見出し画像

【ママの声】「守らなきゃ」と思っていた子どもは、一緒に学ぶ仲間だった


「子どもには、まだ早い」「綺麗じゃない世界からは、守ってあげなきゃ」——そう思って、本の世界と現実をどこか切り離していたお母さん・お父さんに、今日は届いてほしいお話です。
今回は、5歳の男の子を育てるあるお母さんの、3か月の変化をご紹介します。


「守らなきゃ」と思っていた子どもは、一緒に学ぶ仲間だった

正直に言うと、私は子どものことを「守る対象」だと思っていました。

家のなかで、人間の難しい部分にたくさん触れてきました。きれいごとでは語れない、人の弱さや愚かさのようなもの。そういうものを浴びてきたぶん、社会をどこか斜めに見る癖が、自分の中にあったのだと思います。

だから、せめて子どもには。

絵本や歴史の世界と、リアルな実社会を切り離して、こちら側の薄暗さは見せたくない——そんな気持ちが、ずっとありました。


子どもの「興味の質」が、変わってきた

入学して3か月が過ぎたころ、息子(5歳)の様子が、少しずつ変わってきたことに気づきました。

朝、誰に言われるでもなく、自分のペースで一日を始める。本棚に並んでいる伝記をめくっては、知らない人物に夢中になる。

慣用句やことわざを覚え始めて、ふとした会話に挟んでくる。詩や俳句を口ずさんで遊ぶ。


数字も大好きになりました。

3桁の暗算を頭の中でやっては、「もっと出して!」とねだってくる。車での移動中、以前はDVDを見せて静かにさせていた時間が、いまは替え歌の時間になり、暗算の時間になり、息子が自分で問題を作って解く時間になっています。

時事問題のニュースを耳にしたときも、5歳なりに自分の意見を返してくる。聞いていてドキッとするほど、本質をついた言葉が出てくることもあります。

区の科学館で、3時間夢中になっていたのは私のほうだった

先日、近所の小さな科学館に行きました。

以前の息子なら、
台風や竜巻の実演のような、派手なパフォーマンスばかり何十回も見て大騒ぎするタイプでした。

ところがその日は違ったんです。

派手な展示は早々に切り上げて、火山のしくみ、天気の成り立ち、磁力、重力——地味だけれど世界の根っこにあるものを、ひとつずつ覗き込んでいる。


「これってこういうことだよね」

と、自分から話しかけてくる。


頭の中で言葉や絵で出会ってきたものを、
目の前の立体物と重ね合わせている、そんな感じでした。


そして気づいたら、私自身が3時間、その場から動けませんでした。


入学する前の私は、
「息子が好きだから付き合っているだけ」というスタンスで、
科学館にそこまで興味がなかったんです。


でもその日は違いました。

展示のひとつひとつが、自分が最近触れてきたことと繋がっている。

「あ、これあの話だ」と気づく瞬間が止まらない。

小さな発見をしては息子と意見を交換して、
3時間があっという間に過ぎていました。

こんな近くに、こんな宝物があったのか。
その目を持っていなかったのは、自分自身だったんだな。

帰り道、しみじみと、そう思いました。

「驚き」と「ありがたさ」から、話すようになった

3か月で一番大きく変わったのは、たぶんここです。

子どもと光合成の話をしても、
宇宙の話をしても、
AIの話をしても、
原子の話をしても

——どんなテーマも、私の中で必ず「驚き」と「ありがたさ」から始まって、「驚き」と「ありがたさ」に帰っていく。

地球の上に生きていること。
日本という場所で生きていること。
この時代にたまたま居合わせたこと。
そして何より、目の前の子どもに出会えたこと。

ぜんぶ、奇跡なんだなと、
心の底から思える瞬間が、日常の中に増えてきました。


そして、その「驚き」を子どもに話すと、
子どもがちゃんと受け取ってくれる。

それがまた、嬉しいんです。


子どもは「守る対象」じゃなく、「一緒に生きる仲間」だった

3か月前の私は、無意識のうちに、
子どもと自分の世界を切り分けていました。

「子どもにはまだわからない」
「子どもは守らなければいけないもの」


そう背負おうとすればするほど、自分が一番やりたくなかったはずのこと——実生活と学びを切り離すこと——

を、自分自身がしていたんだと、いま振り返ると思います。

息子は、思っているよりずっと、
世界をちゃんと見ていました。

私が「まだ早い」と決めつけて遠ざけていたものを、
ちゃんと自分なりに消化して、自分の言葉で返してくれる。


同じ世界で、一緒に生きて、一緒に学んでいる仲間なんだ
——そう思えるようになったことが、私自身の一番の変化です。

ノロノロでも、踏み出してよかった


完璧にできているとは、まったく思いません。


周りのペースについていけず、申し訳なく感じて萎縮してしまう日もあります。それでも、ここで立ち止まって、自分のペースでも歩いて来られたこの3か月は、私にとって本当に財産になりました。


歴史を振り返れば、混乱期もあれば、不条理な時代もあった。それでも、諦めずに志を持って前に進んできた人たちがいて、いまの私たちがある。


そういう視点を、子育てを通じて自分の中に持ち直せたことが、
いちばん嬉しい変化かもしれません。


最後に、アトムズアカデミーよりご案内です。

アトムズアカデミーは、子どもが学ぶ場所、ではありません。

「親が学ぶ場所」です。

子どもをどう変えるか、ではなく、親自身がどう変わっていくか。


そこから、家の空気がゆっくりと変わっていく——
そんな体験をされている方が、本当に多い場所です。


「子どもにとっての正解探し」に少し疲れているお母さん・お父さんにこそ、まず一度、覗いてみてほしい体験会です。

▶ 体験会の詳細は画像をタップ

この子の天井を決めているのは私かもしれないシリコンバレー発探求学習親のための学校アトムズアカデミー体験会開催中

こちらの記事もぜひ読んでみてください



いいなと思ったら応援しよう!