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【福島県/県立中学校・高等学校等】2026年1月【教育の現状レポート】

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。


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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。



このプラットフォームには、福島県の教育に携わる方々にとって、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています

しかし、毎日多くの記事が発信されていることで、良記事・大変役立つ・必要な記事が目に付かずに埋没してしまうことは大変残念に思います。

私も福島県の学生教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、良記事を定期的に取り上げることが出来ればと思い、上記プラットフォームに掲載された各学校等の現状についてのまとめ記事を発信していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

※今回は『 2026年01月05日まで 』の記事まとめです。



『1』【2025年12月号 編集後記】1日3時間以上ネットを利用する小中高生/心のベクトルの向かう先/教育総務課長 柾木 渉(まさき わたる)(県教育委員会)



●スマホとの付き合い方
 学校では、まもなく冬休みに入ります。先日、長期休暇の過ごし方に関連して、県内の校長先生より、「スマートフォン(以下、スマホ)に依存する子どもがより増加した印象がある」という話がありました。

●スマホ・ネット依存
 スマホの発展により、検索機能や手帳機能、アラーム機能など、日常に欠かせないコンテンツが手のひらに集約されてきました。また、ネット上には、SNSやゲームなど、魅力的なコンテンツが増えてきました。

「青少年のインターネット利用環境実態調査『報告書』令和6年度(第1章第1節インターネットの利用状況)」【こども家庭庁】より作成
(出典:「青少年のインターネット利用環境実態調査『報告書』令和6年度(第1章第1節インターネットの利用状況)」【こども家庭庁】より作成)
 子どもたちのネット利用に関する調査では、平日にSNS等の趣味・娯楽にネットを3時間以上利用する小中高生の割合は、45.9%となっております。「ネットを利用する小中高生」の割合ではありません。「ネットを利用してSNS等の趣味・娯楽にネットを利用する小中高生」の割合です。
スマホが日常に欠かせないものとなる一方で、スマホの利用時間が増加すれば、家族との対話や勉強、睡眠に充てる時間など、相対的に失われる時間もあります。スマホの発展に伴い、家庭や学校ではこうした学校活動以外の時間との向き合い方についても考えていく必要はありそうです。

●学校/家庭の役割
 スマホの利用について、学校では、ネット環境に潜む匿名性や拡散性といったリスクについて伝えたり、校内利用の決まりについて児童生徒と検討したりすることがあります。一方で、学校では家庭で契約しているスマホの利用まで制限することはできません。そのため、各家庭において、アクセス制限のためのフィルタリング設定然り、利用時間の決まりなど、スマホとどのように向き合っていくかを相談しておく必要があります。
 以下は、家庭で決めるルールの例です。(上記調査内質問項目より)

・利用する時間・場所
・困ったときにすぐに保護者に相談する
・ゲームやアプリの課金方法や上限 など

●利用を制限するか、他の魅力的なものを提供するか
 海外の子育てでは、「keep kids busy(忙しくしておく)」という考え方があるそうです(※)。忙しくしておけば、悪さはしない、没頭してほしいことに専念してくれるという考えのようです。「忙しい」という考えが先行することは必ずしも良いとは思いませんが、勉学やスポーツなど、何か特定の分野に没頭してほしいという願いが込められているものと思います。
本来的には、「スマホを制限」するのではなく、「スマホと同等かそれ以上に魅力的なものを見つける」「知らない世界に触れる機会を設ける」といった関わりによって、子どもたちの心のベクトルの先を増やしてあげるのも、保護者や学校などの役割なのだろうと思います。

※『世界標準の子育て』,船津徹,2017年,ダイヤモンド社


若年層でもスマホを完全禁止にする、ということは現実的では無いので、より良い利用方法を模索する必要があります。

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『2』「少人数教育」に対応した教授法に関する教員研修を実施(イノベの教室)



令和7年9月26日、双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館および双葉町産業交流センターにて、「少人数教育に対応した教授法に関する教員研修」を実施しました。
県内各地から、オンラインを含め55名の先生方が参加しました。

