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Q:私が踊りにいってるのはミロンガなんでしょうか、プラクティカなんでしょうか?

A:ミロンガはアルゼンチンやウルグアイのスペイン語でダンスパーティの意味。ミロンガ・デ・タンゴ(タンゴのダンスパーティ)、ミロンガ・デ・バチャータ(バチャータのダンスパーティ)などと使われます。でも、タンゴが盛んなブエノスアイレスやラプラタ川沿いの地域ではミロンガといったらタンゴ。

ミロンガはパーティなので、皆TPOにあった装いで会話や飲食も含めて楽しい時間を過ごそうとやってきます。また時には音楽の生演奏やプロのデモなどもあって、いろいろな角度からタンゴを楽しめるようになっています(もう少し詳しくはコチラ)。

一方プラクティカは練習会。インストラクターがいて質問に答えてくれたり、頼めば踊りをチェックしてくれるところもありますが、基本的には自主的に練習するところです。また、プラクティカではカベセオせずに、練習したいステップがあるんだけど一緒にやってくれる? などと参加者に直接アプローチしても引かれることはない(興味ないです、といわれることはある)。また、ミロンガではできないような派手めのステップをきめて、ふふん、ミゲル・アンヘルも顔負けだろ、などと悦に入ることもできます。

タンゴの盛んな所では、プラクティカには初心者だけではなくかなりのレベルの人もやってきます。自分のダンスのチェックしたり新しいアイデアを試してみたり、プラクティカをうまく使うことでミロンガでは余裕をもって踊れることを彼らはよく知っているのです(そうなんです、研究熱心なリーダーの皆さん。粋なミロンゲーロたちはミロンガでは「全力」じゃないんです。せいぜい七割くらいの力でしか踊ってないんです)。

ミロンガとプラクティカの境界ははっきりしないこともあって、例えば、タンゴ人口が少ないところのミロンガで、参加者のほとんどが特定の先生の生徒さんだったりすると、普段のレッスンの延長のような感じだったり(みんなその週に習ったステップをするとか)、また、自主練習会だけど飲み物などもサーブして、ちょっとミロンガ風にした「プラクティロンガ(プラクティカ+ミロンガ)」と呼ばれるフォーマットをとっているところもあります。

あと、勘違い系というか、ミロンガで「そこはこうしないとダメだよ、ホラもう一回!」などといいだすパートナーにつかまってしまい、ココはどこ? となってしまうケースもあります。プラクティカと違ってミロンガでは(頼まれでもしない限り)相手のダンスの欠点を指摘したり教えたりはしないことになっているので、この場合は、アリガト、じゃ私これで、とスタスタ歩き去るか、そこまでするのはちょっと、という場合は、次回からはつかまらないようカベセオ外しの技を磨きましょう。

以上まとめますと、ミロンガは遊ぶところ、プラクティカは練習するところ、でもこの二つがいろいろな割合で混じったイベントもある、となります。ご質問者様の参加されているイベントはどの辺でしょうか? 何にせよ、タンゴを踊れる場所が身近にあるのは素晴らしいことです。フォーマットにかかわらず、様々な機会を楽しんでくださいね🌹
©Rico Unno, 2025, CC BY-ND


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