことで、制度の崩壊ではなく制度そのものの病理と起源に言及し始めている。 ハインライン的部族構造 vs 王権構造、というテーマ的二項対立が見える。
「壺中卵の儀=呪術的システム」がこの巻でも制度の前提として強調。
第九王子ハルケンブルグの崩壊 秋山深一=制度を崩す知性が37巻では「神崎直=理想に酔いすぎた無力」としての敗北の兆しへ。

これまで築いてきた戦略性・共鳴型リーダー像が揺らぎ始め、幻想から現実への転落が始まっている。それでもクラピカとは思想的な交差点にあり、今後の再起があるかは不透明。 クラピカの信頼と知略の維持 相変わらず戦略・信頼・情報制圧においては中心的役割を担っており、ワブル王子との信頼構造が最大の生命線。

「死後も発動する念」の知識を前提に、今後は情報から制度そのものへのアプローチが期待される。
ハルケンとの連携が叶わなかった今、「第四王子を倒すために残された唯一の戦略家」として孤立無援の構造が強まる。
【構造的整理】
•上層:1・3 vs 4 vs 9 の制度支配力と戦略の三竦み •下層:旅団 vs マフィア vs ヒソカ(+二線者)による無法バトルロワイヤル
•接続者=クラピカ(両方のルートに関わるプレイヤー)
•崩壊トリガー=カチョウ&フウゲツ、あるいは制度の外から来た存在(ヒソカ、二線者など)

38巻
旅団の過去編とカチョウ、フーゲツ周りの話でしたね。この辺りは33巻からあった兆候で、答え合わせ回。新規的に新しいことはあまりなし。一方で、単なるファンサではなく、旅団を「制度の外=流星街の倫理」へ強く結び直す再定義。
これにより、下層暴力線(旅団/マフィア)と上層制度線(壺中卵の儀)が同じ「共同体の掟」の表裏として接続された。
むしろそれまでの回収としてのアンサーという形。説明されないことが魅力だった旅団過去が明かされるというのは、他の漫画における過去編が出る効能と同じというのはやはりものすごくある。要するに、流星街の倫理に結び直すことで、彼らの暴力に「由来」を与え、退場に情理をつけている。これは悪の動機づけが整うことであり、すなわち送葬の下準備。
謎=可能性というポテンシャルエネルギーを、事実=拘束条件へ物語として変換。

その分キャラクターの掘り下げとしての機能は豊かになるが(こういう過去があったんだ)物語上の自由度は縮む。そして何よりも、書き続けている通り、上層の「制度戦」が主題化した現行フェーズで、旧神話(旅団・ヒソカ・クラピカ)の処理を可能にする接続ピースが整っている。無法の攪乱は今や「制度そのもの」やヒソカが担える。旅団の特異機能は重複している。というよりも、これを達成するために「ヨークシン的外からの襲来」を逆転させて、は船内の多層制度の内破にしているんだと思う。だからこそ旅団は外圧装置から、内情の情念集団へと「格下げ」されつつあると見る方が妥当です。そういう意味でも新しい発見というよりも予兆として現在進行形の行動が作者の手によって説明された巻数であり、進んだというよりも補強としての巻数かなと。

あと、ここまで濃密に、「過去編+下層線の過密化+VIP側へのヒソカ移動」っていうのは誰が読んでも終わらせるための舞台転換が揃っている。その上で0巻で明かされた「旅団はみんな死ぬ」というメタな答え合わせが効いているというか、証明されつつある。

クラピカが第五王子の協力者になったのも、ここに来て新しい展開と思うが、具体的な内容は依然として不明。
クラピカ×ツベッパという組み合わせはその実、本質的な見立ては知の相互主義の新軸とみるのが妥当です。
ツベッパ側は念獣と制度の機序に関する情報・試料・対策(安全化/無効化)を欲しがる動機が強い。
その意味でクラピカ側は非敵対条約+諜報を確保できる。上層の制度戦に対する科学・情報の包囲網として機能する布石関係を、このタイミングで打ってきたというのが、あの展開。