避難地域12市町村を含む浜通りでは、若い先生が増え、震災を直接経験していない世代も多くなっています。そこで今年も、震災学習の一環として、伝承館の見学と、震災を体験した教員による体験談を組み合わせた研修を行いました。

楢葉中学校長の松本涼一先生には、震災の体験を語り継ぐ「語り部」としてご登壇いただき、「楢葉町における震災当時の対応と、これからの災害対策」についてお話しいただきました。生徒の避難先を記録したノートなど、当時の“現場のリアル”が語られ、参加者の中には自らの体験と重ね合わせながら聞き入る姿も見られました。

「少人数教育における探究的な学びの在り方についての協議」に続く講演では、富山県南砺市教育委員会 教育長・松本謙一先生にご登壇いただき、「子どもの主体的な学びを支える」をテーマに、温かく、力強いメッセージを届けていただきました。会場の空気が一瞬で引き締まり、今年も参加者の期待の高さが伝わる時間となりました。
参加者の中には「震災当時、小学生だった」という先生が複数名おり、15年という歳月の流れを改めて実感する研修となりました。


少子化が進むと少人数教室が多くなりますが、少人数だからこそ出来る教育もあり、指導方法をアップデートしなくてはいけません。

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『3』【ばんげの香りと始まりの一滴】エシカル消費について取材を受けました!!(県立会津農林高校)



 11月21日(金)、本校の醸造プロジェクトチームが福島県生活環境部消費生活課千葉 弘信 様、太田 侑希 様が担当しているエシカル消費について取材を受けました。「エシカル消費」とは、人や地域、環境、社会に配慮した倫理的消費のことであり、SDGsの12番目である「つくる責任つかう責任」を中心に9項目が該当します。福島県では、エシカル消費を知っている人が30%しかいない、全国でゴミの排出量がワースト2位、リサイクル率がワースト6位という話がありました。本校で実施している会津農林高校で酒米を栽培し、地元の廣木酒造で日本酒を製造する地産地消や地域の活性化を意識した取り組みがエシカル消費に該当するとのことでした。

 取材の中で、「酒米を無駄なく利活用したい」「日本酒を飲むだけでなく日本酒や酒粕を使用した洋菓子の製造をしてみたい」「エシカル消費を意識した活動について」「GAP認証とエシカル消費の関係性」などの話をしました。

 生徒は、今回の取材を通して、自分たちが実施しているプロジェクトがエシカルな活動であることを理解することができ、視野や見識を広めることができたと思います。

 会津農林高校からも「エシカル消費」の考え方を発信していきたいです。


人や地域、環境、社会に配慮した倫理的消費のことである「エシカル消費」。これからの時代に即した考えだと思います。

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『4』生徒心得見直しの臨時生徒総会が開催されました(県立会津学鳳中学校・高校)



 今年度、会津学鳳高校では「生徒心得」の見直しを行いました。生徒会が中心となり目安箱やクラスなどから提出された生徒心得に対する意見をもとに、クラス協議、教職員との協議、中央委員会、職員会議等を経て、11月28日(金)臨時生徒総会を開催し、3点の改定を行いました。5月ごろから始まった見直しの動きは、紆余曲折を経ながらもようやく改定の決議にたどり着きました。(2025.11.28)

