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三色だんご 御菓子司羽入 新潟新津 和菓子なスクチャイ094 2025.09.05

和菓子なスクチャイ094 新潟 > 新津

※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。


三色だんご 御菓子司羽入 新潟新津

三色だんご 御菓子司羽入 新潟新津
三色だんご 御菓子司羽入 新潟新津
三色だんご 御菓子司羽入 新潟新津

1.鉄道の町の「三色だんご」

1.1.単なるお菓子ではない

新潟市秋葉区の旧新津市で生まれた「三色だんご」は単なるお菓子ではなく「鉄道の町・新津」の歴史と深く結びついたエピソードをいくつも持っている。

1.2.駅弁から生まれた

新津の三色だんごは創業大正5年(1916年)の「御菓子司 羽入(おかしつかさ はにゅう)」がもともと新津駅で駅弁を販売していた「神尾弁当部」の依頼を受けて開発したのが始まりだ。

1.3.駅弁の付け合わせ

鉄道が主要な交通手段だった時代、長旅のお供として「駅弁と一緒に甘いものも売りたい」という要望に応える形で誕生した。

1.4.鉄道旅行に合わせた工夫

鉄道の揺れる車内でも食べやすいように一般的な串団子ではなく、一口大の小さなお団子を折箱に並べるという、駅弁のようなスタイルが考案された。

爪楊枝で手軽に食べることができ、こぼれにくいという利便性が生まれた。

1.5.「鉄道の町」新津を今に伝える

新津は、信越本線、羽越本線、磐越西線の3つの路線が交わる鉄道の要衝であり「鉄道の町」として栄えた。

新津の三色だんごはこの鉄道の歴史と密接に関わって発展してきた。

1.6.最盛期は20人以上の売り子

昭和に入り鉄道が交通の中心だった最盛期には、駅のホームで三色だんごを販売する売り子が20人以上もいたそうだ。

当時は朝から晩まで団子を作り続け、多くの旅人や駅員に愛されていた。

しかし現状は、先日乗車した「SLばんえつ物語号」が出発するプラットフォームでも「三色だんご」は売っていなかった。

車内販売はないし、車内の売店コーナーにも「三色だんご」の姿はなかった。

キーフォルダーなどの鉄道グッズを売る簡易売店はプラットフォーム上には車内の売店にも出ていたが。

1.7.伝統の製法と味を守り続ける

「御菓子司羽入」は、創業以来100年以上、味も製法も変えずに作り続けている。

当時の原料の米は新潟県産のコシヒカリだったが、現在は上新粉(国内製造)だけの表記なので海外の米の可能性もあるが、その上新粉を石臼で丁寧に搗き、上品な甘さのこしあん、口溶けのなめらかな白あん、香ばしいすりごまの3つの味が楽しめるという点は創業当時から変わらないようだ。

1.8.三色だんごは三つの味

こしあん、白あん、すりごまの3つの味付けで「三色」を表現している。

1.9.懐かしさと郷愁

多くの鉄道ファンや地元の人々にとって、新津の三色だんごは故郷の味、あるいは懐かしい旅の思い出と結びついており、単なるお菓子以上の意味を持っている。

以上のように、新津の三色だんごは鉄道という独自の文化背景から生まれた非常に興味深い歴史を持つお菓子だ。

2.食べる

三色だんご 御菓子司羽入 新潟新津
三色だんご 御菓子司羽入 新潟新津
三色だんご 御菓子司羽入 新潟新津

2.1.吾輩は2度目

吾輩が三色だんごを食べるのは2度目で、最初は10年以上も前、新潟に来た時の物珍しさで駅の売店だかどこかで買って食べた。

全体的に平たく塗られている3種類のあんこを見て、餡に凹凸はないものの伊勢名物赤福餅のあんこが3種類になったかのような印象をもっただけだ。

美味しかったが、名前がだんごなのに・・・と、なんとなく手抜き感のある「三色だんご」に思えたのだ。

串に刺さっているのが食べやすいのに・・・

それに3色の中に、吾輩が好きなきな粉がないのも不満だった。

三色だんご 御菓子司羽入 新潟新津

しかし今回改めてじっくりと眺め、爪楊枝でほじくってみると中から別個の小型の餅が現れて、なるほどこういうことで団子なのかと今さらながらではあるが納得した。(上の写真参照)

餡は依然としてきな粉はないが、上に書いたこしあん、白あん、すりごまの3つだ。

提案だが、4色になっていいからきな粉を加えるというのはどうだろう?

ま、伝統に対する挑戦だ。(≧∇≦)

2.2.羽二重餅だから「羽入」?

そのだんごの餅がとても柔らかく羽二重餅のようにも感じたのでもしかして店名の「羽入」が羽二重餅と関係あるのかと思ったのだが、調べてみると店名の羽入は初代店主の苗字から来た名で羽二重餅とはぜんぜん関係がない。

しかしこの餅は本当に柔らかく、添付されている爪楊枝や木のスプーンで軽く取ったり切ったすることが出来るのだった。

原材料を見ると「植物油脂」と書いてあるがそれが餅に使われているのか餡に使われているのかはわからない。
植物油脂の使われ方がちょっと気になるところだ。

2.3.イオンで手に入れた

吾輩が買ったのはイオンモール亀田インター店の食品売り場の以前お福餅を買ったり薄皮饅頭を売っているのを見たりした和菓子のコーナーで、そこを覗いたところたまたまこの「三色だんご」が売っていたのだ。

常温で賞味期限は当日中だった。当日中にもかかわらず値引きシールはなし。

夜だったのに、結構強気・・・いや、単に販売担当者がシールを忘れていただけなのか。

知らんけど。

しかしそれでもイオンというこんな買いやすい場所で生の「新津の三色だんご」を売ってるのかと驚き嬉しくなり買ったのだ。

箱はその一個で終わりだったということもある。

今ここで買っておかないと、今度ここで会えるのがいつか想像もできないからだ。

それだけいつも覗いている和菓子コーナーに「新津の三色だんご」が売っているのが珍しかった。

いっそのことここで常に販売してくれればいいのに、と思った。

と言うのは、道の駅ふるさと村を始め、お土産として売っている「新津の三色だんご」は決まって冷凍庫に入った冷凍品だからだ。

いつでも買える気安さはあるものの、冷凍ものを買ってまで食べたいとは思わないのだ。

生の「三色だんご」は新津の駅の売店などに行かないと買えないと思っていたのだ。

それが今回イオンで生の「三色だんご」が目の前に現れたのだ。買うしかないだろう。

税込756円。

2.4.食べるなら出来たての生を食べたい

美味しいので身近に「生」が売ってたらまた買って食べたい。

冷凍ものでも自然解凍でほぼ同じ味に戻るらしいが、どうもね、吾輩はそこまでしては食べたいとは思わないのだ。

(おわり)

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