【福島県以外】日本各地の高校等2026年6月①【教育の現状レポート】
お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。
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私は、以前から記事にしていますように、「福島県で生まれ育ち、現在も開業社労士として福島県(と宮城県)を中心に仕事をしている」人間です。
また、社会人となってからは「学習塾の塾長」や「プロ家庭教師」で生計を立てていた時期もありまして、現在も「学習塾の顧問先を持ち、不定期で講師をしている」ため、学校教育の重要性を感じることが多いです。
ですので、「福島県の公立学校の良い取組み・新しい取組み」を、以下のように記事にまとめて(勝手に)応援しています。
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そんな勝手活動も2026年6月で約三年間継続したことになるのですが、継続は力なりと言いますか、ありがたいことに、最近、福島県以外の学校の方々からもフォローされるようになってきました。
それ自体大変ありがたいことなのですが、フォローされっぱなし、というのも何か悪いような気がしてきましたので、不定期ではありますが、福島県外の高校につきましても、良い取り組み・気になる取り組みについてまとめたものを記事にしたいと思います。
普段、福島県の学校の取組みについて読んで頂いている方に、福島県だけでなく日本各地で学校教育の変革が進んでいる、ということをお届けできればと思います。
そして、上記記事などから、日本各地の方に現在の福島県の教育について知って頂くきっかけになることが出来ればさらに嬉しいです。
※今回は『 2026年06月25日まで 』の記事まとめです。
同じ要旨で同時期にまとめた記事が以下になります。
全国の様々な高校の魅力的な取り組みが掲載されていますので、お時間ありましたら、こちらも是非ご覧ください。
※私が「事務所/各地のカフェ/宿泊先のビジネスホテル」など、様々なところでnoteにアクセスしているからか、各学校さんへのフォローが外れている?ことがあるようです… 気づくたびにフォローし直しなどしておりますが、色々お騒がせして申し訳ございません。
また、このような「記事の転載」がご迷惑な学校さんはご一報ください。
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『1』おいしい探究、はじめましたということで、二年次が「地域の食材」と向き合う調理と開発の記録(北海道音更高等学校)
我らが音更高校のとある日の午後。
それは、探究が加速する時間。
昨日の記事とは、また別口の探究活動。
調理室から探究をお届け。
二年次の総合的な探究の時間による、本気の調理試作がスタート。
今回、音高生が挑戦しているのは、我らが十勝・音更の豊かな地域の食材を使った、商品開発。
これまではイラストを描いたり、素材の組み合わせを話し合ったり。
頭の中で膨らませてきたイメージ。
それを具現化するフェーズへ。
「地元の野菜をもっと引き立てるには、どう切ればいい?」
「味は美味しいけれど、商品として並んだときに見栄えがするかな?」
実際に包丁を握り、火を通すことで初めて見えてくる理想と現実の壁。
音高生は「おいしい!」の一言を目指して、何度もレシピを調整。
楽しそうに、そして真剣な眼差しで手を動かしていくのでありんすよ。
地域への愛が、美味しいカタチに変わる瞬間。
ということで、まいど。
駒場にポツンと一校――。
音更高校のお時間ですぜ。
二年次の探究奮闘記
とでも言ってみようかしら。
現場に足を運ぶことはできず・・・。
次は、実際に見に行って、食べさせてもらおうかしら。
・・・なんちって。
おとリスナーのよだれが止まらないものを。
ステキな商品の開発を。
期待してやまないのである。
頼むで、二年次。
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頭の中・空想のイメージから実際の調理へ。
試行錯誤を重ねることで、
どのような商品になるのかとても楽しみです。
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『2』【びふか学】松山湿原木道補修の活動に向けた事前学習を行いました(北海道美深高等学校)
松山湿原の木道補修活動を前に、昨日本校1年生が事前学習に取り組みました。講師として、美深町観光協会の小栗様、上川総合振興局林務課の林様にお越しいただき、松山湿原の自然的価値や木道整備の意義について説明していただきました。
