見出し画像

「異星人アリサと閻魔さまのトリセツ」番外編🌸水の因果と女神の力🌌桜の季節に雨が多いワケ#3

川沿いの桜並木には、家族やカップルが等間隔にシートを広げ、お弁当を楽しんでいた。その光景は、まるで京都の鴨川のような雰囲気を漂わせていた。

そんな景色を眺めながら、真由美はA氏に話を続けた。

「友人の話では、あの国の人たちは"桜散る作戦"みたいに過去の恨みをこんな形で返してくることがあるみたいです。それから、水に関しても。日本だけでなく、いろんな国に罠を仕掛けているらしいですよ」

A氏は不思議そうに顔を傾けた。
「水って、水源を狙ってるってこと?」

「ええ。最初は水そのもののようです。でも、将来的には……気づいたら水質が変わってしまっていて……はっきり分かるのは、たぶん5年後くらいになるかもしれませんね」

「え?5年後?いやいや……もう、そんなに長くは無理じゃないかな。だんだんと制限が増えてきているから、日本に入って来られなくなるんじゃないかと思うし、あの人たちにとって日本ってそんなにメリットがないんじゃないかな?」

真由美がうなずく。
「ええ、日本人が思っているほどのメリットはなさそうですね。友人からも、来年の夏ごろには直接的な危機はもうなくなっている感じだと聞いています。でも、あの人たちがいなくなった後も、注意は必要じゃないかと思います」

「ははーん、なるほど。何か仕掛けでも置いていくつもりなのかな。誰かがやったのと似たようなことだったりして」

「うーん、同じことは無理でしょうけど……でも、日本の本州は守られていますからね。九州と北海道は天照の管轄外なので何とも言えませんが、ヒーリングだけはしっかり送っているそうですよ。天照はどうしても本州、特に関東を守り抜くつもりだそうですから」

A氏はふんふんと相槌を打った。  
「ほぉー、天照か……。あの国の人たちも、さすがに気づくんじゃないかな。『おかしいな。"桜散る作戦"はうまくいってるけど、それ以外の壊滅的なのは何度やっても簡単にいかない!』ってね。能登半島地震も、誰かが被害を最小限に抑えたような感じがするけど、日本の女神が本気を出したら、誰も太刀打ちできないだろうからね」

真由美は3匹の犬を撫でながら言った。
「“桜散る作戦”は、どうやら来年にはなくなりそうですよ。でも、今の私が気になっているのはこれなんです」

真由美はスマホを取り出し、ある動画のサムネイルをA氏に見せた。
「この動画、気になることを言っているんですよ。
“悪いモノ菌”の内容がさらに濃くなっていて……しかも、あの薬剤の成分と似ているみたいなんですって。モノが余っているのかもしれませんね。  
だから、今年も家庭菜園はビニールハウスでやります。  
花見は好きなんですけどね。野外で飲んだり食べたりはしたくないですね」


続く……かも(^^♪


いいなと思ったら応援しよう!