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【簡単あらすじ】死神と天使の円舞曲(微ネタバレ)【知念実希人/光文社】


『 誰だ‥‥‥お前は‥‥‥』


やけにくぐもった声が鼓膜を揺らす。


人間界では「死神」もしくは「天使」と呼ばれる霊的存在だったが、様々な事情から(今は)ゴールデンレトリバーのレオ黒猫のクロとして生活している。

二匹は、地上で、命を失い肉体という檻から解き放たれた人間の魂を、「我が主様」の元へと導く「道案内」の仕事をしている。

強い「未練」を持った状態で命を失った人間は、「我が主様」の所へ行くことを拒み「地縛霊」となり、この地上に残ろうとする。

それを防ぐため、普段のレオはホスピスでマスコットアニマルとして、入院患者たちにさり気なく仕事をしたり、クロは飼い主の目を盗んでインターネットをしたり、町でボス猫として君臨したりしている。

ある時、同じ問題を別々のアプローチで解決することになったレオとクロ。

上手く対象者たちの未練を断ち切り、地縛霊化を防ぐことも出来、めでたしめでたし。

と思われたが、その後、思いもよらない展開が待っていた…





『はじめに』
季節が春へと移り変わりつつあり、冬の寒さを感じる日は少なくなってきましたが、それと入れ替わるように、花粉の季節が到来してきました。そうなると、当然のように休日は部屋で過ごすことが多くなり、それに比例して読書量が増えていますので、最近読んで印象に残ったり、買ったまま積んでいたりした本の感想を書こうと思います。
このレビューを読んだことで、作品や作者に少しでも興味を持って頂ける内容にしたと思いながら書いていますが、登場人物やぼんやりしたあらすじなど、『微ネタバレ要素』を含む記載がありますので、その点にご注意ください。

ゴールデンレトリバーのレオと、黒猫のクロ。

第一作「優しい死神の飼い方」

第二作「黒猫の小夜曲」


では、各作品とも基本的に一匹?ずつ活躍し、もう一匹がサポート役のような形でしたが、本作では共闘しながら物語が進みます。

いつもならば人間の魂を相手に仕事をするのが基本なのですが、今作では「あの存在」を相手にしたり、「ある人間を探偵役」として行動したり。

七年ぶりの作品でしたが、大変読み応えがありました。

本格ミステリーでありながら、途中ではサスペンス風味もあり、
最終的には心が温まるハートウォーミングストーリーでもある本作。

私はミステリー作品を中心に読書をしているのですが、ミステリー作品を多く読了すると、少々心が疲れることもあります。

本作は、そういったときの息抜きも含め、様々な要素を味わうことが出来ます。

間違いなく満足出来る本作、是非ご一読ください。


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モチベーター講師P206|学校教育と読書レビューとスイーツも 記事を読んで頂いた方に、何かしらのプラスを届けたいと考えています。

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