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【福島県/県立中学校・高等学校等】2026年2月【教育の現状レポート】


お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。


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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。



このプラットフォームには、福島県の教育に携わる方々にとって、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています

しかし、毎日多くの記事が発信されていることで、良記事・大変役立つ・必要な記事が目に付かずに埋没してしまうことは大変残念に思います。

私も福島県の学生教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、良記事を定期的に取り上げることが出来ればと思い、上記プラットフォームに掲載された各学校等の現状についてのまとめ記事を発信していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

※今回は『 2026年02月03日まで 』の記事まとめです。



『1』令和7年度「教育フォーラム」を開催しました。(県教育委員会)



 令和7年12月25日(木)、福島県庁にて、「教育フォーラム」を開催しました。今年のテーマは「シン・キャリア教育~インタビューで見つける自分のキャリア~」。福島イノベーション・コースト構想推進機構様のご協力のもと、本県に拠点を置くイノベーション企業の取り組みについて学び、インタビューを通じて参加者の皆様にキャリア教育を体験していただきました。

登壇企業
・株式会社リビングロボット 様
・會澤高圧コンクリート株式会社 様

コーディネーター
・株式会社ビズリーチ 様

教育長挨拶

 はじめに鈴木竜次教育長より、「『生き方』や『社会とのつながり』を考えるキャリア教育を皆様と体験し、新たな学びの充実について理解を深めていきたい」と、本フォーラムの目的・趣旨について説明と挨拶がありました。

キャリア教育の概要

 教育総務課 柾⽊渉課⻑より、キャリア教育は福島県の育成したい⼈間像「急激な社会の変化の中で、⾃分の⼈⽣を切り拓くたくましさを持ち、多様な個性をいかし、対話と協働を通して、社会や地域を創造することができる⼈」に通じるものがあること、キャリア教育では、以下のような資質・能力の向上を目指していることについて説明がありました。

FACT BOOK

 今回、株式会社ビズリーチ様に全体のコーディネートを依頼しました。
 株式会社ビズリーチ様は「みらい投資プロジェクト」として、中高生向けキャリア教育支援ツール「みらいDESIGN Kit」を学校関係者向けに無償提供しています。 
 その一部であるFACT BOOKは「世の中」「仕事」「キャリア」に関する統計や調査などをまとめたもので、未来に関する仮説を立てるうえで基礎となるデータ集です。 
 たとえば、1900年から1913年の間に、馬車から自動車ばかりの風景へと一変したニューヨーク5番街の様子や2010年から2020年で大きく増えたスマホの保有率のデータなどをもとに、10年で世の中は大きく変化することが伝えられました。 
 2026年からの10年はどのように変化するのでしょう。

株式会社リビングロボット様

 人々の日常に寄り添い、人々を笑顔にできるようなロボットをつくるという思いのもと「あるくメカトロウィーゴ」を開発し、現在では、参加者がロボットを動かす体験を通じて、プログラミングの面白さを伝える活動などをされています。
 もともとはスマホを作っている会社だったそうです。そこで、スマホサイズのロボットを開発することを思いつき、そこからさまざまなロボット開発が始まりました。漫才コンクールのM-1グランプリで2回戦に進出したことがあるほどのコミカルな動きをする「あるくメカトロウィーゴ」のキュートさに会場では歓声が上がりました。

會澤高圧コンクリート株式会社様

 「未来は開発できる」。蓄電できるコンクリート、自己修復できるコンクリートなど、新技術開発に取り組まれている会社です。様々な発想の芽を形にしていく姿勢や、「キャリア」の捉え方(目標達成まで、どう取り組み、続けてきたか、また、うまくいかなかった経験から学ぶ)などについてお伺いしました。
 つまずきも、今⽇の経験もすべてがキャリア、との話に参加者は引き込まれました。

グループワーク

 FACT BOOK、イノベーション企業の2社の話を聞いて、いよいよ自分たちのこれからについて考えるグループワークが開始されます。ビズリーチ様に作成いただいた書き込み式のワークブックをもとに大人と子どもが一緒になって自分たちの意見を述べ合いました。

