【福島県/県立中学校・高等学校等】2026年6月(2)【教育の現状レポート】
お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。
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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。
このプラットフォームには、福島県の教育に携わる方々にとって、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています。
しかし、毎日多くの記事が発信されていることで、良記事・大変役立つ・必要な記事が目に付かずに埋没してしまうことは大変残念に思います。
私も福島県の学生教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、良記事を定期的に取り上げることが出来ればと思い、上記プラットフォームに掲載された各学校等の現状についてのまとめ記事を発信していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
※今回は『 2026年06月09日まで 』の記事まとめです。
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『1』【2026年5月号 ふくしま 学びのスクエア①】県内4校目のSSH校に指定 令和9年度から、東北初「普通科・学際領域(仮称)」へ学科改編/福島県立会津高等学校(県教育委員会)
「思考のOS」をアップデートし、学びのスピードを劇的に変える
令和8年度にSSH指定を受けた会津高校。
令和9年度からは、「普通科・学際領域(仮称)」になります。私たちが掲げるのは、学びのスピードを劇的に変える「思考のOS」のアップデートです 。
日常の具体例から本質を見抜く「具体と抽象の往還」という最強の思考武器を磨き、未知の課題を解決する力を養います。さらに生成AIパイロット校としての研究を生かし、生成AIを思考の「深化」に活用する最先端の教育も展開します。
具体と抽象を往還(行き来)する力
勉強がスイスイ進む人、音楽や芸術分野で圧倒的なセンスを持つ人、「0から1」を創り出す創造力のある人。 彼らに共通する「秘密」とは何でしょう?
それは、「具体と抽象を往還(行き来)する力」です。
私たちは無意識に「抽象化」している
実は私たちは、日常の中で無意識にこの「往還」を行っています。例えば、こんな会話を想像してみてください。
「〇〇さんって料理上手だよね」「△△さんもうまいよ!」「そういえば、二人とも□□料理教室に通ってるんだって」「へぇー!じゃあ私もそこに行けば、料理が上手になれるかも!」
ここで何が起きたか整理してみましょう。
まず「〇〇さんと△△さんは料理が上手で、共通して□□教室に通っている」という「具体」の情報から、「□□教室に通うと料理が上手になる」という共通の法則を抜き出しました。
これを「抽象化(帰納)」と言います。
次に、「じゃあ私も通えば上手くなるはず」と、その法則を自分という「具体」に当てはめました。これを「演繹(えんえき)」と言います。
このように、私たちは意識せずとも具体と抽象を行き来して生きているのです。
「不便」がなくなると、失われる能力がある?
ところで、皆さんは友達や親の電話番号を覚えていますか?
最近の生徒に聞くと「親の番号すら覚えていない」という人が少なくありません。一昔前なら考えられないことですが、なぜでしょう?
答えは簡単。「覚える必要がないから」です。携帯電話に保存すれば、100件でも200件でも機械が代行してくれます。
同じように、地図アプリの普及で「一度行った場所を覚えられない」という人も増えています。スマホのナビがどこへでも連れて行ってくれるので、道順を記憶する必要がなくなったのです。
お気づきでしょうか。この2つの事象には「共通点」があります。
それは「科学技術の発達によって能力が肩代わりされると、人間はその能力を失う」という法則です。
漢字は読めるけれど書けない。赤ん坊の頃は認識できていた「R」と「L」の発音の差が、中学生になる頃には区別できなくなる(日本語を話す上で必要ないため)。
これらもすべて、根っこは同じ話です。
共通点が見えると、世界はシンプルになる
料理上手な友人の話も、電話番号の話も、英語の発音の話も。 一見バラバラに見える出来事の中に「共通点(本質)」を見抜けるようになると、世の中のあらゆる事象が繋がって見えてきます。