生徒たちは、松山湿原が多くの方々の努力によって守られていることや、木道が貴重な自然環境を保全するために重要な役割を果たしていることを学びました。
また、今回の活動が単なる作業ではなく、地域の自然を未来へ引き継ぐための取組であることについても理解を深めることができました。
本日は、いよいよ現地での木道補修の活動です。
事前学習で学んだことを生かしながら、美深町の貴重な自然を守る一員として、一人ひとりが主体的に活動してくれることを期待しています。
本日の活動を通して、生徒たちが松山湿原の魅力だけでなく、「地域を守ることの大切さ」にも気付いてくれたらうれしく思います。
御指導いただきました美深町観光協会の小栗様、上川総合振興局林様に心より感謝申し上げます。
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福島県にも「尾瀬沼」がありますが、
湿原は自然と生物を育む重要な地域です。
学生にも重要性を知って欲しいです。
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『3』やませ襲来(岩手県立高田高等学校)
毎年の6月~8月頃にかけて、北海道、東北、関東などの太平洋沿岸には、北東の冷たい海風が吹きます。
この冷たい海風のことを「やませ」といいます。「山背」と書くこともあります。
日本の北の海上に冷たいオホーツク海高気圧が居座ると、そこから風が吹き出してくると考えられてきましたが、これだけでは、「なぜ西に向かって吹くのか」が分かりませんでした。
最近の研究により、黒潮と親潮の境目にできる西向きの風がぶつかることで、高度1㎞より低い部分の風向きが、日本列島の方向に曲げられて、これが「やませ」という冷たい海風の正体であることが判明したのだそうです。
「やませ」って何?と思いますよね。冷蔵庫を開けた時に庫内から出てくる冷風っていう感じです。
この「やませ」が強いと冷害がやってきます。
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学生時代の社会で「やませ」という用語と「冷害」との関係性は学びましたが、最近の研究で「吹く理由」が分かったのは驚きです。
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『4』和歌山県立串本古座高等学校だけの【学校設定教科:地域】における「地域探究」の授業から(和歌山県立串本古座高等学校)
学校設定教科「地域」とは
串本古座高等学校では、学校設定教科「地域」を設置し、地域を題材にした探究的な学びを進めています。
1年次の「地域探究」では、地域社会の魅力や課題について学びながら、自ら問いを立て、調査やフィールドワークを通して解決策を考える力を育成します。今年度も地域探究の授業では、地域で活躍する大人の方々から直接お話を伺い、地域の現状や課題について理解を深めることを目的として、「地域課題を探る」と題した特別講義を実施しました。今回は4名の講師の先生方をお招きし、それぞれの立場から地域への思いや課題意識、そして挑戦について語っていただきました。
地域課題を探る特別講義
行政、漁業・観光、農業、スポーツという異なる分野で活躍されている4名の講師の先生方。
それぞれの講話には、地域で暮らし、働き、挑戦するからこそ見える課題や可能性が詰まっていました。
生徒たちは熱心にメモを取りながら、自分たちがこれから取り組む探究活動のヒントを探していました。
串本町役場・坂本様のお話
一人目の講師は、串本町役場産業課の坂本様です。
坂本様は高校卒業後、海外で生活された経験をお持ちで、その経験を通して身につけた英語力や国際的な視野が、現在の仕事にどのように生かされているのかをお話しくださいました。
現在は串本町のPR活動や観光客誘致、インバウンド向けの情報発信などに携わっており、海外で培った経験が地域の活性化につながっていることを具体的に紹介していただきました。
また、串本町が抱える人口減少や観光振興、地域の魅力発信といった課題についても触れられ、「地域にいながら世界とつながることができる」という視点を生徒たちに投げかけてくださいました。
遊漁船・魚屋を営む荒堀さんのお話
二人目は、地域で遊漁船業と魚屋を営む荒堀さんです。
お客様を船に乗せて大物を追いかける姿は、まさに「海の男」。
しかし、その一方で魚屋を経営しながら、魚をさばくサービスを始めるなど、新たなビジネスにも積極的に挑戦されています。
講話の中では、漁業を取り巻く環境の変化や地域産業の現状についてもお話しいただきました。
「ただ魚を獲るだけではなく、その価値をどのように届けるか。」