 以下は、臨時生徒総会における校長先生から生徒に向けたメッセージです。

 生徒の皆さん、今日、この臨時生徒総会において、皆さんは、自分たちの手で「生徒心得」を見直すための、最終的な議決を行います。
 生徒指導に関する最新の国の指針(生徒指導提要)でも明確に示されていますが、校則の本来の目的は、皆さんを縛ることではありません。 校則とは、多様な考えや背景を持つ生徒全員が、この学校という一つの社会で、安心して学び、安全に過ごすための「共通の約束事(基盤)」なのです。
 実は、生徒心得改定に向けたスローガンを7月に前の生徒会役員の皆さんから受け取っていました。スローガンは「NEW GAKUHO♡さあ、アップデートしよ?」です。
 学鳳が好きだからこそ自分たちの考え方や行動をアップデートしてより良い学校を主体的に作っていこうという思いは、今年卒業した前々代の生徒会長からも受け取っていました。そして今の生徒会にしっかりと受け継がれていると思います。生徒会役員だけでなくここにいる全ての学鳳生がそのような思いを持っていると、校長として信じています。
 今日のこの総会にたどり着くまでに、クラス協議や中央委員会で、皆さん自身が悩み、議論してきました。 先生たちが一方的に決めたものではありません。皆さんが考えた検討事項を先生方の代表も交えて協議する場も設けました。自分たちが所属する社会のルールを、様々な立場の人の思いを踏まえながら自分たちの手でより良く変えようとするプロセスは、まさにこれまでの学鳳高校になかった動きであり、それこそが、民主主義の基本であり、社会の担い手として生きていくための最も大切なことだと思います。
 さて、これから行われる議決にあたり、次のことを心に留めてください。
 第一に、「感情」ではなく「理性」で判断すること。 「面倒なことは嫌だ」「楽だから」という理由ではなく、「なぜこのルールが必要なのか(あるいは不要なのか)」「この変更は、学校全体の安心・安全につながるか」という、根拠と目的をしっかり考えて一票を投じてください。
 第二に、「自由」と背中合わせの「責任」を自覚し行動すること。 もし、ある規制を緩和するのなら、そこには今まで以上の「自己責任」と「自律(自分を律すること)」が求められます。自由が広がるということは、自分たちで秩序を守る力が必要になるということです。
 ぜひ、自分たちの学校の未来を、自分たちの意思で決定してください。 そして、心得が改定されてからスタートです。皆さんの良識ある判断とそこから生まれる行動を、心から期待しています。

 他にも生徒会会則の改正や部活動の廃止について協議され、原案通り可決されました。


「NEW GAKUHO♡さあ、アップデートしよ?」
生徒心得の改正に、ピッタリのスローガンだと思います。

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『5』「遠野和紙」継承活動、第3弾!【いわき湯本】(県立いわき湯本高校)



12月3日(水)放課後、遠野和紙保存会及び、地域おこし協力隊のご指導のもと、本校保健室前花壇で立派に成長した「遠野和紙」の原材料となる「楮(こうぞ)」と「トロロアオイ」の収穫作業を行いました。
 「湯本高校」と「遠野高校」が統合して4年目となりますが、「いわき湯本高校」においても、「遠野和紙」の伝統は着実に引き継がれています。

今後、3年生の希望者は、自分たちで育てた楮(こうぞ)、トロロアオイを使用して遠野町で「紙漉き体験」を行い、3月1日には「遠野和紙」で出来た手作りの卒業証書を手にする予定です。


手作りの卒業証書は大変良い思い出になるのではないでしょうか。

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『6』「それ、おもしろいですね。」(県立猪苗代高校)



嬬恋、伊勢崎。白石蔵王、涌谷。


学び合いの11月です。
「地域探究」にテーマを絞った先進校視察も今年で3年目。

1年目は、宮城県石巻西高校、岩手県立大船渡高校。
2年目、栃木県立那須高校、埼玉県立秩父高校。

お関わりくださいましたすべての学校に共通したこと。

それは、
先生方の「学び」に対する強い思い。

日々、さまざまな課題と折り合いをつけながら
その取り組みの先にあるものを信じそれを追い求めていく姿勢に多くの刺激を受けてきました。

これまでの先進校視察から学んだ「あれやこれや」は、現在の地域探究『猪苗代学』における「何か」となって、確かに息づいています。

百聞は一見に如かず。

やはり直接学校へと足を運び、その空気を感じさせていただくことの大切さを実感する毎日です。

今回の内容は――。
3年目の先進校視察先として選ばせていただきました「群馬県での学び」。

さらに、猪苗代高校を視察先として選んでくださいました宮城県の2つの高校さまの来校時の様子についてです。


猪苗代には何度目かの雪が降りました。
あたたかい飲み物でも傍らに置きながら、ゆっくりとご覧くださいませ。


「東京FES」。探究に関心のある中学生たち。

今年度から参画している「地域みらい留学」制度。
令和8年度。
来年春の一期生入学を目指して、生徒たちと一緒にPR活動を進めてきました。
6月・8月に東京流通センターにて開催されました地域みらい留学「東京FES」。
猪苗代高校ブースには、総計60組以上の小・中学生親子が足を運んでくれました。

「『ブラックバスの生態に興味があるんです
「『地域の伝統芸能について探究したいんです。
中学時代も伝統舞踊の活動をしていて。猪苗代町にはどんな伝統芸能がありますか?


