見出し画像

井上陽水と石川セリの7インチコレクション(16枚)



井上陽水「なぜか上海」

79年8月5日リリース

A面「なぜか上海」
B面「娘がねじれる時」
作詞作曲:井上陽水/編曲:高中正義

70年代最後のアルバムスニーカーダンサー(79年9月21日リリース)からの先行シングルカット、陽水の場合、わざわざシングルのB面に「クオリティもB面」の曲を書き下ろしで律儀に収録するケースが多く、時にそれはアレでソレで実験的だったりし、後にソレらを集めた裏ベスト盤GOLDEN BAD(2000年7月28日リリース)というCDもあるくらいの確信犯、いや普通にアルバムのイイ曲を入れてくれればいいじゃない、と思うのだが、今回はそのパターンであります、その後のLIVEレパートリー的なことを考えたら「娘がねじれる時」の方が「なぜか上海」より今となっては重要な曲でしょう、「氷の世界」の続編という気が勝手にしています、まー同じくリンゴが出てくるだけなんですけど... サウンド的にはスティーリーダンの影響があるかもしれません

因みに、もし「なぜか◯◯」という大喜利があったら、そこに「上海 」って思いつくのは日本中で陽水しかいないと思われます、実際に旅行しただけなのかもしれないが「シャンハイ」っていう語感で選んでいるような



井上陽水「ジェラシー」

81年6月21日リリース

A面「ジェラシー」
B面「夏星屑」
作詞作曲:井上陽水/編曲:星勝

アルバムあやしい夜をまって(81年11月21日リリース)より超先行?シングルカット、77年の事件前後からシングルヒットがなかった印象で、そういった意味では久々のヒット、結構ザ・ベストテンにランクインしてたイメージがあったのだが、改めて確認してみるとスポットライトに出演しただけでオリコンも14位、それでも自分は興味を持ち、レコード店にシングルを買いに行った、帰りに同級生に出会(でくわ)して「何買ったんだよ?」と言われたので見せたら無反応、そりゃ小学6年生ならそうだろう、今考えたら言葉の意味もロクに分からず「ジェラシー」に食いつくって渋過ぎるが、ともかく今回のコレクションでリアルタイム新品購入なのは「ジェラシー」だけである

当時「ジェラシー」を買った流れでアルバムあやしい夜をまっても購入、中でも「Yellow Night」にぶっ飛び、坂本龍一以外にも坂本龍一みたいな音を作る奴がいるなぁ〰️と、後々川島裕二というアレンジャーが重要だと認識するようになる、7インチ化希望!

B面「夏星屑」もお気に入りだったのだが、アルバムには収録されず、CD化は8cmCD盤ジェラシー或いはボックスセットNO SELECTION』『ReMasterなどに収録、サブスク未解禁



井上陽水「風のエレジー」

81年11月21日リリース

A面「風のエレジー」
作詞:阿木耀子/作曲:井上陽水/編曲:星勝
B面「海はどうだ」
作詞:友部正人/作曲:井上陽水/編曲:星勝

81年11月21日リリースのアルバムあやしい夜をまってと同時カット、しかも両面ともアルバム収録曲というのも珍しく、「ジェラシー」の流れを止めたく無い的な畳みかけを感じます、結果は実らずオリコン55位、サビの「ヒュルルヒュールルー」がキャッチーなようでキャッチーでなく、正直子供心に覚えやすくも食いつかなかったです、では何故後からこれを買ったかというとB面「海はどうだ」がお気に入りだったからです(間奏が特に)



石川セリ「スノーキャンドル」

アルバムと同時発売 or 82年初頭のリリース

A面「スノーキャンドル」
作詞作曲:中村治雄/編曲:矢野誠
B面「大じゅもん -ひとつひとつあなたに-」
作詞:井上セリ/作曲:矢野顕子/編曲:矢野誠

AB面共に81年12月20日リリースのアルバム星くずの街で』収録曲

矢野顕子が提供したB面「大じゅもん -ひとつひとつあなたに-」推し、アルバムからよくコレをカットしてくれました、如何にもな矢野顕子ワールド、と思ったら作詞は石川セリ本人ということで、この世界観に陽水もびっくりしたとのこと、実は前のアルバム気まぐれ収録の「昨日はもう」も作詞:石川セリ/作曲:矢野顕子コンビでヤノ自身もいろはにこんぺいとうで演ってます、なので「大じゅもん」の方も演ってほしいのですが