そんな視点から地域資源の活用について語ってくださり、生徒たちは地域の産業に新しい価値を生み出すことの大切さを学びました。
南紀南国園いちご倶楽部・鈴木さんのお話
三人目は、東京から串本町へ移住されたIターン農家の鈴木さんです。
現在は「南紀南国園いちご倶楽部」を経営され、いちご栽培に取り組まれています。
講話では、移住を決意した経緯や、農業を始めるまでの苦労、いちご農家としてのやりがいについてお話しいただきました。
天候や病害虫への対応など農業ならではの難しさがある一方で、お客様から「おいしかった」と言われた時の喜びや、自分が育てた作物を届けられることの魅力についても語ってくださいました。
また、移住者だからこそ感じる串本町の魅力についてもお話しいただき、生徒たちは普段当たり前に感じている地域の価値について改めて考える機会となりました。
アルテリーボ和歌山・小久保さんのお話
最後の講師は、和歌山市を拠点に活動するサッカークラブ「アルテリーボ和歌山」のキャプテンであり、本校卒業生でもある小久保さんです。
Jリーグ昇格を目指すチームの中心選手として活躍される小久保さんですが、高校時代は決して恵まれた環境ではありませんでした。
同じ学年のサッカー部員がおらず、一つ下の後輩も少人数であったため、十分な人数でチームを組むことができなかったそうです。
それでも「大学でサッカーを続ける」という目標を持ち続け、限られた環境の中で工夫しながら練習を重ねてきた経験を語ってくださいました。
そのお話からは、目標を持ち続けることの大切さや、困難な状況でも挑戦を続ける姿勢の重要性が伝わってきました。
また、スポーツを通して見えてくる紀南地域の課題についても触れられ、人口減少や競技人口の減少、地域スポーツの環境づくりなどについて考える機会をいただきました。
生徒たちが見つめた「地域の課題」
4名の講師の先生方は、それぞれ異なる立場から地域について語ってくださいました。しかし、その中には共通する問いがありました。
「地域の魅力をどう伝えるのか。」
「地域の産業をどう未来につなげるのか。」
「地域で挑戦するとはどういうことなのか。」
「自分たちにできることは何か。」
生徒たちは講師の先生方から投げかけられた問いに真摯に向き合いながら、自分自身がこれからどのような問いを立て、どのように探究活動を進めていくのかについて考える時間となりました。
地域探究は答えを教わる授業ではありません。
地域と向き合い、自ら問いを見つけ、その答えを探し続ける学びです。
今回の講義は、その第一歩となる大変貴重な機会となりました。
おわりに
今回お話しいただいた4名の講師の先生方は、それぞれ異なる分野で活躍されながらも、地域の未来を真剣に考え、挑戦を続けている方々でした。
生徒たちはその姿から多くの刺激を受け、自分たちの地域や将来について考えるきっかけを得ることができました。
これから地域探究では、生徒一人ひとりが地域課題に対する問いを立て、調査やフィールドワークを重ねながら探究活動を進めていきます。
今回の学びが、地域の未来を担う人材として成長する大きな一歩となることを期待しています。
お忙しい中、貴重なお話をしてくださった坂本様、荒堀さん、鈴木さん、小久保さん、本当にありがとうございました。
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様々な背景を持つ四名からの講義は、新しい発見があったのではないでしょうか。
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『5』1年生農業と環境 田植え、バケツ稲の生育調査(新潟県立長岡農業学校)
本校農業科の1年生を対象とした「農業と環境」の実習において、初夏の恒例行事である田植え実習を行いました!高校生活が始まって間もない1年生ですが、農業の基礎・基本を体得すべく、泥にまみれながらも真剣な表情で実習に励みました。
農業の原点である「手植え」の実習
現代の稲作は機械化が進んでいますが、本校では農業の原点と作物の基礎を理解するため、あえて1年生は伝統的な「手植え」での実習を行っています。
最初は泥に足を取られ、おぼつかない足取りだった生徒たちも、次第にコツを掴み、泥の感触を楽しみながら手際よく苗を植え付けていきました。
「等間隔に植える」「適切な深さで根を張らせる」という教科書通りの作業を実践することの難しさと重要性を、身をもって学びました。
↑40人が一列に並び、クラス一丸となり、先生方の笛の合図でタイミングよく苗をきれいに植え付けていきます。
終わる頃には、水田に美しく整然とした苗の列が広がり、生徒たちの顔には充実した達成感が溢れていました!