発表

 グループワークを通して「これから先、変わり続ける世の中で働くために何を学び続けるか」「それはどうしてなのか」について発表しました。

講評

 今回の教育フォーラムについて、各教育委員の⽅と教育⻑からご講評をいただきました。
 教育委員の方々からは、「⼩学⽣、中学⽣からすれば、様々な職種があり、仕事をこうした中で知っていくということは、⾮常にこれから重要である」「不確実性の⾼い社会において、とにかく⾃分で経験することが重要」「企業の皆様の発表を聞き、改めて失敗の大切さを実感した」などの感想をいただき、教育⻑からは「激しく変わりゆく変化の中で、これから先どう学び続けていくべきか、皆様お⼀⼈おひとりが、それぞれの視点で多くの気づきを得られたのではないでしょうか」と会を締めくくりました。

 学校教育において行われる「キャリア教育」をとおして、子どもたち自身が、

・何を大切にしていきたいか
・どんなことを学んでいきたいか
・どんな力を身に付けていきたいか

を考え、自分の人生を切り拓くたくましさを育む機会につながるよう、引き続き、学びの変革を進めてまいります。

 ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

 リビング新聞社の特派員の方にもご参加いただき、ブログに掲載していただきました。


学習からは少し離れてしまいますが、「キャリア教育」には、学生たちに良い影響を与える大きな可能性があると思います。

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『2』『高校生連携POPポスター作成プロジェクト』展示・販売会(イノベの教育)



開発した商品や農作物をより多くの人に注目させ、販売促進できるようなポスターを作成することを目的に講師よりCanvaの使い方やデザインについて講義を受けました。
参加校は、福島商業高校、小名浜海星高校、福島明成高校、岩瀬農業高校、川俣高校、福島北高校、相馬農業高校7校、50名。
11月12日(水)は成果として作成したポスターの題材となった商品等の販売会をコラッセふくしま3F企画展示室にて行いました。

参加生徒からは「ポスターデザインの学びが初めてだったので有意義な時間でした」「Canvaについてより詳しく学びたいので次年度も是非参加したいです」との感想がありました。

また来場者された方から「売り切れ商品がいくつかあり購入出来ず残念でした」とのお話もあり、次の機会にはより多くの商品を販売できるよう工夫したいと思います。


商品販売に密接につながるPOPの作成学習も良い取組だと思います。

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『3』私のイラストが立体に!そして動き出した!〜DXハイスクール(美術編)〜(県立郡山高等学校)



本校は、文部科学省が2024年度から始めた「高等学校DX加速化推進事業」通称DXハイスクールです。

先日は、英語における取り組みをご紹介しました。DXというと情報の授業かな?と思われますが、英語の授業でも、今回ご紹介する美術でも先進的な取り組みをしています。

美術Ⅱので行いました。

①手書きでイラスト
生徒は、手書きで人物のデザインをします。アニメ調のものもあれば、リアルな人物像もあります。それは生徒次第。

②コンピュータ処理をして3Dデータに!
その後、そのイラストをもとに、コンピュータ処理を行い3Dにします。

③3Dプリンタで作品制作
その3Dデータを3Dプリンタを使い現実世界に!

④着色!

簡単にご紹介したこの流れ、ここにはさらなる応用要素がたくさんあります。美術では、本校独自のサーバーを用い、自由自在に3Dの映像を作ったり、画像を作ったり、さらには、AIの郡山高校生を作ったりとDXハイスクール独自の取り組みを行うことができます。

⭐️🤩⭐️おまけ!3Dプリンタでできたものを生成AIでさらに加工するといきいきと動き出します!


DXを使いこなすと可能性が広がりますね!

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『4』【茶道部】学期末茶会でお点前披露(県立会津西陵高等学校)



12月22日の終業日の放課後、茶道部恒例のお茶会が催されました。

多くの先生方が招待され、お茶が振舞われました。

まずは茶菓子をいただきます。

地元の小林開花堂さんのお茶菓子(あいづじげん)

季節柄、サンタとトナカイバージョンもありました。

お茶を点てる姿もなかなか堂に入っています。  

「結構なお点前で」

ごちそうさまでした。


私の母親も茶道の先生をしているのですが、茶道は良い効能をもたらすと思います。

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『5』「遠野和紙」継承活動、第4弾!【いわき湯本】(県立いわき湯本高等学校)



12月23日(火)、本校3年生(希望者)は遠野和紙工房「学舎」を訪れ、遠野和紙の紙漉き体験を行いました。

はじめに、地域おこし協力隊の方からレクチャーを受けました。

テレビ局の取材もありました。少々緊張気味?

