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【オンライン日本語】フリートークの継続率を上げるためにすること

こんにちは!スペイン在住オンライン日本語教師のRikoです😌

元高校教師、海外の大学で日本語を教えたのち、スペインに大学院留学をし、その後、オンラインで日本語を教えて10年になります。(レッスン数は6000時間を超えています)

今日は対面&オンラインで教えている私がオンライン日本語教師のフリートーク(会話レッスン)についてお話しします。

特に、日本語学校ではなくフリーランスで教えている方におすすめです🙆‍♀️


🆕 インスタの投稿にもまとめました!☺️



フリートーク、実は意外と難しい


日本語ネイティブであれば、会話のレッスンは簡単でしょ?
って思うかもしれません。

でも実際にやってみると・・・


1、2回会話レッスンを取ってくれる学習者はたくさんいますが、「何度も継続して受けてもらう」のは意外と難しいのです。

事実、私のインスタにも「フリートーク」について悩んでいるという質問がよくきますし、XやThreadsでも新米教師の方が「フリートークが続きません💦どうすればいいですか?」と投稿しているのもよく目にします。

なぜフリートークのレッスンが難しいかというと、学習期間が長くなればなるほど、会話のネタが切れてしまいマンネリになるからです。


私が教えている、学習者の中には、4、5年レッスンを継続してくれる人もいますが、学習者は基本、週1回レッスンを取ってくれる人が多いので、毎週毎週、会話のレッスンをしていると、どんどん話すネタ・テーマがなくなってきてしまいます💦



会話のネタといえば、レベルにより変化しますが、大抵 自己紹介や家族のこと、趣味や好きなこと、日本旅行であったこと、などが定番ですが、これらも数ヶ月すればネタは切れてしまいます💦特に初級レベルでは、話せる内容、語彙、文型が限られるため、教師の工夫も必要です。


そして、レッスンがマンネリ化して友達との雑談のようになってしまうと、「プロの教師にお金を払ってレッスンを受ける意味」が薄まってしまうし、会話力は練習してすぐに上達するものでもないので、目にみえる達成感が得にくく、その結果、途中でパタリと辞めてしまう人もいます。


特に、続かないレッスンはこうなりやすいです💦

  • 毎回ただ話して終わる

  • 訂正が全くない or 多すぎる

  • 毎回同じ質問ばかり

  • 上達が実感できない


私も過去に、このような経験があり、そこからレッスンをどんどん改善していきました。今では3年以上、(長い方だと6年!)長く続けてくれる古参メンバーが増えていますが、それでも会話のレッスンは続いています。



では、会話のレッスンを長く継続してもらえるようになるにはどうすればいいでしょうか?今日は、フリートークのレッスンで気をつけていることを書いてみました。


「フリートーク=雑談」ではない!レッスン設計をしよう


①相手の学習目的に応じてテーマを選ぶ


会話レッスンといっても、学習者によってレベルや学習目的は異なるので、まずはヒアリングをして、レッスンを通して何を学びたいのか、どんな未来を叶えたいのかをしっかり聞きます。

会話といっても、
仕事の会議で使う会話なのか
・家族と話すためなのか
・友達と話すためなのか
それぞれの場面や話し相手によって、練習方法は変わってきます。


例えば「会議で話したい」という目標があれば、フォーマルな言い方や専門的な語彙を学ぶ必要がありますし、友達との会話であれば、より自然な言い方やネイティブが使うような表現を学びたい人が多いです。

このように、会話、フリートークのレッスンといっても曖昧なので、会話の中でも特にどんな練習をしたいのか、学習者の要望をしっかり聞いてからレッスン内容を考えていきましょう。

②レッスンを見える化する


達成感が感じられない、上達が感じられないレッスンだと、レッスンを途中で辞めてしまう人が多いです。なので、なるべく毎回のレッスンで「何を学んだか」目にみえるようにするといいです。

例えば
・今日学んだ語彙や表現方法
・訂正した文型、正しい文型の使い方
・漢字や発音

など、レッスンでやったことを見える形で、メモしておきましょう。

具体的には、学習者のポートフォリオを作り、Googleドキュメントにまとめ 「いつ、どんなことを学んだか」を記録しておきましょう。

会話のレッスンで学んだ語彙は、Googleドキュメントに記録しておくと、相手も見ることができるので便利です。これは、レッスン後にまとめるよりは、レッスン中に逐一記録するのが効率的です。レッスンで新たに出てきた語彙や、大切な語彙などを書き込んでおきます。

