【学校教育】2026年大学入学共通テスト【大学入試/問題傾向】
2026年1月17日・18日に行われた、大学入学共通テストが終了しました。
前日に公共交通機関の不通という問題がありましたが、当日には大きな問題は発生しなかったようで、一安心です。
まずは、参加した皆さん、大変お疲れ様でした。
今回の内容から、大学選択にも変化があるかもしれませんが、残り少し、皆さん自分の力を出し切って欲しいです。
そして、来年に受験される方々のためにも
「2026年大学入試共通テストに出題された・ユニーク問題」
についてまとめたいと思います。
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1.地学
「タイムマシン」で過去や未来に行ったという設定の問題
「内容」
平安時代の役所「陰陽寮」の天文博士と超新星爆発について会話をした。
「内容2」
太陽系以外の惑星に人類が移住した未来にタイムマシンで訪問し、自転が逆向きの惑星の大気と海洋の動きについて考えさせる。
2.生物基礎
①「新型コロナウイルス」をテーマにした免疫の仕組み
「内容」
米ロサンゼルスでオミクロン株が流行した時期(2021年11月〜22年1月)における、ワクチン接種回数ごとに示された「10万人当たり・直前2週間の累積患者数のグラフ」が提示され、ワクチン未接種・1回接種・2回接種の3つのグループで、感染者数の増え方の違いを比較するよう求められた。
➁「深部体温(=脳や内臓など体の中心部分の温度)」の変化を調べる実験が取り上げられた
「内容」
被験者が「気温20℃」と「気温40℃」の環境で運動した時の深部体温の推移が示されており、出題のねらいは、暑い環境で体温が上がるとどう体が反応するかを説明すること。
深部体温が上昇した場面では、自律神経の働きによって発汗が促進される点が問われた。
3.歴史総合・世界史探究
フランス革命を描いた漫画「ベルサイユのばら」が引用
「内容」
主人公・オスカルが男性として育てられたため、当時の女性の地位や家父長制について考えさせる
4.歴史総合・日本史探究
鎌倉幕府初代将軍・源頼朝の妻で頼朝の死後に実権を握った「北条政子」、室町幕府の第八代将軍・足利義政の妻「日野富子」が登場
「内容」
中世における女性と政治との関わりの問題をジェンダー視点で考えさせる。
5.公共、政治・経済
①「人口減少」をテーマに、全国の市区町村や地方公務員数の推移を示したグラフを読み解かせた
「内容」
水道事業の経営について出題。
料金収入が減る中老朽化が進むことを示しながら、広域化の効果などを答えさせた。
オーバーツーリズムへの対応策としての宿泊税を扱った設問。
➁「アルバイトの賃金未払い」を題材にした出題
「内容」
権利を保障する法制度を扱った問題では、16歳の高校生がアルバイト先から賃金が払われず、どのような対応ができるかを考えさせながら、労働基準監督署や労働審判委員会についての知識を問う出題。
※労働法に絡めた問題でとても面白いですね。
③「アベノミクス」を題材にした出題
「内容」
バブル経済崩壊後の日本の経済政策などをテーマにした問題では、「日本型金融ビッグバン」とともに「アベノミクス」の概要を「三本の矢」を示して説明したうえで、狙いは「デフレーション」か「スタグフレーション」のどちらからの脱却を選ばせた。
6.英語リーディング
「内容」
「おにぎり屋の店主の老人が中学生の挑戦を支えた物語」を題材にした出題があり、 店主のことを「onigiri man」と表現する一文があった。
7.国語
「内容」
遠藤周作による自伝的小説「影に対して」が題材になった。
母を捨てた父への憎しみや母への愛や罪悪感を描いたものであり、モラハラに感じられる部分があった。
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上記については、題材や出題内容が少し変わったものなのでニュースになりましたが、出題の趣旨としては分かるものがほとんどです。
学校授業や教科書から知識を得て、それを使いこなすことはもちろん必要です。
しかし、問題で取り扱われた題材については、
現代日本にも関連する「世の中についての基本的な理解」を学生に要求している
ということが分かります。
来年もこういった傾向は変わらないのではないでしょうか。
ですが、当たり前のことですが
今回の件から、『よし!マンガを読んだり、ゲームをしても「入試のため」と言い訳出来るな!』と考えるのは短絡的すぎます笑
しかし、何をするにも、自身の学習に関連するかもしれない、と考えながら行うことで、入試に役立つ可能性は結構あると思わせるような傾向が分かります。
次回は来年一月ですが、今のうちから考えを改めることが重要です。
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今回の画像は【齋藤はじめ】さんからお借りしました。ありがとうございます。
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