正直に言って、驚きました。

全国にはこんな風に探究心旺盛な中学生たちがいるんですよね。
大きなおおきな刺激をもらった気持ちでいます。

「『このままで良い』なんて思ってないですよね?」と、肩をポンとたたかれたような。
それでいて、進むべき方向にむけて ぱっと灯りを照らしてもらえたような。


教員、まだまだ がんばらなきゃ――。

まるで ぶ厚くて、解答のついていない参考書を手渡されたような気分です。
忘れがたい、そんな夏シーズンになりました。

「人材」という名の地域資源。


まだ先の話ではあるのですが、来年の春以降 力を貸していただけませんか?
「仮の話」でこんなお願いをするのも失礼な話なのですがーー。

猪苗代に戻ってすぐ、
町内「伝統舞踊」の代表の方とのやりとり。
その後、「ブラックバス釣り名人」との繋がりも模索します。

猪苗代町の地域資源。
実は「自然」「観光」ばかりではありません。

そう、何よりの強みは
学校のためにいつでも力になってくれる多様な人材」が、すぐ近くにいることであると感じます。


「もらった電話であれなんですけど、実は 今週末も踊りのイベントがあるので先生もよかったらぜひ!」
なんてお誘いも受けるイレギュラーな展開。

町の皆さま。
実にじつに心強く、たのもしい。



次年度に向け見えてくる課題


1年生の地域探究活動の多くは、「猪苗代町を知ること」に費やされます。
テーマを「『知る』学び」とうたっているのも、それが理由です。

令和8年度。
「地域みらい留学」一期生が、仮に1名でも入学してきてくれた場合。

そして 県内の志願者の中から、そんな「『探究的な学び』の目的」に共感してくれるような中学生が志願してくれた場合。


現在の『猪苗代学』が、
あんな活動も、そんな探究もしてみたい!」
という熱量にしっかりと応えられる年間プログラムになっているだろうか?


6月・8月の「東京FES」、7月の中学生体験入学を経て、
その思いはより強くなりました。

「自由に探究をしてもよい日」。



「農業」「防災・減災」「観光」。

今となっては、1年生におけるどの学びも『猪苗代学』にとっては欠かすことのできないフォーマットとなっています。 

ただ、なんとか数日でもよいので「自由に好きな探究活動に打ち込んでも良い日」を設定できないものだろうか。

そんな次年度に向けた展望を管理職に相談していた ある日の午前中。
校長から「とある情報」をいただくことに。

「あ、そういえば このあいだの月曜日、東京の『全国校長会』に行ってきたの。
私は教育課程研究協議会に参加したんだけど・・・・・・」

ああ、そうだったのですね。
なんと、お忙しい。

「そこで おもしろい取り組みをしている学校があって。
・・・・・・そうそう、これこれ」

「点と点」が繋がったような気持ちです。

校長に見せられた資料の中には
「群馬県立伊勢崎高校」と書かれています。

そして そこには、
「自分で考えて自分で決めて充実させる一日『エージェンシー・デー』」の文字。

ん!?

「エージェンシー」はどんな意味でしたっけね。

いや、それはさておき。
これって、まさに「猪苗代高校が次年度に取り入れたいと思っている取り組み」そのものじゃないですか。

その日の午後ーー。

校長の許可を得た私は、
さっそく伊勢崎高校の探究担当の先生へと、アポ取りの電話をかけていたのでした。

「地域みらい」✕「地域探究」@群馬県立嬬恋高校

伊勢崎高校への訪問が決まっての次の動き。
どうせ足を運ぶなら、一つでも多く「有意義な学び」を。

こちらの身勝手な「わがままサーチ」にて、ロックオンさせていただきました学校。
群馬県の西に位置する「群馬県立嬬恋高校」さまです。

「地域みらい留学」制度の先輩でもあり、ここからさらに発展を遂げそうな「探究活動」も魅力の一つ。

急なお願いにもかかわらず、教頭先生の丁寧なご対応のおかげで貴重な時間を設定いただくことができました。
改めて感謝申し上げます。

我々の視察に合わせてご準備くださった、たくさんの資料や地域の魅力の詰まったお土産の数々。
本当に頭の下がる思いです。
※「嬬恋キャベツ」めちゃくちゃ甘かったです!