「バケツ稲」と生育調査
一人ひとりが個別に管理を行うことができる「バケツ稲」の定植実習も行い、生育調査も始動しました。
高校の農業教育における栽培は、単に「育てる」だけではなく、「科学的に分析する」ことが求められます。生徒たちは各自のバケツ稲を対象に、定期的な生育調査を行っていきます。
【主な調査・研究内容】
草丈(くさたけ)および茎数の測定:成長の推移をデータ化
葉色(SPAD値)の測定:栄養状態の科学的な診断
葉齢:イネの生育ステージの把握や栄養状態の確認
これらデータを実習手帳やプリントに蓄積し、イネの整理生態を学びます。そして、秋の収穫期には「収量調査」や「品質評価」へと繋がる貴重な研究データとなります。
また、秋の収穫まで各自で責任をもって水管理を行い、収穫調査まで栽培します。この授業を通じて、責任感とクラスメイトと協力する力を学んでいきます。
この生育調査は、一見簡単そうですが、イネが大きくなると大変複雑になります。そこで3年生の登場です。3年生は自分たちの研究水田で生育調査を行ってます。3年生たちは1年生にわかりやすく指導していました。1年生たちは真剣にメモを取り、先輩方の説明を聞いていました。
今回の実習は、単なる栽培技術の習得に留まらず、先輩が後輩を思いやり、後輩が先輩を敬うという互いの学びの場となりました!
後日のレポートには、「3年生の先輩方が優しく丁寧に教えてくれたおかげで理解が深まった!」という声が多くあり、3年生全員の成長がとても頼もしく感じました。
1年生はこれから毎日、自分たちのバケツ稲と向き合い、データを積み重ねながら「農業科学の探究者」として成長していく姿が楽しみです♪
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調査と研究により、日本人の主食である「米」についての知見を深めていってほしいです。
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『6』生徒との対話~第2回学校運営協議会~【杜陵高・奥州校】(岩手県立杜陵高等学校)
令和8年2月5日(木)に第2回学校運営協議会が開催されました。
当日は会の中で、ワールドカフェ形式で生徒と委員の意見交換会を開催しました。
「ワールドカフェ」とは少人数に分かれたテーブルで自由に対話し、他のテーブルとメンバーを交替して対話を続ける手法です。決まった結論を出したり課題を解決したりする目的ではなく、参加者全員が意見を交わして、お互いの理解を深め、新たな気付きを得ることを目的とするものです。
1月8日に杜陵高校の本校(盛岡)で開催された「オール杜陵高校生徒交流会」でも、このワールドカフェを実施しています。
当日は奥州校通信制の生徒5名が参加してくれました。
「地域と奥州校が共に歩むためには」をテーマに、活発な意見が交わされました。委員からは「高校生の積極的な姿勢に感動した」というお言葉をいただきました。
その後の学校運営協議会では、委員の皆さんから貴重なご意見を沢山頂戴いたしました。いただいたご意見を、今後の学校運営に活かしてまいりたいと思います。お忙しい中お集まりいただいた委員の皆さん、ありがとうございました。
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「決まった結論を出したり課題を解決したりする目的ではない」という交流も必要です。
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