それにしても70年代末のフィリップスレコードのメンツは濃い、ザ・スーパーレディーズというオムニバスがあるのだが(未入手)、大橋純子 / 桃井かおり / 石川セリ / 桑名晴子 / 矢野顕子 / 小林泉美の作品を2曲ずつ収録、このメンバーが一堂に会するフェスを勝手に妄想して勝手に興奮しています



井上陽水「My House」

『MUCH』のジャケを黒と赤の2色印刷で

A面「My House」
作詞作曲:井上陽水/編曲:星勝
B面「風のエレジー」
作詞:阿木耀子/作曲:井上陽水/編曲:星勝

81年「ジェラシー」という曲で久々のヒット、拓郎共々70年代はテレビ出ません〰️的なスタンスから、時代も変わってテレビも出ますよ的なノリに変わり、夜のヒットスタジオ「ザ・ベストテン」等にも出演(以降テレビには当たり前のように出演)、自分の陽水歴はココからで「ジェラシー」収録のアルバムあやしい夜をまって(81年11月21日リリース)はリアルタイムで購入した思い出の1枚

そのアルバムのちょっと変わった人気曲「My House」の7インチを発見して驚く、これは82年3月5日リリースの2種類のベスト盤SOMUCHMUCHの方の販促盤ということで、ディスコグラフィには無い1枚、単に商品盤シングルのプロモではなく、こんなのあったのか的なプロモオンリー盤、しかし残念なのはB面「風のエレジー」は普通にシングルカットされているので、どうせだったら違う曲にしてほしかった、あやしい夜をまってからであれば「天使 in マガジン」(矢野誠編曲)or「Yellow Night」(川島裕二編曲)だったら最高、しかしそもそもMUCHの販促盤だから、その中から選ぶと他は殆どがシングルカット曲なので、それらを避けると「東へ西へ」「愛の装備」くらいしか残らない(勿論それでOK)

ベストアルバム『MUCH』収録曲はこちら

ジャケ裏に載っているコンサート(82年3月7日NHKホール)のテレビ放送は当時知らなくて観られなかったが、NHK-FMでも放送したのでエアチェックして、これで昔の曲も覚えることになる、このLIVEは玉置浩二を含むデビュー前の安全地帯のメンバーや川島裕二(ex.EP-4)や上原裕(ex.村八分ごまのはえシュガーベイブ)などがバックを務めており、LIVE盤が出なかったのが勿体ない、テレビ放送もあったので映像素材もあるのだが(YouTubeで観れました)、まだビデオ化する時代でもなかった、よって今から発売しても面白いっていうかしてほしい




井上陽水「愛されてばかりいると」

83年2月5日リリース

A面「愛されてばかりいると」
B面「背中まで45分」
作詞作曲:井上陽水/編曲:川島裕二

70年代に初のミリオンアルバムといわれる氷の世界で一世を風靡した後、大麻事件などあり若干低迷していたが、80年代に入って「ジェラシー」のヒットを皮切りにベストテンなど普通にテレビに出るようになり、再び全盛期を迎える、アルバムでいうとあやしい夜をまって』『LION & PELICAN』『バレリーナあたりだが、実際に売れたのはそれらの次にリリースされたセルフカヴァー集9.5カラット(再びミリオンを記録)、しかし上に挙げたアルバム3枚は自分的にここから聴き始めたということもありつつフェイヴァリット、勝手に3部作と思ってます、その3枚全てにアレンジャーとして関わっているのが当時EP-4のメンバーだった川島’バナナ’裕二、このシングルはLION & PELICAN収録曲でAB面ともバナナアレンジ、但しA面「愛されてばかりいると」はシングルヴァージョン(もしかして未CD化音源かも?)、B面「背中まで45分」は全曲陽水が曲提供した沢田研二のアルバムMIS CAST.からのセルフカヴァー、約6分の曲で7インチ向きではないが(しかも45rpmでカッティング)、沢田研二シングルカットしたことによる相乗効果狙いかもしれない