これは学習においても同じです。
入試問題も、何百問と闇雲に解く必要はありません。問題の中に潜む「本質」さえ理解すれば、応用が効くようになります。
芸術も、スポーツも、探究も。「具体と抽象の往還」が得意になると、あらゆる分野での学習スピードが飛躍的に向上します。
会津高校で「思考のOS」を築く
会津高校では、この力を徹底的に鍛えます。
そして、その土台(思考のOS)の上に、自分の興味がある分野の「課題研究」を積み上げます。
課題研究とは、結果や経験という「具体」から原因を探る作業であり、見つけた原因(抽象)を解決するために、具体的な手段を考える活動です。まさに、課題研究は「具体と抽象の往還」そのものなのです。
この仕組みを「知っている」か「知らない」かでは、学びの深さに雲泥の差が出ます。
生成AIは「答え」を出す道具ではない。思考を「深化」させるメスである
会津高校は、令和7年度、文部科学省の「生成AIパイロット校」として、最先端の活用研究を進めてきました。
「AIを使うと、考える力が育たないのでは?」という心配の声も耳にします。しかし、それは使い方の問題です。 刃物は凶器にもなれば、命を救うメスにもなります。 AIも同じです。
私たちが目指すのは、AIに答えを書かせることではありません。
「その結論に、別の可能性はないかな?」「なぜそう思うの?」、 AIとの絶え間ない「対話」を通じて、生徒自身の思考を限界まで引き出し、深化させるためのツール。それが会津高校のAI活用術です。
個々の生徒の興味やレベルに合わせた「自分専用のソクラテス(対話者)」を持つ。そんな個別最適化された学びが、会津高校にはあります。
こんな学びにワクワクしませんか?
今年度からは、中学生向けの講座もスタートします。新しい会津高校の教育に触れてみたい方は、ぜひ下のパンフレットの二次元バーコードから申し込んでみてください。
あなたの「思考のOS」、会津高校でアップデートしてみませんか。
最後に、
iPhoneを作り上げたスティーブ・ジョブズ氏の発言をプレゼント。
Simple can be harder than complex:You have to work hard to get your thinking clean to make it simple.
But it’s worth it in the end because once you get there, you can move mountains.
「シンプルであることは、複雑であることより難しい...」
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『「不便」がなくなると、失われる能力がある?』
面白いですね。確かに私も電話番号をしっかり覚えている顧問先はほぼ無いですね…
これからの会津高校が楽しみです。
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『2』【総合文化部茶華道班】華道の活動、再開!(県立只見高等学校)
只見高校総合文化部は、茶華道班とパソコン班に分かれて活動をしています。
そんな茶華道班ですが、さまざまな事情により、令和4年度からは茶道のみの活動となっていました。
しかし、令和8年度より華道の先生を新たにお迎えすることができ、
5月11日(月)に久々に華道の活動を再開することができました!
今回は初回ということもあり、「自由花」というスタイルで思い思いに生花を体験していました。
今回生けたのは、こちらの3種類。
顧問である私が特に印象的だったのは「一期一会」という言葉。
同じ種類のお花はたくさんあるかもしれないけど、
今回のお花と皆さんの出会いは、この一度きり。このお花とそのお花の出会いも、この一度きり。それぞれの出会いを大切にして欲しい、と。
生徒たちは、配られたお花をよく観察して、主役や脇役を考えたり、配置を工夫したりしながら、自由に生花を楽しんでいました。
それぞれの作品や込めた思いには、その人の性格や個性が表れるとのこと。実は、花器選びからもう個性が出ていたのも面白いです。
今回は、写真を取ったら片づけをして各自お花を持ち帰りましたが、
今後はそれを自宅で生けてみたり、片付けずに学校に飾ったりして、
生徒の作品をより多くの人に楽しんでもらえるようにしたいと思います。
このnoteもその一つになれば幸いです。
最後に、生徒たちの記念すべき第一作を掲載します。
誰がどんな思いで生けたのか、考えながらご覧くださいね!