資料に目を通すと、三年間のカリキュラムの充実具合や「学校設定科目」の多様さに目がいきます。

「魅力的な学校」であるために練り上げられた教育課程からは、学校の、先生方の本気度をうかがい知ることができたように感じます。

福島県内であれば、
「猪苗代高校が『探究』にかける時間の潤沢さ」には少しばかりの自負を持っていたのですが、嬬恋高校はその比ではありませんでした。

このプログラムが充実感をもって稼働したとき、
きっと「嬬恋学校にとっての大きな強み」になるのだろうと思いました。

何よりも圧倒されたのは、
「探究担当」の先生と「地域みらい留学(広報)担当」の先生がそれぞれいらっしゃることと、その先生方の熱量。

「それぞれの思いの強さゆえに、意見がぶつかることもある」なんて話を伺いながら、なんだかうらやましくも感じました。

若く、熱いエネルギーが、群馬県のバックアップを最大限に受けながら、まさに「ここからの嬬恋高校」を創りあげようとしている。

何かのドラマを見せられているような――
そんな気分にもさせられました。
本当に素敵な学校です。

そうそう。
『学びの収穫祭』、
お褒めいただき、関心を持っていただき嬉しかったです。
嬬恋版「収穫祭」の実現も楽しみにしています。

また、きっとお会いできますように。

三菱みらいアワード2025グランプリ『iTANQ』@群馬県立伊勢崎高校

一行は群馬県を西から東へと舞い戻ります。
高崎市もひょいと飛び越え、到着したのは「群馬県立伊勢崎高校」さま。

「あ、お客さま用の入り口はあちらです」
「いえ、もう一つ向こうの。そうです」

敷地内に降り立ったタイミングが ちょうど休み時間中だったようで、
シートに覆われた校舎に戸惑い ウロウロする私たちに向かって、伊勢崎高校の生徒たちが声をかけてくれました。

うーん。
ナイス非認知能力。

「すばらしいですね、伊勢崎高校の生徒さんたち」
「いや、『猪苗代の生徒』も今くらいのならできますよね」

いやいや。
先生たち、こんな場面でどんな対抗心ですか?

「うん、猪苗代高校生だったら 求められていなくてもどんどん話しだしてしまうかも」
「確かに。挨拶だけでは終わらないでしょうね 笑」

「まあ、でも 伊勢崎生 本当にすばらしい。とても気分がよいです」

とにもかくにも、
校舎に入る前から伊勢崎高校の素晴らしさを実感した我々なのでした。

『iTANQ』と銘打ちながら、「伊勢崎高校でしかできない『探究』活動」を展開している学校です。

今にも溢れ出してしまいそうな、聞きたいことや知りたいこと。
与えていただける「新たな視点」に対する喜び。

複数の感情を交互に行き来させながら、「大人の学び」の時間は続きます。

「主体性」を身につけさせるために設定されている「エージェンシー・デー」。

次年度の1年生、地域探究『猪苗代学』におけるアップデートのため、必要なヒントとなるでしょう。

現在の『猪苗代学』が充たさなくてはならない余白。
その余白に、やんわりと寄り添うようなカタチに姿を変えながら。

丁寧に育てていきたい「学び」のかけらを頂戴しました。

想像にはなりますが。

おそらく、たくさんの試行錯誤の末に、伊勢崎高校『iTanQ』の現在があるのではないでしょうか。

それでも きっと、
「その先」にこそ、生徒に施(ほどこ)すに値する「良き学び」があると信じて、プロジェクトを進めてこられた探究担当の先生。

嬬恋高校、
そして去年・一昨年と視察させていただいた各県の先生方と同様、

志(こころざし)高く 日々「課題」と向き合っている先生方の存在を、
しっかりと認知することができたことは、これら視察における「最大の収穫物」になったと思っています。