83年1月1日リリース、沢田研二ヴァージョンが先



井上陽水「誘惑」

83年12月5日リリース

A面「誘惑」
作詞作曲:井上陽水/編曲:BANANA
B面「Frozen Eyes」
作詞:Diane Silverthorn /作曲:井上陽水/編曲:BANANA

80年代に入って「ジェラシー」という曲で第2次陽水ブームが始まるやいなや、アルバムは81年から1年毎にあやしい夜をまって』『LION & PELICANそして川島裕二が全曲アレンジで「誘惑」も収録されているバレリーナ、この3枚は非常に充実しておりまして、個人的には思い入れ深く、おそらく陽水自身もそうだったのかと思います、それは何故かと申しますと、結局このバレリーナが陽水のアルバムでも最も売れてない部類になりまして、この後に立て直し的にリリースした明菜安全地帯に提供した曲のセルフカヴァーアルバム(という企画自体早かった)9.5カラットが大ヒットで面目躍如、そして神宮球場で安全地帯とのジョイントコンサートも大成功、これでめでたしめでたし、いや陽水的にはちっともめでたしではない、その証拠に次にリリースしたアルバムがNegativeでありまして、この状況に満足してないのは明白、自分が頑張って作ったアルバムが売れずに、結局セルフカヴァーとかが売れんのかよって、そんな感じだったんじゃないかと思ってるのですが、どうでしょう?

A面「誘惑」バレリーナの中でもよくこれをシングルにしたなっていうか、これシングルあったんだっていう驚きで買ったわけですが、じゃーバレリーナで何がシングル向きかっていわれたら即答出来ません、とりあえずリンドラムのグルーヴ、バナナシンセの浮遊感、陽水と玉置浩二の師弟ハーモニー等々最高ではあります

B面はバレリーナ収録の「虹のできる訳」を英詞にした「Frozen Eyes」で、元々は全編英詞のカセットブック歌う見人(未CD化)に収録されたヴァージョン、いつぞやのコンサートでまさか演るとは思ってなかった「虹のできる訳」を聴けた時には感激でした



石川セリ「キサラ恋人」

84年6月1日リリース

A面「キ•サ•ラ恋人」
B面「Martinet(雨燕)」
作詞作曲編曲:かしぶち哲郎

Wikipediaによれば、意外にも?オリコンチャート的に1番売れたシングル(40位)、一般的な代表曲としては映画主題歌である八月の濡れた砂だろうが、これはデビュー曲のB面(両A面らしいが)、また「ダンスはうまく踊れない」は陽水がお近づきの記念に作った曲だが、5年後に高樹澪がカヴァーして大ヒット(3位)したから日の目を見たようなもので、オリジナルリリース時はそうでもなかった(57位)

半年後にリリースされたアルバムfemme fatale(84年12月1日)は、このシングル両面共に収録されている流れのまま、かしぶち哲郎全面プロデュース(坂本龍一大貫妙子加藤和彦の提供曲もあり)、演奏はライダーズリアルフィッシュということで未聴ゆえに急いで耳で聴けっていうかサブスク解禁希望(他のアルバム諸々も)

CMソングとして当時も聴いた記憶があるが、キサラって何の飲み物かまでは把握してなかったのでググってみれば缶ワイン、缶では珍しかったと思えるが、おそらく今どきのスパークリングでもなく、流行らなかったようで1年足らずで発売中止になったようです、ということでCM動画追加



