吉原殿中 モトヤ(本屋製菓)茨城県水戸市 和菓子なスクチャイ247 2026.01.26
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※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。
吉原殿中 モトヤ(本屋製菓)水戸市


1.水戸駅「エクセルみなみ」で購入
前回からの続きだが、「油屋」からバスで駅に戻ったため駅で自由時間が増え、駅ビル「エクセルみなみ」の名店街を再度見に行った。
すると総合的な土産物の店で「モトヤの吉原殿中」というのが売っていたので買った。
7本入りで税込800円だった。
このメーカーは和服店のマダムからは聞いてなかったが、マダムも知らなかったメーカーが他にもあったということだろう。
吾輩としては帰る直前に別のメーカーを見つけたことが嬉しかった。
これまでに買った「亀じるし」と「油屋」とを食べ比べすることが楽しみになった。
2.食べた




個別包装になっていて帰りの特急列車の中でも食べやすいのだったが、開封する時に、袋に縦に切るようにと指示があるように、縦方向にゆっくりと切らないと中で溢れているきな粉が飛び散るので要注意だった。
まあ、それだけきな粉がふんだんに使われているということだ。
開けてみると、本体に付着していないきな粉が小さじ一杯分ぐらいの結構な分量が袋内に溜まっていた。
残ったきな粉がもたいないので、吾輩は本体を食べてから袋の一部を慎重に尖らせて、上を向いて口の中にきな粉を注ぎ入れた。
間違ってもこの時は息をしてはならなかった。
また、袋をうっかり指で弾いたりなんかすると自分の顔も含めあたりにきな粉が飛んで悲惨な目に遭うから要注意だ。
しかし、食べる時にそんな集中力を要するお菓子って世の中に一体いくつあるのだろうか? などと思ったりした。
本体は結構弾力があり、曲げても折れずに曲がるだけであった。(一番下の写真)
そして、この本屋製菓吉原殿中も吾輩には甘味がきつく感じた。
吾輩は熊谷の五家宝の程良い甘味に慣れてしまっているのかもしれない。
3.モトヤ(本屋製菓)の吉原殿中
「亀じるし」が全国的な知名度、「油屋老舗」が歴史の深さを象徴するなら、本屋製菓は「実力派の専業メーカー」と言ったところだろうか。
有限会社モトヤ(本屋製菓)は水戸市東台(ひがしだい)にあるが、このエリアは水戸の下町(下市)に近く、昔ながらの職人気質が残る地域なのだ。
本屋製菓は吉原殿中を主力とする「殿中づくりのスペシャリスト」だ。
派手な広告宣伝よりも品質の安定と変わらない地元の味を届けることに重きを置いているらしい。
「本屋(もとや)」という名前から本屋さん?と思われることも多いようだが、これは屋号だ。
4.本屋製菓の「吉原殿中」
中の芯(あられ)がしっかり立っており、それを繋ぐ水飴の引きが非常に心地良い。
噛んだ瞬間の軽快さと、その後に来る水飴のまろやかな甘みのバランスが良かった。
きな粉の粒子が細かく口当たりがとても滑らかで大豆の香りが強く感じた。
本屋製菓も伝統の「手延べ」製法を大切にしていて機械任せにしないことで、断面の気泡の入り方が均一になり独特のソフトな食感が生まれているとのことだ。
本屋製菓は伝統的な吉原殿中を守る一方で、最近では「一口サイズの個包装」など現代の食べやすさに配慮したパッケージ展開も行っているようだ。
個包装もきな粉が飛び散りにくい工夫をしており専業メーカーならではの細やかな配慮があるようだった。
(おわり)