いざ挑戦!

上手にできました!この後、自分で作った遠野和紙が自分の卒業証書になります。

表面に付着したごみはピンセットで取り除きます。結構大変そうですね…

ひとり2~3枚程度作るので、だんだん上達してきました!

遠野和紙保存会スタッフの方々にも大変お世話になりました。

皆さんとても上手にできました!

お礼の言葉

最後に記念撮影📸

6月に本校の花壇に種を植え、猛暑の間も定期的に手入れを行い、12月に収穫した楮(こうぞ)とトロロアオイが、本日の紙漉き体験に使用されました。今後もこうした伝統を大切に受け継いでいきたいと思います。

本校ホームページにも関連した記事が掲載されています。こちらからご覧になってください。


こういった伝統は将来的に続けて欲しいです。

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『6』「教室の外」で得られたこと。(県立猪苗代高等学校)



会津磐梯山を背景に、猪苗代湖をめざした白鳥が横一列になって飛んでいきます。

今シーズンに入ってから何度目の雪が降ったでしょうか。


それでも猪苗代の空は、信じられないくらいに「澄んだ青」を見せてくれることがあります。

11月1日。
昨年に引き続いての『学びの収穫祭』が無事に開催されました。
地域内外、県内外を問わず、
本当にたくさんの皆さまに来場いただき よい一年になったなあと感じています。

たくさんの来場者の皆さまの中に、
少しお話をよろしいでしょうかと声をかけてくださった女性

今回の記事は、そんな小さなやりとりの中からはじまった「かけがえのない時間」についてのお話です。
「かけがえのない時間」は、思いもよらないクリスマスプレゼントも届けてくれました。



学びが深まる場所は「教室の中だけとは限りません。


年始も過ぎ、仕事始めの慌ただしい最中かと思います。
なにかの合間、ぜひのんびりとお付き合いください。

※お時間がない場合、「目次」最後の【お知らせ】だけでもご覧いただけましたら幸いです。


「軽トラ市」という文化を復活させたい。


福島大学地域未来デザインセンター。

ホームページをのぞいてみると、

地域課題の問いから、新しいコミュニティづくりの視野・政策的視野・ビジネス創出の視野・国際的視野を拓く

(『福島大学地域未来デザインセンター』ホームページ)

とあります。

「地域未来デザインセンター」主催、「地域課題自分ゴト化プログラム」。
今年で3年目を迎える教育プログラムです。

縁あって、開催2年目より参加させていただいている猪苗代高校。
今年度も、
2年生女子4名が「猪苗代高校チーム」として活動を進めてきました。

彼女たちが地域課題として設定した取り組み。
大好きな猪苗代を今よりもっと元気にしたい」。

そこで着目したのが「軽トラ市」でした。

軽トラ市とは・・・? 「軽トラの展示会のこと?」とお思いの方もたくさんいらっしゃると思いますが・・・。 店舗に見立てた“軽トラ”に、農産物 や工芸品などの町内で生産・加工された産品のPRや販売を行うものです。 岩手県雫石町や宮崎県川南町などでは数年前からこの取り組みを始め、まちなかのにぎわいを演出しています。 ふくしまでも「軽トラ市」を取り入れ、にぎわい創出や、たくさんの人との交流を深めている地域があります。 ふくしまの逸品(逸人!?)を見つけに「軽トラ市」へ出掛けてみませんか?

