新サービス「MiiTel for Retail」「MiiTel Synapse Agent(β版)」を発表〜AI戦略・新サービス発表会レポート〜
こんにちは。RevComm(レブコム)PRです。
レブコムは、「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る。」という理念のもと、音声解析AI「MiiTel(ミーテル)」を提供している会社です。
2026年7月2日に「AI戦略・新サービス発表会」を開催し、新サービス「MiiTel for Retail(ミーテル・フォー・リテール)」と「MiiTel Synapse Agent β版(ミーテル シナプス エージェント)」について発表いたしました。
▼プレスリリースは下記よりご覧いただけます。
今回のnoteでは、記者発表会の内容をダイジェストでお届けします!
新サービス「MiiTel for Retail」

まず最初にご紹介したのが、店舗・窓口・現場の対面接客に対応する新サービス「MiiTel for Retail」です。
日本の就業者は約6,800万人と言われていますが、そのうち約1,700万人、つまり4人に1人が、店舗や窓口、現場での対面対応に従事しています(※独立行政法人 労働政策研究・研修機構「職業別就業者数」より推計)。
これまでMiiTelは、電話やWeb会議、対面商談といった会話をデータ化・解析できるようになってきましたが、店舗での接客会話は最も記録が残りにくく、日々「消えていく声」として扱われてきました。言った・言わないが生まれるのも、まさにこの現場です。AIの時代に、店舗接客の声だけが取り残されたままでいいのか——ここが「MiiTel for Retail」の出発点になっています。

「MiiTel for Retail」は、店舗・窓口の接客会話を、電話やWeb会議と一元的にAIで解析する音声プラットフォームです。コールセンターで培ったリアルタイムモニタリング、AI音声解析、品質管理の仕組みを、対面の現場にも広げていきます。既存のMiiTelと同じダッシュボードで管理できるため、非対面と対面の両方をひとつのプラットフォームとして扱える点が大きな特徴です。
発表会では、活用イメージを4つのシーンで紹介しました。

一点目は「カスハラ検知」です。AIがカスタマーハラスメントの兆候をリアルタイムで検知し、バックヤードで待機する店長のモニタリング画面にアラートを送ります。店長は状況を把握し、すぐに接客現場に向かいスタッフをサポートできるため、スタッフの安全を守りながら応対品質も保つことができます。
二点目は「成約チャンス検知」です。購入を迷っているお客様の商談をAIが分析し、あと一押しで成約に至る可能性が高い状況を検知して店長に通知します。店長が絶妙なタイミングで商談に加わることで、経験や勘だけに頼らない、データに基づいたクロージング支援が可能になります。
三点目は「ハイパフォーマー分析」です。成果を出しているスタッフの接客の流れや話し方の特徴をAIが可視化し、何が違うのか、どこでつまずいているのかをデータで明らかにします。これまで属人的になりがちだった教育を、再現性のある仕組みへと変えていきます。
四点目は「本社ダッシュボード」です。全店舗を横断してカスハラやコンプライアンス、お客様の声(VoC)のデータを集約し、どの地域でどんなきっかけで何が起きているのかを可視化します。これにより、営業マニュアルの改訂や研修プログラムの見直しなど、PDCAを回し、データドリブンな店舗戦略を実現します。
こうして、これまで拾われずにいたお客様の声を、「消える声」から「活きる経営データ」へと変えていく——それが「MiiTel for Retail」です。
(「MiiTel for Retail」は年内提供開始予定です)
顧客の声が経営判断を変える——「MiiTel Synapse」の進化
続いて、蓄積された会話データを価値へと転換する生成AIソリューション「MiiTel Synapse」の進化について紹介しました。

MiiTel Synapseは、大きく二つの方向へと進化しています。ひとつは「AIが経営を動かす」という方向で、こちらを担うのが「MiiTel Synapse Copilot」です。
MiiTel Synapse Copilotは、リアルタイムトークアシスト機能で通話・会議中に、AIがその場で最適な回答と次の行動を提示します。これまでは、ユーザーの操作に応じてサポートするPull型が中心でしたが、今後はAIが自律的にサポートするPush型にも対応していきます。さらに、蓄積された声を横断的に分析することで、これまで担当者の報告に頼っていた失注理由や不満、お客様の本当の課題を、複数のやり取りから自動で抽出できます。
これにより、これまで1件ずつしか聞けなかった会話が数百件単位で一括分析できるようになり、全部門が同じVoCを見ながら戦略を動かせるようになります。業界や規模を問わず、お客様の声が経営判断の一次情報になっていく——ここに、MiiTel Synapseの進化の本質があります。
「MiiTel Synapse Agent」β版の提供を開始
MiiTel Synapseのもう一つの進化、「AIが業務を担う」のが、新サービス「MiiTel Synapse Agent」です。この度、β版の提供を開始しました。
MiiTel Synapse Agentは、音声コミュニケーションに特化したAIエージェントが顧客対応を自動化するサービスです。定型的な問い合わせをAIが自然な対話でその場で解決することで、人は「人にしかできない応対」に集中できるようになります。その結果として、応対品質も顧客満足度も同時に高められると考えています。

発表会では、実際の応対の流れをデモで紹介しました。AIエージェントがお客様からの電話を受け(受電)、発話から用件と意図を把握し(用件ヒアリング)、状況に応じて柔軟に対話し(対話応対)、複雑な相談は人へスムーズに引き継ぎ(有人へ取次)、最後に応対内容と次のアクションを自動で記録する(記録)、この5つのステップで進みます。
MiiTel Synapse Agentならではのポイントは、人へ取り次ぐ瞬間の体験です。応対を引き継いだ担当者は、AIエージェントが応対した内容を把握でき、担当者は引き継いだ瞬間から、お客様の満足度を損なうことなく、人にしかできない応対に集中できます。
発表会では、「一人の人間に、20のAIエージェント」という構想も示しました。誰に・何を・どう話せばどうなるのか、感情まで含む声のデータがあるからこそ、一人ひとりに最適化されたエージェントをつくることができます。MiiTel Synapse Agentは、その最初の一歩です。
なお、MiiTel Synapse Agentは現在β版として提供を開始した段階です。製品版のリリースに向けて、AIエージェントの応対を研ぎ澄ませ、より活用の幅を広げていただけるように、データの蓄積と改善・アップデートを継続していきます。
非対面も、対面も。すべての声が、ひとつのVoCに
今回発表した「MiiTel for Retail」と「MiiTel Synapse Agent(β版)」によって、電話・Web会議・対面商談・店舗接客という、あらゆる会話がひとつのプラットフォーム上でつながります。一人のお客様が店舗で話した声を、後日の電話に受け継ぎ、経営判断のインサイトへと繋げていく——非対面も対面も、すべての声が途切れずにひとつのVoCになる。これをひとつのプラットフォームとして提供できるのがレブコムの強みです。
レブコムは、これからも「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る。」という理念のもと、「MiiTel」の提供価値の向上に努めてまいります。
メディア掲載情報
今回の記者発表会の内容について、下記メディアでもご紹介いただきました。ぜひ合わせてご覧ください。
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