写真も生徒自身が撮りましたので、その違いも楽しんでください。
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「自由に」作成すると、各生徒ごとに特長が出て面白いですよね。
生徒たちの作品を、元記事で是非ご確認ください。
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『3』2年次南会津学「南会津町中心市街地活性化」に関する講話を行いました(県立南会津高等学校)
4月30日(木)、南会津町商工観光課の星優南様にお越しいただき、現在町で取り組んでおられる「中心市街地活性化」の取り組みに関するお話を伺いました。課題を解決するために様々な取り組みを行っていることを知ることができ、非常に有意義な時間となりました。生徒からは「南会津町は課題が多いと分かっていたけど、その課題に向けて色々な取り組みをしていることが分かった」、「ずっと南会津町に住んでいたけど知らなかった場所もあったので、もっと町について知りたい」、「大人の視点では気づかないことを高校生の私たちの視点で考えてみたい」、「町のいろいろな場所に行ってみたくなった!」など沢山の感想が出ていました。今回の講話と次回「街歩きのコツ」に関する講話をもとに、5/21のフィールドワークに向けて準備をしていきます。
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未来について考える(探究活動を行う)前には、
まずは現状をしっかり理解・把握することが重要です。
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『4』自然科学部 たたら製鉄実施!(県立磐城高等学校)
磐城高校 自然科学部です。
5月9日(土)たたら製鉄にチャレンジしました。製鉄作業は三度目ですので生徒たちもだいぶ慣れて作業にあたれるかと思っていましたが、そう世の中は甘くはなく、校舎の大規模改修工事にともない、これまで使っていた場所が使えないという悲しい現実に直面しました。
今回はサッカー部やラグビー部、ソフトボール部にお願いし、西グラウンドで行うこととなり、資材の搬送など勝手が違ったこともあって、結果として、水の準備や資材の搬送などいつもより体力の消耗を強いられる作業となりました。
天候も、前日の夜間に雨が降ったり(温度上昇が大切なため、湿気は大敵)、火を入れようとしたら風が強く延焼が心配されたりなど、万全とはいえませんでした。しかし、消防署に許可を取り、回りにあらかじめ散水するなどして防火に配慮しながら実施しました。また、当日来てくださった先生方や、株式会社クラタ耐火物様などなどからお手伝いをいただきまして、何とか無事に終わらせることができました。大変感謝いたします。取り組んでいる生徒たちも3年生、これから模擬テストなど大学進学に向けての準備が本格化するためこれで最後の作業になる予定です。
まずは、炉の組み立て作業。今回は、株式会社クラタ耐火物 様 から頂いたレンガを使用しました。
たたら製鉄は本来、たたらを動かして炉に送風しますが、今回はブロアーで代用しました。
ペール缶をのせて、高く積み上げました。炭を入れていよいよ火をつけます。
燃えている様子です。
6時間ちかく、火を燃やしつづけ15時00分ごろ終了。しかしそこからさらに炭があらかた燃え尽きるのを待ち、結局1時間以上かけて炉が落ち着くまで待ちます。そして熱く真っ黒な炉内の物体を、バールやスコップなどでくずし、やけどしないよう水で冷やしながら注意して探ります。出てきた物体はこちら。
鉄 と のろ (二酸化ケイ素がカルシウム成分とあわさったもの)が混ざったものです。ここから鉄をより分けますが、本日の作業はここまで。結果は、、、文化祭をお待ちいただければと思います。ご覧いただきましてありがとうございました。
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「たたら製鉄」というと、某ジブリ映画を思い出します。
どのような結果になるのか楽しみです。
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『5』会津西陵高校の総合的な探究の時間 1年フィールドワークガイダンス(県立会津西陵高等学校)
5月14日 総合的な探究の時間で1年生フィールドワークガイダンスを実施しました。
講師は会津大学短期大学部産業情報学科教授の髙橋延昌先生です。
探究のコツを教えていただきました。
まず、「視点を変えてみる」こと。
同じように、物事の見方も先入観や「常識」が邪魔をして、本質を知ることができないことがあります。
そんな時は「視点を変える」ことが有効です。
次に「調査の楽しさ」を知ること