(「軽トラ市とは・・・?」福島県ホームページ)

「『地域課題』が本当に地域の課題であるか?」という問題。


昨年度。

「社会課題『自分ゴト化』プログラム2024」の中で、「ロスフードの活用」をテーマとして取り上げた生徒たち。

町内の農家さんや飲食店に足を運んでは、調査・探究を進めました。

そこで遭遇した思いもよらぬ「現実」。

実は、調査に協力いただいた地域の皆さま。
もうすでに、
ロスフードの活用という課題とは十分すぎるくらいに向き合っていらっしゃったのでした。


「他の材料と掛け合わせることで、『新たなメニュー作り』につながっています。とくに現状での問題はありません」

「ペーストにすることで廃棄の必要もなくなり、ロスフードも大きく減少させることができたね」

「家畜の飼料にしています。うちでは、ずっとそうです」


よく考えれば、当たり前のことではありました。

それぞれの分野のプロの皆さまです。
高校生が一朝一夕で思いつくような「課題」など、とうの昔に対応済みなのでした。

もちろん、
「高校生ならではの視点」で活動を進めることにも意義はあるのでしょう。

けれど、去年のそのタイミングにおいては、
「なんだか、よく調べてみたら『社会課題とまで評価するべき問題ではなかったです」
と中間報告をしてくれた「生徒たちの考え」を大切にしてあげたいと思いました。

「『ロスフードの活用』! これは良いテーマを見つけたね!」
と、少し勇み足気味だった私たちにとって、
「ちょっとした教訓」となる出来事となりました。

「きっとそうであろう」のイメージだけで探究活動を進めるのではなく、
さまざまな側面から課題をとらえる

そのスタンスが当たり前なものになれば、
きっとこの先の「それらの活動」には、今まで以上の厚みが備わるような気がします。

生徒も大人たちも、大いに勉強になりました。


そして、今年度の『自分ゴト化』はどうだったのか。


2年生、女子4名。

地域を元気にするため自分たちの力で軽トラ市を企画・運営したいです!」

とても意義のありそうな取り組みですよね。
町の人たちも喜んでくれそうな――、
そんな予感もします。

12月6日(土)。
当日は、未明からの大寒波の影響で出店エリアを校舎内へと変更。

寒さで身体を壊してしまっては仕方がありませんから。
そこは、臨機応変にいきましょう。

実際に出店(しゅってん)くださった皆さまから、
来場下さったお客さままで、とても好意的な感想が多かったように感じます。


「週に一回、月に一回とまでは言わないけれど、
学校がベースとなって地域のいろんな生業(なりわい)』の人たちが成果を持ち寄れる場所になってくれたらうれしい。ぜひまたやりましょう。」

地元の学校がこのような取り組みをしているのだという発信を私たちにもさせてほしいです。出店の様子を撮影していっても良いですか?」

「え? この商品は町の商店街でも買えるの? いや、知らなかった」


「嬉しいことば」をたくさんいただきました。
ありがとうございます。

とは言え、
やってみて「楽しかったー」だけで終わっては、「社会課題と向き合った」とまでは言えませんよね。

このイベントでの成果を携(たずさ)えて臨んだのが、
社会課題自分ゴト化プログラム2025成果発表会」。

12月末の福島市。
「コラッセふくしま」にて開催された報告会でした。


「社会課題『自分ゴト化』プログラム2025 成果発表会」



昨年度に引き続いての2度目の参加となった猪苗代高校。

12月21日(日)。

郡山女子大学附属高等学校の3チーム、船引高校の3チームに、
猪苗代高校チームが加わっての計7チームによる成果発表会となりました。

ここまでの活動をご指導くっださった福島大学地域未来デザインセンターの江尻先生をはじめ、有識者の皆さまの前での成果発表会。

当たり前のことかもしれませんが、
それぞれの地域の特色や伝統によってテーマとなる社会課題は異なります。

そこに、各高校の生徒の皆さんの「自由な発想」が加わるわけですから。
大人も驚くような「成果」が得られたりもするわけです。

他校の皆さんの発表から多くの刺激を受けながら、
今年も参加させてもらって本当によかったと、そんなことを考えます。

会の終わりには、
2月に東北大学で開催される『TOHOKU IGNITE 2026への猪苗代高校チームの招待もアナウンスされ、感謝の尽きない 実りの多い時間となりました。


実践発表者として参加したフォーラムでのこと。


話が少しだけ変わります。

じつは、「地域探究」担当――、

「『猪苗代学での学びの一端が、少しでも多くの皆さまに届くのであれば」との一心で、身分不相応であることは十分に承知しながら、
地域学校協働活動事業推進フォーラム」にて実践発表をさせていただいておりました。

それは、群馬県への先進校視察を終えた翌週。
11月中旬を過ぎたころのことでした。

各学校にさまざまな特色があるとして、
猪苗代高校はどのような学校だと言えるでしょうか。

「『地域の力』をお借りすること」に全振りした学校――。

「他人まかせ」みたいな印象を持たれてしまいますかね?

