どれだけ回復したら復職していいのか——企業側の目線で考えてみた|届かない人にどう届けるか。
「もう少し回復したら戻ろう」とは思っている。でも「どれくらい」が分からない。
そう感じている人は多いと思う。
企業側は何を見ているのか、考えてみた。
企業側が気にしていること
企業の人事や産業医が復職の判断をする際、一般的に見るのはこういったことだ。
毎日決まった時間に起きて、活動できているか。在宅でも「通勤と同じリズム」で動けているかを見る。
一定時間の集中が続くか。
8時間働けなくてもいい。でも「2〜3時間、何かに集中できる」状態があるかどうかは見られる。
コミュニケーションが取れるか。
主治医や支援者と話せているか。報告・連絡・相談のやりとりができているか。
再発リスクへの認識があるか。
「なぜ倒れたか」「何が引き金だったか」を自分なりに理解して、対策を考えられているか。
数字で言うと
一般的な目安として語られるのは「通勤と同等の活動を2〜4週間継続できること」。
毎日決まった時間に起きて、図書館なり支援機関なりに「通勤」し、数時間活動して帰ってくる。それが安定して続くかどうか。
大事なこと
企業側は「完全に元通り」を求めていない。
「再発なく働ける状態か」を見ている。100点満点を目指す必要はない。
焦って戻っても、また倒れる。それが一番困る、という認識は多くの企業に共通している。
自分への問いかけ
「あの上司と明日会っても大丈夫か」「満員電車に30分乗れるか」「8時間会社にいられるか」。
ノーだった部分を一つずつ「どうすれば大丈夫になるか」に変えていく作業が、復職準備だと思う。
シツカン / リワーク・アベール
博物館学修士(University of Leicester, Merit)| エンジニア | リワーク経験者
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