さざれ石 松坂屋武右衛門 新潟三条 和菓子なスクチャイ072 2025.05.13
和菓子なスクチャイ072 新潟 > 三条
※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。
さざれ石 松坂屋武右衛門 新潟三条


1.今回で松坂屋の購入商品は最終回
ここ数回分の記事と同じく今回もジャイアント馬場さんの故郷新潟県三条市の和菓子屋さんの話だが、その松坂屋武右衛門で買ったお菓子は今回でおわりだ。
松坂屋武右衛門で一気に買った和菓子類のネタが尽きたのだ。
一店舗丸々買ったわけではないのでまた今度松坂屋に出向いた時には今回買わなかったお菓子を買って食べてみたい。
その時はまたここで報告する。
・・・しかし一店舗丸々買いって・・・牛の一頭買いみたいなもんかいな?(≧∇≦)
2.「さざれ石」はよくあるお菓子?
さて今回も駄菓子系統になると思うが、この「さざれ石」も前回の「砕き氷」みたいなもので全国によくあるお菓子かもしれない。
特に田舎であちこちで見るような気がするし、地元で作って地元で消費されるようなお菓子かもしれない。
明治のおやつはカールみたいに同じメーカーが全国展開するようなお菓子ではない。
いや、カールは全国展開はとっくの昔に終わっていて今は地域限定だった。
例が良くなかった。
ともあれ吾輩はカールのようなふわふわ系は好きなのだ。
この「さざれ石」も見た感じからふわふわで持ってみたらますます軽くてふわふわだっかたから買うことに決定したのだ。
このお菓子こそ「かーる」と言う名がふさわしい気もする。
「さざれ石」だと歯が欠けそうな気がするではないか。
3.食べる
果たして買って帰ってきて食べた。
ひと口サイズなので齧らなくていいのが良い。
こういうふわふわ形は齧ると絶対に散らかり系になるからだ。
おやつはカールの1個を一口で食べずに齧って食べるとどうなるか想像するとわかるだろう。
足元はルンバが勝手に掃除してくれるからいいという上流階級なら気にしないかもしれないが、少なくとも吾輩の住んでいるところにはルンバなど気の利いた機械はいない。
4.色は5種類で味は?
このお菓子は色が5種類だ。
駄菓子でよくあるのが色は違うけど味はみな同じというやつだ。
税込430円で結構な量が入ってる安いお菓子だから、ま、単に甘いだけのふわふわお菓子なのだろうと思っていたのだ。
しかし、色毎に味が違うのだった。
味は(白)砂糖、(茶色)黒糖、(白にまだら)黒胡麻、(緑)抹茶・・・
・・・書いていて(赤)が思い出せない。
原材料表示にも、上記がすべてで、唯一人工甘味料の赤106と書いてあるだけで5番目の赤に該当する味の原材料はない。
もしかすると赤は色だけで味は砂糖だけかもしれなかった。
つまり白と赤は同じ味で、ただ砂糖甘いだけかもしれない。
そうすると味は4種類だ。
こうなるとますます子供の時に駄菓子屋で買って食べた緑や黄色や赤や白の薄くて軽くてふわふわの甘いだけのせんべいを思い出す。
食感からして、基本的にこのお菓子はメレンゲですな、と思った。
そこで吾輩、以前に大量のメレンゲをひとりで作ったことを思い出したのだ。
5.(余談)学生時代のシュークリーム作り
5.1.シュークリームを鱈腹食べたい
吾輩、学生時代にシュークリームを鱈腹食べたくなった。
既製品を買うお金がないので材料を揃えて作った。計算してみるとその方がよっぽど安かったからだ、
普通サイズのシュークリームを30個作りたかったので、シューとカスタードクリーム用の卵が20個必要だった。
なあに10個の卵は100円で買えたので20個でも200円だ。
これだけでも市販のシュークリームよりもかなり安いことがわかるだろう。
5.2.卵白はメレンゲにする
しかし、カスタードクリームに卵黄しか使わないから卵10個分(もう10個は全卵でシューに使用)の白身が余って、もったいないから何かに使えないかと作り方を調べると、一番単純なメレンゲがいいとわかった。
卵10個分の白身を泡立てるとむちゃくちゃ量が増えた。
それはそれは恐ろしいほどの体積になった。
風呂桶一杯分もあるのではないかと思うほどできた。
それを低温設定のオーブンで焼くのだが、所詮家庭用の安物オーブンだったので、一回にそんなに大量に焼けず、しかも1回に1~2時間かかるのだ。
5.3.徹夜のメレンゲ作り
焼けども焼けども終わらずについに深夜を通り越して翌朝までメレンゲを焼き続けることになった。
徹夜のメレンゲ作り・・・・・・_| ̄|○
そもそもシュークリームを作るつもりが、いつのまにか主役がメレンゲに代わり、それに没頭していた。
5.4.大量のメレンゲを配り歩く
結局メレンゲは2、3個食べたら充分で、自分ひとりではまったく減らない。
大学の研究室に持って行って配り、アルバイト先に配り、ということで、翌朝からメレンゲの処理に奮闘し、肝心のお手製シュークリームを楽しむところではなかった。
5.5.メレンゲもシュークリームもそんなに食べられない
主役のシュークリームは形はいびつだったが大変美味しかった。
しかしこれも5、6個いっぺんに食べたら充分だった。
何が30個いっぺんに喰うじゃ! と思った。
すでに初心が崩れているのだった。
5.6.シュークリームの砂糖の量はおそろしい
そもそもカスタードクリームとシューを作る時に使った山盛りのグラニュー糖とバターを見て、もうシュークリームは見るだけで嫌になっていた。
シュークリームをいっぺんにたくさん食べる夢を実現するということは、山盛りのグラニュー糖約200gを一気に体内に入れることなのだ。
いや、砂糖だけではない。
使った卵の個数は20個だ。
バター約200g。
牛乳は1リットル以上。
シュークリームを30個食べるということは、これだけの食材をいっぺんに身体の中に取り入れるということなのだ。
5.7.メレンゲに占領された部屋
ともかく6畳くらいの狭いワンルームのアパートでメレンゲが大量発生して寝る場所も足の踏み場もなくなったのだった。
そもそもシュークリーム大量喰いの夢を実現させるために自作を選んだのだ。
30個でも少ないと思っていたのにこのありさまだ。
本当はシュークリーム50個をいっぺんに食べたかったのだが材料が多すぎるので断念した。
30個で手を打った。
しかし30個でも上記のようにとんでもない状態になったのだ。
5.8.メレンゲを運ぶサンタクロース
確かに市販のシュークリームを買うより安くついたが、卵の白身が化けたメレンゲの量に驚き、それを配ったりする労働(ゴミ袋に入れてサンタクロースみたいになって運んだ)は大変だった。
大学は目の前だったがアルバイト先は地下鉄に乗って行ってたからもっと大変だった。
文京区から地下鉄に乗って大田区の町工場まで大量のメレンゲを運んだ。
食べ物は絶対に捨てたくなかったのだ。
自分では食べきれないのがわかったので、なんとしてもできれば喜んでくれる人に食べてもらいたかったのだ。
6.「さざれ石」を食べつつシュークリーム作りを回想
・・・今回「さざれ石」をポリポリ食べるうちにそんな懐かしい思い出が脳裏に去来したのだった。
なんのこっちゃの話でおしまいだ。(≧∇≦)
(おわり)
