【学校教育】東京大学が70年ぶりに、「9月入学の5年生新学部」設置を発表【東京大学】
東京大学は、学部と大学院修士課程にまたがる5年制の教育課程「UTokyo College of Design」(カレッジ・オブ・デザイン)を、2027年9月に新設することを発表した。
というニュースを読みました。
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学部名称にある「デザイン」とは、一般的なイメージである「もののデザイン」を超えて、
社会システムの変革、未来の社会そのものを創っていくというような、非常に広い意味
ということです。
今の世界は、単一の学術領域だけで解決するのは難しいような多くの課題に直面しています。
「カレッジ・オブ・デザイン」では、
従来の学問領域にとらわれずに分野を横断して、さまざまな専門知識を掛け合わせて学びを進め、課題の解決を目指す。
ということです。
卒業後は、新しいビジネスの創造や新しい社会システムづくりに携わるなど、多様な領域で未来を切り開いていく人材を育成することを目指します。
大学としてはどういう役割を果たすべきか。
この大きなテーマに対して、
「次世代のチェンジメーカーを輩出する学びの場を作る」
というのが、東大が出した一つの答えだと言えます。
東京大学の学部新設は、1958年の薬学部創設以来、約70年ぶり
ということです。
前述の狙いを達成するため、新課程では様々な新しい試みが行われるようです。(※内容は2025年8月時点)
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1.カリキュラム
カリキュラムは学部4年・大学院修士課程の1年を合わせた5年制で、5年間で学士号と修士号を取得できる仕組みを検討している。
※学士と修士の違い
学士号については、4年制大学の学部を卒業すると与えられる学位なので通常の大学と同じように「4年」。
修士号は、通常は「2年」、ただし学部等によっては「4年」までもあり得る。
ですので、この段階で、今までの過程との差別化が行われています。
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2.入学時期
一般的な海外の大学と同様に9月にする。
通常の課程は、4月入学です。
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3.授業
①すべて英語
➁文系・理系にとらわれず(文理融合)、各自が学ぶテーマを決め、アクティブラーニングを重視し、学生主体の学びを進める。
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4.四年次カリキュラム
4年次にはキャンパス外での学びとして、インターンシップや交換留学、フィールドワークを行うことを組み込んでいる。
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5.学部長
現在、東大大学院情報学環に所属する英国人のマイルス・ペニントン教授が就任予定。
学部長に外国人が就任するのは1877(明治10)年の開学以来、初めてだそうです。
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6.場所
新課程は東大の本郷キャンパス(東京都文京区)に置き、1年次は全員、寮生活を送ります。
寮の場所は、目白台インターナショナルビレッジを予定しており、多様なバックグラウンドを持つ仲間たちと生活を共にすることで、寮でも学び合いながら、深い人間関係を結ぶことを目的としています。
※この「目白台インターナショナル・ビレッジ」を調べてみると、「2019年に完成した、日本人と外国人が互いの生活文化に触れながら国際交流できる日本最大級の国際宿舎」だそうです。
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7.入試内容
入試は「グローバル入試」を実施し、日本国内を含め、世界から学生を受け入れる。
これまでのような個別の筆記試験は行わず、書類や面接などの新しい選抜方法を採用する。
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8.定員
入学定員は100人で、外国人と日本人学生それぞれ50人程度を予定。
3月までに合格発表を行い、9月までは入学前教育の実施を検討するということです。
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上記を確認すると、専門的な視点が薄い私でも、意欲的(革新的)な試みということが分かります。
記事内でもあったのですが、
日本の大学生の多くを占める文系については、就職活動が大学3年の早い時期から始まり、勉強する時間や様々な活動をする時間が足りないまま就活が優先されるため、海外のトップクラスの大学に比べて学生の質が乖離している。
とあり、これはホントにその通りで、多くの高度人材を得たい企業側とのギャップが発生する原因の一つです。
その問題解決のために、一歩進んだ取り組みと言えます。
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今回の「カレッジ・オブ・デザイン」の出願受け付けは、26年秋に開始予定ということです。
東大など、日本トップの大学には新しいことを行うという責務もありますので、こういった取り組みは継続して確認していきたいと思います。
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今回の画像は【Atsushi Oshio】さんからお借りしました。ありがとうございます。
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