【福島県/県立中学校・高等学校等】2026年1月(4)【教育の現状レポート】
お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。
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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。
このプラットフォームには、福島県の教育に携わる方々にとって、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています。
しかし、毎日多くの記事が発信されていることで、良記事・大変役立つ・必要な記事が目に付かずに埋没してしまうことは大変残念に思います。
私も福島県の学生教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、良記事を定期的に取り上げることが出来ればと思い、上記プラットフォームに掲載された各学校等の現状についてのまとめ記事を発信していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
※今回は『 2026年01月26日まで 』の記事まとめです。
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『1』【2025年12月号 文部科学大臣表彰受賞者特別企画】言葉の力、そして教師の責任/国見町教育委員会教育長 石幡 良子(前 福島市立福島第四小学校長)(県教育委員会)
小学3年生の時、恩師から「クリープを入れないコーヒー」に例えられた手紙を受け取り、幼心にも「自己肯定感」を高めることができました。そして、この原体験から、「言葉には人の人生を変える絶大な力がある」と確信し、教員の道を選びました。教育に携わるすべての者は、「言葉の力」を深く自覚し、子どもたちの未来を照らす温かい言葉を贈り続ける責任があると考えています。
幼い頃の記憶は、時に人生の進路を決める羅針盤となります。私にとってそれは、小学3年生の時に恩師からいただいた、たった一言の言葉でした。
私は、小学校時代、学校をほとんど休まない健康な子でした。そんな私が珍しく風邪をひき、学校を休んだ日のことです。放課後近所の友だちが、給食のパンと一緒に担任の先生からの手紙を届けてくれました。その手紙には、「良子がいない学級は、クリープを入れないコーヒーのようなものだ」と書かれていました。当時流行していたCMのフレーズを借りた先生のユーモラスな表現でしたが、その真意は鮮明でした。先生は、私がクラスにとって「風味やコクを与える、なくてはならない存在」だと伝えてくださったのです。それは、子どもながらに「自己肯定感」と「自己有用感」を最高潮に高めてくれた、生涯忘れられないメッセージとなりました。クラスという小さなコミュニティにおける自分自身の存在意義を、これほどまでにストレートに感じさせてくれた言葉はありませんでした。
この個人的な経験から、私は「言葉が人に及ぼす影響は、善し悪しに関わらず、計り知れないほど大きい」という確信を得ました。言葉は単なる情報伝達のツールではありません。言葉は、人の心に火を灯し、行動を促し、そして人生の進路すら変えてしまう、一種の魔法のような力を持っています。
特に、成長期の多感な子どもたちにとって、教師という立場の人間が発する言葉は、良くも悪くも絶大な影響力を持ちます。不用意な一言は、子どもの自信を根こそぎ奪い、可能性の芽を摘んでしまうかもしれません。しかし、愛情と配慮をもって選び抜かれた言葉は、私自身の経験のように、その子の潜在能力を引き出し、生涯の宝物となる自己認識を育む土台となります。この原体験こそが、私が教員という職を選んだ理由です。
教員を退職した今、私が地元の教育貢献に尽力しているのも、やはり恩師からいただいた言葉の力のおかげです。あの一言が私という人間を形成し、今なお、地域の子どもたちの健やかな成長を願う気持ちにつながっているのです。
言葉の力は永続的です。私たち教育に携わる者は、その力を深く自覚し、子どもたちの未来を照らす灯となるような、温かく、力強い言葉を贈り続ける責任があると考えます。
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「言葉」には大きな力がありますが、それは良い/悪いどちらの影響も与える可能性があります。
教育に携わる方は、丁寧に・慎重に使わなくてはいけません。
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『2』自己理解・地域理解につながる「探究の種」ワークシート(ふくしま探究の種)
