ずっと不安を抱えながら生きてきた。もう無視できなくなったこと。
私はずっと、
「なんとかなる」
そう思って生きてきました。
実際、なんとかなってきました。
だから大丈夫だと思っていました。
でも最近になって気づいたのです。
「なんとかなる」
と思うことと、
「安心して生きている」
ことは違うのだと。
61歳。
独身。
派遣社員。
借金もあります。
こうして書き出してみると、
不安になる要素はいくつもあります。
それなのに私は、
「なんとかなる」
その言葉だけで
ここまで来てしまいました。
でも、
本当は
ずっと不安だったのです。
そんな中で、
ひとつの出来事がありました。
派遣の仕事は
3か月ごとの契約更新です。
ちょうど、
「私はいつまで働けるのだろう」
「この先どうやって生きていくのだろう」
そんなことを考えていた時でした。
ところが、
いつも来るはずの
契約延長の連絡が
来ていないことに気づいたのです。
その瞬間、
血の気が引きました。
「もし契約が延長されなかったら?」
「収入がなくなったらどうするの?」
頭の中が一気に
不安でいっぱいになりました。
実際には担当者さんの勘違いで、
連絡が漏れていただけでした。
契約延長とわかった時は、
心からホッとしました。
でも同時に思ったのです。
私はずっと、
お金の不安を抱えて生きてきたのだと。
もうひとつあります。
今、歯の治療をしています。
子どもの頃に自転車で転んで
前歯を折りました。
そこからずっと、
私にとって
歯は時限爆弾のような存在でした。
母から
「歯はお金がかかる」
と言われ続けたこともあり、
気になりながらも後回しにしていました。
『本当は怖かったのです。』
どれくらい悪くなっているのか。
いくらかかるのか。
歯医者さんに何と言われるのか。
考えるだけで嫌になっていました。
だから見ない。
考えない。
そのままにする。
そして、
「なんとかなる」
と言い聞かせる。
そんなことを繰り返していました。
でも、
去年ついに歯が欠けました。
歯医者さんでは、
「今後どこがどうなってもおかしくない状態」
と言われました。
それでも応急処置ができたことで、
また先送りにしてしまいました。
そして今、
本格的な治療が始まっています。
予定していなかった
出費も発生しています。
そこで、
私は
認めざるを得なくなったのです。
私は歯だけではなく、
お金のことも
同じように扱っていたのだと。
不安だから見ない。
怖いから後回しにする。
そして最後は
「なんとかなる」
と言い聞かせる。
でも、
もう無視できなくなりました。
私はこれまで、
心のことをたくさん学んできました。
感情との向き合い方。
本音を知ること。
自分を責めないこと。
そして
瞑想を通して、
意識や在り方についても学びました。
その学びに何度も救われてきました。
でも最近思うのです。
心が大事なのは間違いない。
けれど、
お金も大事。
現実も大事。
私はどこかで、
心さえ整えばなんとかなる
そう思っていたのかもしれません。
でも違いました。
心も大事。
お金も大事。
どちらかではなく、
どちらも大事なのです。
一輪車でも前には進めます。
でも不安定です。
私はずっと、
心という一輪だけで
頑張って走っていたのかもしれません。
だから今、
お金という
現実とも向き合い始めました。
心とお金。
その両方が揃って初めて、
二輪車のような安定感が生まれる。
そんなことを感じています。
だから私は今、
心身ともに
豊かな人生を育てていくために、
お金と現実に向き合うための
仕組み化を学び始めました。
心も大切。
お金も大切。
どちらかを選ぶのではなく、
どちらも大切にしながら生きていく。
そんな生き方を育て始めています。
まだ始まったばかりです。
でも、
土の中に埋もれていたものが、
ようやく芽を出し始めた。
そんな気がしています。
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