そして二線者はやはり一筋縄ではいかない。モレナ=プルードは曲者ですね。明らかに特質系統の厄介性を感じます。モレナの感染→レベリング→覚醒型設計は、殺戮の報酬型で力関係の分布を底上げする経済的観点の能力を持っている。

これにより、少数精鋭(旅団)vs非念者多数(マフィア)の構図を、中位念使いの大群 vs 少数トップ層へ転写することが可能になってしまう。これは混沌を味方にすることができる典型的な特質の土俵。シュウ=ウ一家、エイ=イ一家、シャ=ア一家の中でも、ツェリが率いるエイ=イ一家の家長がモレナということで、親元ツェリとの関係性もかなり気になるところではありますが情報薄なので今のところ不明。
名目上は傘下・実態は撹乱因子。第四王子の知を集中する支配に対して、モレナは知を分散させる暴動。
同じ上層陣営内に逆位相を仕込むことで、制度戦の不安定性を最大化している、この収斂さは情報不足ゆえ、保留。

絶対的に繋がりに対抗するノブナガとマフィアの若頭、この辺りはどのように収束するかが気になるところです。クモの論理(復讐・迅速)と家業の論理(存続・秩序)の接点ですから、現時点でそうであるように、短期的には秩序の足場(情報交換/小規模共闘)を作り、別筋(モレナ群増殖/ヒソカ介入)が爆発した段で破断→巻き込みの展開が漫画的には王道でしょう。
ヒンリギ=ビガンダフノはヒソカに敵わないことをわかっているが、同時に旅団の箱推しでありその上で邪魔はしないという関係性、であるならば旅団を敵でも味方でもなく抑止力として活用しているに過ぎない。
旅団vsヒソカの殺意をモレナ増殖帯への放水に使えれば、三大マフィアの面圧が上がる局面でも、シュウ=ウ一家の家業は守れる。
リスクは二つ
1.ヒソカがシュウ=ウを囮として利用し始めた瞬間
2.モレナの中位覚醒が量で押し流す段に入った時

しかし、立ち回りの上手いヒンリギのことですからそのときは推し活=非干渉が共犯化し、ヒンリギ流の計算は別解に辿り着くはず。
なぜなら、すでにヒソカと話をつけれるだけの談話力すらあるのだから。この距離感がおそらくキャラクターとしての味でもありながら、お話としては上層の制度戦と下層の殺戮が交差する船内で最も生存率の高い立ち位置に属しているということになる。同時に旅団からすればヒソカ討伐という目的もあることですし。と、いうよりも、おそらく三大マフィアと旅団は力分布がモレナ介入で=になるという可能性は、多分高いし、そこにヒソカ、イルミがくれば、誰が勝つかは本当にわからなくなる。今はマフィア課員-係長くらいの人員だから圧倒できているけど。衝突は質より量という展開になることは、モレナの大規模覚醒が進むと起きるし、そうなったら多分、力関係の均衡が取れる。そして瞬間に、ヒソカ/イルミの暴力が勝敗ではなく、幕引きの形式を決める。
この形がこれまでの『HUNTER×HUNTER』らしさに一番近い。

38巻時点でのBWの構図はこう整理できる。

  • 上層:1・3(維持) vs 4(知の暴走)+5(知の同盟)

  • 下層:旅団(少数精鋭) vs 三大マフィア(量)+モレナの中位覚醒群

  • 交差器:ヒソカ/イルミ(収束の処理者)、クラピカ(制度内での最適化と犠牲管理)

そして、これらの打破としてはセンリツの演奏がどのタイミングで出るかによって王子をどのように誘導するかが肝。
それにしても人間側が法務局の権力譲渡で最悪の形で刑を執行できるってこれ、「キメラアント」編の悪意そのもの。
というか、この仕掛けすらも、 旅団もついに役割が終わったからこそなんですよね。最悪そういう形での退場もありえる。(人災)
その意味でもやはり旅団の退場は必然。繰り返しにはなるが、過去編なんていらないほど魅力的な集団だったのに、そんなあってもなくてもいいような話を展開すること自体にもうこの人たちは終わったんだという明確な答え合わせ。