でもおそらく(「他人まかせ」ではけしてありませんが)、「それに近い学校」なのだろうと自己認識はしております。

各登壇者による「実践報告」も無事に終わり、
郡山市ふれあい科学館の𠮷川先生のファシリテートによる「情報交換会」へとプログラムは進んでいきました。

「質疑応答」の時間。

来場下さった100名を超える教育関係者の皆さま。
それぞれの現場で日々課題と向き合っている皆さまです。

こちらが「むむっ」と考えさせられるような、「生きた質問」をしてくださいます。

何人目の質問者の方だったかは忘れてしまいましたが――、
会津からいらっしゃったという女性の方でしたか。

こんな質問をお受けしました。


「『地域の方を巻き込んでの教育活動』、大変すばらしいことかとは思います。

でもあれでしょう、
いつも決まった地域の方と『決まった範囲の中での活動』になってしまってはいませんか

『学校』と『地域』が関わるとなると、そんな風に着地してしまいがちなのではないかなあと思うのですが――」



思わず、
少しだけにんまりとしてしまったかもしれません。

私は回答の代わりとして、
11月1日に猪苗代高校で行われた『学びの収穫祭season2』での
地域の方とのある出会い」について話をしました。


「ちょっと相談したいことがあるのですが」


11月1日(土)、『学びの収穫祭season2』。
県内外からたくさんの来場者の皆さまが足を運んでくださいました。

午後の時間に入ったころだったでしょうか。

「探究ルーム」にて控えていた探究担当に声をかけてくださった女性がいました。

「先生、はじめまして。
『収穫祭』の最中にこんな相談、ほんとうにごめんなさい」

「実は私、いろいろなアートクラフトをしていまして。12月 に町内のフリースペースで『クリスマスマルシェ』を開こうと企画しているんです」

えー、それはすてきですね。
あ、このコースターも全部自分で作られたのですか?

「そうなんです。町内の皆さんや小学生が足を運んでくれたら良いなと」

「そこで相談だったのですが、そのイベントを猪苗代高校生と一緒にやってみたいんです」
「『コースター等を作成するワークショップを開きたいなんて言ったら、生徒の皆さんは参加してくれるでしょうか?」


いただいた機会は大切に。とりあえずやってみる。


そこからの流れは――、
想像していただけている通りです。

いつもの猪苗代高校生らしい「まずはやってみよう」の精神。
各学年の生徒たちが、
本番当日までの放課後に集まってくれました。

そうそう、
「地域学校協働活動事業推進フォーラム」にて、来場者の方から頂戴した質問の件でした――。


いつも決まった地域の方と『決まった範囲の中での活動』になってしまってはいませんか?」


はい。

「一緒に活動してみたいんです!」という地域からの前向きな投げかけがあった場合――、
現在の猪苗代高校であれば、どのような対応をするでしょうか。

地域の方の「それらの思いを受けとめてみようとする生徒たち。
そして、
そんな「地域の方々に、
「どうぞよろしくお願いします」と、柔軟に生徒たちを託すことのできる教員たち。

ここまでの一つひとつの「積み重ね」がそうさせているのかもしれませんが、この環境下で「学び」が深まっていかないはずがありませんよね。

生徒たちは、どこまでだって成長していくはずです。


質問に対する回答になっていましたでしょうか。
兎にも角にも、
この環境を大切に育んでいかなくてはと、心から感じています。

卒業生からもらったクリスマスプレゼント。

12月7日(日)。
『クリスマスマルシェ』を無事に開催することができました。

猪苗代町の商店街にある『ななかまど食堂』をお借りしての、猪苗代産の食材を活用したフードメニューの提供。

この日までに作成してきたクリスマス雑貨の販売やオリジナル「スノードーム」作成ワークショップ。

こちらも大盛況のクリスマスマルシェとなりました。

小学生の女の子を連れて来店くださったお母さま。

娘さんが生徒たちのワークショップを楽しんでいる合間をぬって、声をかけてくれました。

「あのう、すみません。猪苗代高校の先生でしょうか?」

あ、はい。教員です。
なにかございましたか?

