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異星人アリサと閻魔さまのトリセツ第36話「ドクター・ミネルバの視点:中国人女性が強いワケ」【連載小説】

ドクター・ミネルバの自宅で真由美は、ある中国人女性の問題行動について尋ねていた。

「これはXに投稿された動画で、日本人男性が電車内で中国人女性のマナーの悪さを注意したところ、逆ギレされている様子です。なぜ中国人女性はあんなに強気なのでしょうか?」

真由美が動画を見せると、ドクター・ミネルバは確認しながら言った。

「中国人女性は、日本人女性よりもずっと強いのかもしれません。昨年のことだったでしょうか、X(旧Twitter)である話題が目に留まりました。羽生結弦さんのアイスショーに訪れた日本人観客が、自分の席に中国人ファンが座っていたという投稿です。その方が『ここは自分の席です』と伝えると、『お金を払うから譲ってほしい』と言われたそうです。さらに、申し出を断ると叩かれたとのことでした。日本人の感覚とは、かなり異なる対応ですね」

羽生結弦イラストhttps://jp.pinterest.com/pin/yzsof-on-twitter--761038037045546671/

「その投稿は、私も見ました。日本人同士なら、あり得ないことです」

真由美がそう言うと、ドクター・ミネルバはわずかに眉をひそめ、困ったような表情を浮かべた。そして、少し間を置いてから、再び静かに語り始めた。

「中国人女性が強くなった背景には、戦争時代の悲劇が関係しているとも言われています。日本兵による性暴力によって妊娠し、子どもを産むことを余儀なくされた女性も少なくありませんでした。中には、出産後に生まれた子どもを食べた例もあったそうです。真由美さんには、にわかには信じがたい話でしょう?当時は「敵国・日本の子どもを食べることで相手を支配する」あるいは「力を蓄える」と信じられていたのです。現在でも、悪魔崇拝者が人身売買された子どもを食べる例があるとされます。地球人の中には、同胞を薬剤の一種と見なし、食べることで心身が強化されると信じている者もいます。しかし、地球以外の星では、同胞が同胞を食べることはありません。例外として、異星人を捕らえて食べることはありますが……。真由美さんには言いづらいことですが、これほどの蛮行は、地球人以外にはありえないのです」

真由美は吐き気を覚えた。しかし、ドクター・ミネルバは話を続けた。

「江蘇市では日本人の親子が襲われ、深圳市では日本人の児童が刺されて亡くなるという事件もありました。中国滞在中の日本人の安全が懸念されます。長年にわたり放映されてきた反日的なテレビ番組の影響で、洗脳された人々が日本人を襲ったのでしょう。被害に遭われた方々のことを思うと、本当に胸が痛みます」

第37話へ続く


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