【学校教育】デジタル導入の「教育先進国」で成績低下や心身の不調が顕在化…」【DX化/子どもの成長】
デジタルを積極導入した海外の「教育先進国」で、子どもの学力低下や心身の不調が顕在化し、見直しの動きが相次ぐ。
というニュースを読みました。
ーー
北欧フィンランドは、教育現場へのデジタル導入が1990年代という早い時期から進められてきた。
そして、2000年に始まった国際学習到達度調査(PISA)で、フィンランドの子どもの読解力は世界一であり、数学的応用力・科学的応用力もかなりの高水準だったが、
2022年には、3分野の順位が14位、20位、9位に落ちた。
ということらしいです。
ー
おそらく、あまり国際教育について詳しくない方だとしても、フィンランドの学力が高く、DX化はかなり進んでいる、ということを知っている方は多いと思います。
そのトップの国で大きな問題が顕著化している、ということは日本にとって大きな学びになると思います。
最近、フィンランドでは「子どもの集中力が低下し、短気になる」といったことが問題化しています。
それが、デジタルに偏った教育が問題点なのかどうかを検証しています。
また、2022年に3分野とも1位のシンガポールは、小学生にはデジタル端末を配らないことを2023年に決定しました。
これは、心身が未発達の子どもにデジタル教材・授業での悪影響が及ぶことを懸念したためです。
ー
現在の日本では、子どものスマホの使用を制限・スマホの正しい使用方法を広める、ということが広がっています。
スマホの使い過ぎ・使い方による悪影響が顕在化しているからです。
それなのに、子どもが多くの時間取り組むことになる授業・学習分野で、デジタル化を推進し過ぎることは、間違っているのではないでしょうか。
極端な施策は、教育だけでなく・どんな分野においても副作用が激しいことがほとんどですので、教育のDX化(特に子どもに直接的に影響を与える場面)については、推進だけでなく、今までの施策の評価を行い・これからの進め方について修正することが必要になります。
ー
個人的な意見としては、「○○のDX化」ということについては、まずはそれを担当する人間(=教員)の育成が重要だと思っています。
そして、私の本業のほうで助成金等を行っているのですが、
厚生労働省は、リスキリング(人の能力向上など)に助成金を出し、
文部科学省は、先生ではなくデジタル教材にお金を出す。
考え方がチグハグですよね。
まあ、「デジタル化する!と言えば予算が多く配分される」といった、大人の事情の問題なのでしょうが…
「人の問題」「教材・資料の問題」「子どもの発達・発育の問題」など、同じ分野においてのトップの考え方は、省庁に関係なく同じ方向を向いて欲しいものです。
☆他の教育関連記事☆
今回の画像は【yas|コトバシフト】さんからお借りしました。ありがとうございます。
いいなと思ったら応援しよう!
記事を読んで頂いた方に、何かしらのプラスを届けたいと考えています。