現在の全体図はこう

  • 上層×制度:壺中卵・念獣の規範

  • 上層×人物:1/3/4/9(象徴三項+調停)

  • 中層×外部因:死後念・未来視の現在弱化効果

  • 下層×人物:旅団・ヒソカ・三大マフィア

  • 下層×外部因:二線者・不可持民・死後伴侶

これまでの巻数の区切り癖からして大体以後の『HUNTER×HUNTER』の展開を夢想するのであれば、おそらく55巻までは続く、というよりもかかると思います。(それ以上の確率も高いですが、最低でもという意味で)

【筆者予想】
 構造で読むこれからの『HUNTER×HUNTER』としては
39巻 上層王子陣営の衝突、下層殺戮進行
40巻 クラピカの限界、念の暴走とカチョウの処理
この2巻で大凡描かれるべき話

  • 上層で1/3/4/9の明示的交差(会談・挑発・緊急布告のいずれか)。

  • 下層でモレナ増殖が指数領域へ(中位覚醒の連鎖描写)。

  • カチョウ/フウゲツ線は制度の穴=無意識逃避が可視の仕掛けとして一度成立。

41巻 第4王子と第1・第3・第9の交差と破綻
42巻 ヒソカvs旅団収束、二線者の処理

  • 4王子の未来視が自壊バグを露呈(現在操作の失敗から制度側の反動)。

  • 旅団vsヒソカは舞台人数で決着に入る(脱落者が明示的に)。

  • 二線者は象徴から機能へ(王船の治安・司法を噛み砕く実害へ)。


43巻 クラピカ死亡と制度の崩壊
44巻 新秩序の登場、暗黒大陸体制への移行 <王位継承線 終幕>

  • クラピカは戦略家として勝ち=戦士としての死の構図に到達(エンペラータイムの代償を制度転倒の鍵に変換)。

  • 「王=空席」または「王制=無効化」のルール宣言が入る。

  • ハンター側の新配列(V5/ビヨンド/パリストン/ジンの線路付け)を描いて暗黒大陸への遮断機を上げる。

ここから先はそもそも情報がないので、既存情報だけでの読み解き。
そのため、半分以上論理ではなく妄想として読んでください。

45巻 暗黒大陸編導入編。ビヨンド、V5の動きの整理と、王位継承線の始末
46巻 パリストン動く、その中動線でハンター試験で「キメラアント」の残りを拡散
47巻 既に圏内はキメラアントとハンターとの争いが続く中、メインは暗黒編にジンも関わってくる
48巻 ジンvsパリストン 超越者vs論理の歪曲者の一悶着
49巻 暗黒大陸編における厄災による影響を書く(ここら辺でナニカに纏わる話?)
50巻   ドン=フリークス篇。東の書と西の書は実はという話の回収。メビウスの輪。ウロボロスであることが判明。
51巻   帰還を試みる編。多数退場する。ビヨンドはここら辺で退場、12支んも半数は消える見立て
52巻 帰還するとキメラアントの残り部隊が暴走
53巻 ジャイロ登場、キメラアントでも人でもない、孤立の王がここで機能
54巻 暗黒大陸編における定義は「何を手に入れるか」で解決。未知は未知。
55巻 色々おしまい整理。

以上、37-38巻までの個人的思索、読み解きメモのまとめでした。休載以後、39巻の話が気になるところではありますが、すでに展開されている情報と、巻数整理、冨樫義博といえど明確に着地は決めているとすれば44巻以上はおそらく広がりようがないと個人的には思います。難解な章ではありますが、個人的にはこの「王位継承戦編」というのは制度的に設計されたゲームであり、その制度には曖昧さ・例外が組み込まれている、そしてその結果、勝者が出るよりも制度が壊れる可能性があるというのが大枠としてあると考えます。
続刊が発刊された際には、39巻以後のまとめメモを公開する予定です。これまでの33-38巻までのメモが何かの役に立てば幸いです。


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