校舎のいたるところで重ねられる「問い」。
ぜひ また、
引き続きの交流をよろしくお願いいたします。

次年度、良い報告ができるようにがんばります。

ようこそ猪苗代へ。@宮城県白石高校蔵王キャンパス・宮城県涌谷高校

群馬県での「豊かな学び」から猪苗代に戻ってきて数日後。
さらにはその翌週の金曜日と、立て続けに宮城県の学校さまをお招きすることができました。
ありがたいことです。

どこの都道府県であれ、
そして どの学校であっても、
「探究」の授業をどう設計していくかは喫緊(きっきん)の課題であるのだと。

「そんな思い」を共有することができたように感じます。

普段から、「地域の大人」の皆さまとの学びを重ねている生徒たち。

いつ、どこからどなたがいらっしゃっても、堂々と受け答えをする姿が印象的です。

そんな姿を見守りながら、
「学びの積み重ね」から得られたものの尊さをじっくりと噛みしめます。

どれもこれも ありがたいことです。

「それ、おもしろいですね。」

10月。
そして11月。

視察に伺ったり、お越しいただいたりと――
良き「学び合い」のシーズンを送ることができました。

ご対応くださった皆さまに改めて感謝申しあげます。

どの学校の、どの大人の皆さまとやりとりをしても、不思議なほどに出てくる「ある言葉」がありました。

誰の口からも、我々の口からも同じように発せられる「その言葉」。

「それ、おもしろいですね。」

はじめて出会った「何か」に対して、
「良いなあ」って思える感性って大切です。

ネガティブにものごとを捉えるのではなく、まずは関心を持ってみる。

真似たい。
学びたいと思える「何か」を慌てずに焦らずに。
これからもじっくりと丁寧に積み上げていければと思います。

大人こそ強い「探究心」を持って――。
そんな風に思えた充実した秋シーズンでした。

さあ、次に歩みを進めましょう。


今回は「群馬県立嬬恋高校」「群馬県立伊勢崎高校」「宮城県立白石高校」「宮城県立涌谷高校」ですが、もっともっと「学び」でつながって欲しいです。

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『7』授業風景㉛ 1年次 現代の国語      ディベート大会(県立南会津高校)



 1年次の「現代の国語」の授業でディベート大会が行われました。
全4試合でそれぞれのテーマは、
1「高校では上履き(二足制)を廃止するべきだ」
2「高校では、制服を廃止するべきだ」
3「高校では清掃は自分たちではなく、業者に任せるべきだ」
4「高校の昼食は弁当ではなく、給食にするべきだ」 でした。

 試合は、
 1 肯定側立論
 2 否定側からの質問
 3 否定側立論
 4 肯定側からの質問
 5 否定側第1回反駁
 6 肯定側第1回反駁
 7 否定側最終弁論
 8 肯定側最終弁論 の順で行われました。 

 オーディエンスのジャッジの観点は
 1 調査と分析は十分だったか
 2 根拠のある主張だったか
 3 議論の構成と配列は適切だったか
 4 聞き取りやすい話し方だったか
 5 反則行為はなかった で行われました。

 チームごとに自分たちの主張の根拠を調べ、その根拠を元にしっかりと立論し、相手から出された質問に対してもチームで協力しながら答えていました。

 相手側の主張を受け入れた上で、自分たちの主張を述べるなど、同じ物事を多角的に見ることができていました。

 4試合ともに、白熱した論戦が繰り広げられました。僅差で勝敗はついたものの、物事について、根拠を基に論理的に考え、それを分かりやすく相手に伝え、納得させるということの難しさと重要性に気付くことができたようです。生徒たちにとって学びの多い授業でした。


誹謗中傷・感情のぶつけ合いではない議論は多くすべきです。



☆前回のまとめ記事等☆


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