【学校教育】公約実現のため、自治体が生徒会長に元手として10万円を交付する。【生徒会/滋賀県彦根市】
滋賀県の彦根市は、今年度から「市立全7中学校の生徒会長に10万円を交付」し、今秋(9~10月に)行われる各校の生徒会長選挙で当選した際の公約を実現させるという取組みを行う。
というニュースを読みました。
彦根市も、多くの自治体と同じく財政に余裕がある訳ではありませんが、
クラウドファンディング型のふるさと納税を活用し、すでに87万円以上が集まっている。
とのことです。
ーー
個人的に大変興味深い取組みだと思います。
何故ならこの取組みにより、
学生が、第三者から集められたお金(出資されたお金)の重さを感じることが出来る
からです。
十万円は学生にとって大金ですが(自分たちが自由に出来る金額として)、今の学生であれば、お年玉などで集まる金額と言えなくもないです。
また、もしこの十万円が「中学校に割り当てられた予算」内から出したのであれば、その十万円は、ある意味「生徒のため」の十万円ですから、生徒個人に対してはそれほど責任はかかりません。
しかし、今回の10万円の原資は「クラウドファンディング型のふるさと納税で集められた金額」であり、生徒会長とは全く縁もゆかりもなく「今回の件に賛同しているだけの方からのお金」です。
つまり、今回の10万円は、
目的だけのために・他人が賛同したお金
というものであり、つまり、社会人であれば、もし目的が達成しなかった場合であれば、それなりの処罰を覚悟しなくてはいけないお金ということです。
(分かり易く言うと、株式を上場している会社が、経営に失敗し株価の低下&分配金の減少など株主に損害を与えた際に、社長など役員が辞任する、と同じことです)
ー
当たり前ですが、今回の件では、その十万円の使い途によって生徒にそこまでの責任がかかる訳ではありません。(生徒たちで豪遊して使ってしまった、というようなものは別でしょうが…)
しかし、ある程度ですが、
「他人からのお金には、責任を伴う」
ということを体感できるのではないでしょうか。
社会人になると、多くの方が「他人のお金を原資としたプロジェクト」に関わることになります。
そうすると、そのプロジェクトを成功させることが至上命題になります。
成功させるためには、「自分の好きな事・やりたいこと・初めに考えていたこと」とは違ったことを行う必要があるかもしれません。
しかし、そうなった場合の柔軟性を身につけることも出来ると思います。
さらに、学校内の生徒のつながりだけでなく、学校外の方とのつながりも出てくるかもしれません。
生徒の能力アップと視野を広げるなどに、とても良い影響を与えるのではないでしょうか。
ー
今回の「滋賀県の彦根市」の取組みは大変面白いことですし、出来れば成功し全国に広まって欲しいです。
☆他の教育関連記事☆
今回の画像は【yas】さんからお借りしました。ありがとうございます。
いいなと思ったら応援しよう!
記事を読んで頂いた方に、何かしらのプラスを届けたいと考えています。