(今はZoomなどで議事録やメモを記録する機能がありますし、NotionのAIミーティングも便利ですので、それらを利用しても良いと思います)

学習者にとっては漢字の語彙をメモするのは大変なので、教師側が書いてあげると便利ですし、効率的です😌


③フリートークでも文型をたっぷり練習できるように設計する


特に初級レベルでは、知っている語彙や文型が限られているので、なかなか深い会話やディスカッションができないことがあります。それは、まだインプットが十分ではないので、アウトプットにも限度があることが原因です。

なので完全にフリーな会話練習にするというよりも、時には文型をレッスンに組み入れて、インプット+アウトプットができるようにレッスンを設計するとかなり満足度が上がります。

特に、会話をしながら、よく間違える文型や、苦手な文型があれば、それを取り上げて、集中して練習します。

*ここで気をつけたいのは、会話練習を好む人は、単調な練習やパターンプラクティスを嫌う人が多いです(全員ではないですが)💦なのでフラッシュカードや活用練習などのやや単調な問題をやるよりも、会話の中に自然な形で文型を組み込んで、教師が学習者に発問したり、例にならって短文を作らせるなど、クリエイティブ寄りの活動を増やすと良いです。

例えば、初級N5レベルの学習者で今まで独学で勉強してきた人は、まだ会話力が低いので、N5の文型の確認をして、理解が不十分な文型は例文を与えて、文型のルールをインプットしてもらってから、応用の会話練習をするのが効果的です。

ここに、文型入りの会話練習の例を書きました🔻

例:形容詞の過去形を間違えてしまう
①ルールを伝える(インプット)
 い形容詞「さむいです」→「さむかったです」
 な形容詞「しずかです」→「しずかでした」
②ルールをもとに形容詞・過去形の会話練習
 ・去年、旅行しましたか?どうでしたか?ホテルはどうでしたか?食べ物は?
 ・週末、何をしましたか?どうでしたか?


また、別の学習者を教えたときに出た質問もこちらに書きます。
以下は、N5を終えた学習者で、「ので」を過去に学んだ理解が不十分で復習したいと要望があったので、簡単にその場で例文を書き、例文を見ながら短文を作ってもらいました。

ささっと例文が書けるようにストックをしています


会話を練習したい学習者も、会話レッスンを重ねていくと、自分のインプットが足りない!と感じる人も多いので、アウトプットだけでなく、学習者の苦手を補填したり、インプットもできるようにレッスンを設計しています


マンネリ化しないために


フリートークはネタ切れしやすく、なんとなくマンネリ化してしまうことも・・・特に、単価が10~20ドルだと学習者は週に複数回取ることもあるので、なかなか大変です。

定期的にヒアリングをする

数ヶ月に一度は、今のレッスン内容がやりたいことと合致しているか、学習者に確認してみましょう。


学習者の中には、自分から意見や要望を言いにくい人もいるので、定期的に相手の意見を汲み取る機会を作ります。そうすると「次は◯◯がしたいです」など要望を言ってくれ、より学習者にとって必要性の高いレッスンを構築することができます。

また、定期的に意見を聞くことで
「自分のことを気にしてくれている」
「大切にされている」

と実感してくれます。

誰しも、自分のことを大切にしてくれる人に学びたいですよね✨


しっかり褒めよう


そして、定期的なフィードバックもモチベーションをあげてくれます。

学習者の上達が見えた時には「◯◯ができるようになったね!」と、その変化をしっかり伝えてあげると良いです。

ネイティブにとっては簡単に思える自分の国の言語ですが、学習者にとってはとても難しいもの。。。
特に日本語は他の言語と言語系統も違うし、共通点も少ないので、途中で挫折したり、辞めてしまう人が多いです。
なので、少しの変化に気づいて、相手に伝えてあげましょう!

褒められたら、やっぱり嬉しいですし、「よっしゃ、次も頑張ろう!」って思えますよね。

大人のレッスンでも、褒めるのは大切です✨




***

本日もお読みいただきありがとうございました✨

いかがでしたか?
フリートークレッスン、参考になれば嬉しいです😌

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