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あげまんじゅう 加藤菓子店 宮城県石巻市 和菓子なスクチャイ279 2026.01.20

和菓子なスクチャイ279 宮城県 > 石巻市 

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※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。


あげまんじゅう 加藤菓子店 宮城県石巻市

加藤菓子店の「あげまんじゅう」
加藤菓子店の「あげまんじゅう」
加藤菓子店の「あげまんじゅう」

1.ウジエスーパー利府店で購入

前々回の「レモンケーキ」前回の「あんこたっぷりどらやき」に引き続き、この「あげまんじゅう」も吾輩の大好きな「ウジエスーパー利府店」で買ったものだ。

ウジエスーパー利府店でこのゴロンとしたあげまんじゅうを見つけた時、吾輩は土井善晴氏風に「美味しいに決まってる!」と心の中で呟いた。

カゴに入れる時に感じたずっしりとした重みと、半透明の包みから見える表面にまぶされたジャリッとしたグラニュー糖は、その「美味しいに決まってる」の証明なのだった。

2.食べた

加藤菓子店の「あげまんじゅう」
加藤菓子店の「あげまんじゅう」
加藤菓子店の「あげまんじゅう」

一口齧れば口いっぱいに広がる香ばしさと甘さはまさに「地元の揚げまんじゅう」という王道の風格があるのだった。

オシャレで今風なパウダーシュガーを使うのではなく古典的とも言えそうなグラニュー糖をまぶしているのもまたいいのだ。

ジャリジャリ感がクセになりそうなのだ。

そしてこれでもかと詰まったこし餡の密度が、何かのきっかけでブラックホールにでもなってしまわないかと危惧するほどの高密度の集合体なのであった。

想像した通り、やっぱり「美味しいに決まってた!」。

3.津波で被災した加藤菓子店

加藤菓子店は昭和30年代創業で50余年間石巻市築山(つきやま)に店舗を構える地元密着の老舗菓子店だ。

2011年の東日本大震災では、店舗も作業場も津波で甚大な被害を受けた。

しかし、「地元の味を絶やしてはいけない」という強い思いから懸命な復旧作業を行い、震災からわずか3ヶ月後の6月には製造を再開したという、石巻の復興を食で支えてきたお菓子屋さんなのだ。

看板商品の「くるみゆべし」は全国菓子大博覧会で「有功金賞」を受賞するなど、その技術力は全国的にも高く評価されている。

4. 「あげまんじゅう」の魅力

ウジエスーパーなどの地元スーパーでバラ売りされている姿は、石巻市民にとって日常の風景に溶け込んだ「最高のおやつ」だ。

「ずっしり」しているのは、しっとりとしたこし餡が隙間なく詰まっているからだ。

皮は油で揚げることで適度な厚みと食べ応えが出て、持った瞬間に感じるあの「重み」は妥協のない餡の量の証だ。

揚げたての香ばしさを閉じ込めるようにまぶされた砂糖(グラニュー糖)が、油のコクと餡の甘さを引き立てるだけでなく、食べた時の「シャリシャリ」とした食感のアクセントになっている。

半透明のシンプルな包装もまた、気取らない「町の菓子屋」の証だ。

余計なコストをかけず、味で勝負する職人の心意気が透けて見えるようだ。

5.なぜ「ウジエスーパー」にあるのか

宮城県北を中心に展開するウジエスーパーは地元の美味しいものを発掘して並べる「地産地消」の意識が非常に高いスーパーだ。

石巻の加藤菓子店のような地元で愛され続けている本物の味を、買い物ついでに1個から買えるようにしてくれているのは、地域の人々にとっても、また吾輩のような旅の途中の旅人にとっても嬉しい出会いなのだ。

(おわり)

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