「ふくしま探究の種」では、noteに掲載された動画や記事を学校の授業で活用いただけるよう、「探究の種」ワークという授業パッケージを作り、ワークシートを作成しました。
こちらの記事では、探究学習の導入やテーマ設定時に活用できるワークを8種類紹介しています。各ワークシートには指導案も掲載されておりますので、各学校の先生方におかれましては、合わせてご活用ください。
「探究の種」ワーク①自分の興味・関心を考える
自分の興味・関心をもとに仕事をつくりだした先輩たちの事例から、自分自身の好きなことや興味・関心に気づく
「探究の種」ワーク②地域の魅力を考える
自分たちが住む福島県の地域の魅力を考える機会を作り、地域に対する視野を広げる
「探究の種」ワーク③身近な地域の課題に目を向ける
身近な地域の課題を解決している大学生の事例から、身近な地域にある課題に目を向ける
「探究の種」ワーク④自分の好き・得意と社会の課題の関連を考える
自分の興味・関心を社会の課題解決につなげている学生たちの事例から、自分自身の好き・得意と社会の課題をつなげる
「探究の種」ワーク⑤探究の経験を次につなげる
探究の経験を大学での学びにつなげている学生と学生を支援する教員の事例から、自分の探究を進路や社会につなげることを考える。
「探究の種」ワーク⑥自分が探究したいことを、どんな大人に相談すればいいかを考える
高校生の活動のサポートを行っている先輩たちの事例から、自分が探究したいことをどんな人に相談すればいいかを考える
「探究の種」ワーク⑦「地域の食」をテーマにした地域活性化
福島の「食」をテーマにビジネスプランを考えている福島の学生の事例から、地域活性化のヒントを知る。
「探究の種」ワーク⑧地域の歴史・文化を考える
奥会津の歴史・文化を取り上げた動画から、自分たちが住む地域の歴史・文化について考える機会を作り、地域に対する生徒の視野を広げる。
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良い取組は、広く共有する必要があります。
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『3』令和7年度 第20回建築科 卒業設計展のお知らせ(県立郡山北工業高校)
郡山北工業高校建築科では、3年間の学習の集大成として「卒業設計展」を開催いたします。
【展示の見どころ】
今年、我が校は創立50周年という大きな節目を迎えます。これまでの歴史を大切にしながらも、「これからの工業高校はどうあるべきか」「地域とどう手を取り合うべきか」を真剣に考え、広大な敷地を最大限に活用した「郡山北工業高校 新築・改築計画」を提案します。
また、郡山市の街づくりに貢献したいという想いから、図書館や地域交流センターなど、人々の交流を生み出す公共施設の設計案も多数展示いたします。
あわせて、1・2年生が授業や実習で制作した製図作品や模型も展示し、建築科での3年間の歩みをご紹介します。高校生ならではの自由な発想と、試行錯誤の末に完成した作品をぜひ会場でご覧ください。
開催概要
日時
令和8年1月30日(金) 15:00 ~ 17:00
令和8年1月31日(土) 10:00 ~ 17:00
令和8年2月1日(日) 10:00 ~ 16:00
会場
市民ふれあいプラザ 展示室3(ビッグアイ6階)
住所:郡山市駅前2丁目1-11
入場料
無料(どなたでもお気軽にお越しください)
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建築に興味を持っている学生は多くなりました。
高校選択にも役立ちますので、是非足を運んでいただきたいです。
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『4』ゴーグルかけたらそこはグローバル世界!〜DXハイスクールの取り組み(英語編)〜(県立郡山高校)
郡山高等学校は、文部科学省が2024年度から始めた「高等学校DX加速化推進事業」通称DXハイスクールです。
ALTのサラ先生との授業(コミュニケーション英語Ⅲ)で、DXハイスクールでの取り組みMetaQuest3を使って世界中の人とメタバース空間で交流をする取り組みを行いました。
ゴーグルをかけるとそこは、仮想空間の自分の部屋!遠くに多くの人たちが広場で何かやっている?!
メタバースを体験している生徒の周りの現実世界はこんな感じでした。
メタバースの中では英語が飛び交っています!
メタバースの誰か「Where are you from?」
生徒「Japan!」そこから始まる英会話!学校で習う英語とは何かが違う(生徒の感想)
このメターバースの世界は24時間、世界中からアクセスしています。ちょっとした英会話ならここで気軽にできてしまいます!