一見、都会の方が豊かなように思えるけれど・・・
「豊かさ」は一方向からの指標では測りきることができないことがわかります。
視点を変えて調査するといろいろなことが見えてきます。
もう一つのコツ、「実践の楽しさ」を知ること。
「案ずるより産むが易し」です。実際に取り組むことで新しい発見もあり、さらに探究が深まります。
1年生では来月「町あるき」フィールドワークが予定されています。
楽しさを学びながら地域探究を進めていきます。
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「視点を変えてみる」|「調査の楽しさ」を知る|「実践の楽しさ」を知る
全てが探究活動の基礎となることです。
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『6』【高文連】教職員の学びの場!高文連総会・研究協議会(県立安積黎明高等学校)
5月14日(木)に郡山市労働福祉会館において、安積黎明高校が事務局を務める福島県高等学校文化連盟の総会・研究協議会を開催しました。本連盟は、高校生の文化活動の発展・向上を目的とする組織で、この日は各学校の文化活動に関わる教職員約100人が集まりました。功労者等の表彰と総会の後、今年から研修事業として研究協議会を行い、優秀指導者などの方々から実践発表等をいただき、大変充実した学びの場となりました。引き続き、本連連盟では高校生の文化芸術活動をしっかり支えてまいります。
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学生の活動を支えるためには、しっかりとした大人の組織が必要です。
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『7』笑顔と熱気があふれた!各工業科「合同ホームルーム」レポート(県立郡山北工業高等学校)
4月23日(木)、本校の特色でもある各工業科ごとの合同ホームルームが開催されました! 新入生にとっては、同じ志を持つ「科の先輩」たちと初めて対面するドキドキの時間。各科、工夫を凝らしたレクリエーションで、学年の垣根を超えた熱い交流が繰り広げられました。
🏀 機械科:下剋上発生!?パワーとテクニックの祭典
第1体育館に集結した機械科は、先生方の紹介で和んだ後、いきなりヒートアップ! 「クラス対抗フリースロー対決」では、並み居る先輩方を抑えて1年2組が優勝という波乱の展開に。続く「綱引き対決」でも、1年1組が堂々の1位を勝ち取りました! まさかの新入生無双に、先輩たちからは「おぉ〜!」という驚きと称賛の拍手が。機械科らしい、エネルギッシュな幕開けとなりました。
🎤 電気科・電子科:まずは顔見せ!個性派ぞろいの自己紹介
電気科と電子科は、これからの絆を深めるための「コミュニケーション」に重点を置きました。
電気科:先生方のユーモアあふれる紹介に続き、1年生は先輩たちの前で緊張の自己紹介。
電子科:新入生歓迎会の後、クイズ大会で大盛り上がり!一人ひとりの自己紹介では、意外な特技や趣味が飛び出し、笑い声が絶えない時間となりました。
🌳 情報技術科:青空の下でミッション遂行!
情報技術科は教室を飛び出し、近くの公園へ。 澄み渡る空の下、学科全体で「宝探しレクリエーション」を行いました。スマホやPCを扱う科だからこそ、たまには全力で体を動かすのがIT流!お宝を見つけるべく、チームワークが光っていました。
⚔️ 建築科:真剣勝負!目隠しチャンバラ&ビンゴ
建築科は、挨拶と自己紹介で親睦を深めた後、バラエティ豊かな企画で勝負! 定番のビンゴ大会はもちろん、特に盛り上がったのが「目隠しチャンバラ」。周りのアドバイスを頼りに竹刀を振る姿に、会場は爆笑と応援の渦に包まれました。
🏐 化学工学科:白熱!コート上の化学反応
化学工学科は、自己紹介と先生紹介で打ち解けた後、ドッジボール大会を敢行! 鋭いボールが飛び交う中、先輩・後輩が一緒になってコートを駆け回り、まさに「化学反応」のような一体感が生まれていました。
【結びに】 どの学科も、工業高校ならではの「縦のつながり」がグッと深まった一日となりました。 最初は緊張していた1年生も、終わる頃には先輩たちと笑顔で話す姿が見られ、これからの実習や学校生活がさらに楽しみになったようです。先輩方、これからよろしくお願いします!
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以前、下記の記事などで郡山北工業の研究発表についてご紹介しましたが、
ホームルームでも、各学科の特徴が出て面白いですね!
☆前回のまとめ記事等☆
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