その女性が話してくれたことは、次のような内容でした。


11月1日(土)の『学びの収穫祭season2』には予定があって足を運べなかったこと。

「収穫祭」に参加した友達から、「とても楽しかった」「お蕎麦が本当に美味しかった」と聞いて、なぜ行かなかったのだろうかと とても悔しく思ったこと。

さらに その友人から、生徒たちが「自分たちの取り組み」を立派に説明していたと報告を受けたこと。

やはり、
「無理をしてでも行けば良かった」と重ねて後悔したこと。

そして、
自分がじつは何年も前の猪苗代高校の卒業生で
ここ数年の母校の活躍を心から誇らしく思っているということ

だから、「そんな思い」も胸に抱えながら、
小学生の娘を連れて『クリスマスマルシェ』に足を運んだのだということ。


――――危なかったです。
ちょっと不意をつかれました。

気を抜いて話を聞いていたら、涙で頬を濡らしてしまうところでした。


現役生にも、卒業していった生徒たちにも、
猪苗代高校で学んだ三年間を誇りに思ってほしい」と、常日頃 そんな思いで「この学び」と向き合ってきました。

数十年前に学び舎をあとにした卒業生から「このような言葉」をもらえたこと。
これ以上ないくらいのご褒美だなあと。

思いもよらないクリスマスプレゼントをいただいた気分でした。
本当にありがとうございます。


猪苗代高校のこれからの取組みにも大注目です。

ーー

『7』新年のご挨拶と三学期のスタート!(県立福島商業高等学校)



あけましておめでとうございます。

 冬休みが終わり、今日からいよいよ三学期が始まりました。 静かだった校舎に、生徒たちの明るい笑い声や「おはようございます!」という元気な挨拶が響き渡るのを聞くと、私たち教職員も「さあ、今年も頑張るぞ」と身が引き締まる思いです。


2026年は、60年に一度の「特別な午年」

さて、今年の干支は「午(うま)」ですが、実は2026年は60年に一度の「丙午(ひのえうま)」にあたる、非常に特別な年であることをご存じでしょうか。
 「丙(ひのえ)」は燃え盛る火を、「午(うま)」もまた活発な勢いを表します。 この二つが重なる今年は、世の中が大きく動き、新しいエネルギーが満ち溢れる一年になると言われています。

商業高校生と「馬」のいい関係

「なぜ商業高校で干支の話?」と思うかもしれませんが、実はビジネスの世界と「馬」には深い縁があります。

  • 「馬力」と「スピード感」 現代のビジネスで最も大切なのはスピードです。変化の激しい社会において、馬のような軽やかなフットワークと力強い推進力(馬力)で突き進む姿勢は、まさに商業を学ぶ皆さんに身につけてほしい力です。

  • 「上手(うま)くいく」という願いを込めて 古くから馬は縁起の良い動物とされ、「万事上手(馬)くいく」と言われてきました。これから控えている検定試験や、3年生のこれからの進路など、皆さんの努力が最高の結果に結びつくよう、私たち教員も全力でバックアップしていきます。

  • 流通と情報の原点 かつて馬は、人や物、そして情報を運ぶ「流通」の主役でした。形を変えた今の商業(物流やデジタル通信)においても、「大切なものを届ける」というその原点は変わりません。


三学期を全力で駆け抜けよう!

 三学期は、1年間で最も短い学期です。 特に商業高校にとっては、全商協会主催の各種検定などの大きな試験が続く、勝負の時期でもあります。

 60年に一度の勢いがある年だからこそ、この波に乗って、自分自身の目標に向かって颯爽と駆け抜けていきましょう!

 本年も、本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。


こういった視点は商業高校ならではですね。



☆前回のまとめ記事等☆



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