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全世界の方と英語で交流が出来る。
メタバースの有効利用の一つだと思います。
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『5』自分の未来について考える~演劇を続ける卒業生との交流から~【いわき総合】(県立いわき総合高校)
12月17日(水)の放課後、卒業生が学校に来てくれました。
演劇部、系列演劇の先輩である、12期生のテヅカアヤノさんです。
アヤノさんは、ファッションショーやダンス的要素を取り入れた舞台芸術を創作する団体として2021年に設立した、TeXi's(てぃっしゅ)の主宰であり、脚本や演出を務めています。
まず、生徒たち一人一人から、聞いてみたいことや不安なことについて話してもらい、アヤノさんがひとつひとつ丁寧にこたえてくれました。
すでに進路が決まっている3年生、これから動き始める1,2年生、それぞれの悩みを共有します。
みんなのために、あらゆる視点から話をしてくれるアヤノ先輩。
生徒たちも真剣にメモを取り、話を聞きます。
アヤノ先輩はこの時間、生徒たちに対して
"何になりたい"ではなく"どうなりたいか、どう見られたいか"という問いを投げかけ続けてくれました。
また、”こんなことをやってみたい"だけでなく、
誰と、どんなことを、どんな目的で挑戦したいのかを考えること。
こういった
"自分との対話"を続けていくことが大切なのだと話してくれました。
漠然とした将来に対し、不安や焦りを抱えてしまうこともあります。
そんな時こそ、"自分との対話"を大切にして、
自分がどうありたいかを考え続けていくことが必要なのだと思います。
生徒たちだけでなく、私たち教員にとっても、生徒の将来のために必要なことを考えさせてくれた時間でした。
テヅカアヤノさん、ありがとうございました!
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演劇を続けている方との交流の機会は中々あるものではなく、
生徒たちには大変良い経験になったのではないでしょうか。
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『6』「きせ菊(き)のMix」誕生!(県立喜多方高校)
本校生活部によるキクイモを使った商品開発第6弾は、「きせ菊のMix」
温かいご飯に混ぜるだけのご飯の素です。
この名称は、キクイモとにんじんの出会いから始まり、様々な食材をMixさせることで、奇跡の美味しさが生まれるという意味と、この商品と消費者の皆様が出会った奇跡という意味があります。そして、この先、どんな奇跡の出会いがあるのか、ワクワクした未来が待っているという意味を込めて商品名にしたそうです。
新商品開発のきっかけは、学校給食です。令和3年度にJCIみらい創造委員会の皆さんのプロジェクトで学校給食のメニューを提供したことを機に、毎年、生活部の生徒が考案した給食メニューを市内の小・中学生に食べていただいています。
2年前に栄養教諭の先生から給食の食べ残しが課題になっている事をうかがいました。実態を知るために昨年、市内の中学2年生を対象に給食についてアンケート調査をしたところ、嫌いな食べ物を克服したいと思わない生徒が多いことが分かりました。
新商品開発のコンセプトは地元食材×食育です。生徒たちは、幼児から高校生までの子どもがいる家庭をターゲットに、ご飯と合わせることで手軽でおいしく栄養が摂れるご飯のお供として考えました。
パッケージキャラクターも生徒のアイディアです。
商品のターゲットは幼児から中学生までの子どもを持つ家庭とし、子ども達に親しんでもらえるようなパッケージを考えました。
メインキャラクターの「kikumo」が菊芋の妖精
その他、にんじんの「きゃろろ」、しょう油の「しょっぴ」、日本酒の「ぽんしゅ」、ごはんの「こめりん」 それぞれ妖精です。
みなさん、ぜひ手に取ってご家庭で食べてみてください。
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大変美味しそうですし、温かいご飯に混ぜるだけという手軽さが大変良いですね。
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『7』【小高産業技術高等学校】再生可能エネルギー・風力発電VR講座(県立小高産業技術高校)
12月8日(月)、電気科1年生を対象として再生可能エネルギーに関する出前講座を実施しました。
福島県では近年、風力発電設備をはじめとした再生可能エネルギーの導入を進めており、2040年までに県内での需要電力の全てを再生可能エネルギーで賄う計画を掲げています。
講座では、再生可能エネルギーの基礎から福島県内の取り組みなどを教えていただきました。また、風力発電設備のメンテナンス講座も実施していただき、実際に風車が建設される様子や風車の頂上から見た景色などを、VRゴーグルを用いて体験しました。生徒たちは、写真ではなく、VRで体験することで、三次元的な学習ができたようです。
講座を受講した生徒の感想をご紹介します。
「風車の羽根(ブレード)がなぜ3枚なのか疑問だったが、理由を知ることが出来た。」
「風力も太陽光も水力も、元をたどればすべて太陽の力であることを知った。」
「日本の発電は火力発電に頼っている現状の中、風力や太陽光は地球に優しい発電ということは知っていたが、これらは発電に土地やお金がたくさんかかることを知った。環境とお金、どちらを優先するか難しい判断だと思った。」
吉名の丘に吹く風を背に受け、今後とも電気に関する専門性を高めてまいります。
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こういった大掛かりな施設が関係する授業に、VRは大変相性が良いです。
☆前回のまとめ記事等☆
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