井上陽水「飾りじゃないのよ涙は」

プロモオンリーは大抵貼られていた有線の管理表を剥がした跡が

A面「飾りじゃないのよ涙は」
B面「ダンスはうまく踊れない」
作詞作曲:井上陽水/編曲:久石譲

84年12月21日リリースのセルフカヴァーアルバム9.5カラットからのプロモオンリーシングル

A面「飾りじゃないのよ涙は」中森明菜に提供した曲(84年11月14日リリース、オリコン1位)のカヴァー

B面「ダンスはうまく踊れない」石川セリに提供した曲(77年4月21日リリース)だったが、高樹澪がアルバムで取り上げた後、ドラマの主題歌に採用されたことからシングルカットされてヒットした(82年7月21日リリース、オリコン3位)

この頃、カヴァーという言葉もセルフカヴァーという言葉も馴染みがなく、いわゆるオリジナルアルバムとは違う9.5カラットをどうプロモーションしていたのか、とりあえずレコードの帯コピーは「ライター陽水のベストセクションをシンガー陽水が唄う スペシャル•プレゼント•アルバム!」、久々のトップ10入り大ヒットシングルいっそセレナーデ安全地帯「恋の予感」「ワインレッドの心」、そしてこのシングルの2曲等々で氷の世界以来?のミリオンセラーになった



石川セリ「いろ、なつ、ゆめ(彩 夏 夢)」

ジャケ裏は石川セリの写真です

A面「いろ、なつ、ゆめ」
作詞作曲:かしぶち哲郎/編曲:大村憲司
B面「いろ、なつ、ゆめ」<カラオケ>
作曲:かしぶち哲郎/編曲:大村憲司

85年4月1日リリース(オリコン62位)のシングルの非売品、資生堂のキャンペーンソングは商品盤と資生堂サイドで配布する目的なのか詳細不明なジャケを資生堂の広告に合わせたものに変更され(この盤はCMに出演している甲田益也子)、準じてB面曲も変更される盤がいくつか、「いろ、なつ、ゆめ」の場合はオリジナルカラオケ(め組のひとも同様)、「ニュアンスしましょ」の場合はカラオケだがオリジナルオケではない(入手したが萎えて売却)、いけないルージュマジックの場合はオリジナルカラオケ+歌メロシンセ入り(ちょっと微妙)、ベジタブルの場合は資生堂盤も商品盤と変わらぬB面曲(残念!よって未所持)、B面につまらない曲(あくまで主観)が入っているならば、A面のカラオケの方がイイという、カラオケで歌うことでの興味ではなく、単にオリジナルオケが聴きたいトラックマニアとしての欲求が非売品という形で満たされる

もっとも90年代の8cmCDシングル時代になると世のカラオケの常態化に合わせてオリジナルカラオケがカップリングされることが当たり前になるが(しかしながら90年代のJ-POPに興味ナシ)、現在CDシングルも終わってゆく時代の流れで、再びオリジナルカラオケの存在があやふやに

資生堂盤だからかジャケの紙質がちょっと厚手で上質(印刷を考慮して?)、世のドーナツ盤のジャケもこれならヨレ/シワになりにくく折れにくく、キレイに保てて理想

石川セリの商品盤(未入手)
かしぶち哲郎によるセルフカヴァー盤(87年7月7日リリース)



ROMY「CALIFORNIA」

85年7月1日リリース

A面「CALIFORNIA」
作詞:友部正人、Holland Rose/作曲:Holland Rose/編曲:矢野誠
B面「Dance Away」
作詞:石川ひろみ/作曲:大沢誉志幸/編曲:矢野誠

アルバムKI・A・I(85年3月25日リリース)からのセカンドシングル

姉の石川セリにも関わっている矢野誠プロデュースのデビューアルバムKI・A・Iは当時宝島の広告(表2か表3か表4の目立つ位置)で見た日比野克彦(時の人だった)のジャケワークが目を引いたのと、坂本龍一「サウンドストリート」で頼まれたから仕方なくかけるという珍しい前置きで嫌々オンエアされたのが印象的で、それっきりリリースがなく忘れていたというか個人的にROMY(石川ひろみ)といえば上記2点の情報であったが、近年再発見してジャケも日比野克彦ではないし、だいぶイメージ違うな〜しかもセカンドシングルあったんだ⁈的なことで入手、結局サウンドストリートでかかった曲も「CALIFORNIA」だったと判明、当時はピンとこなかったのですが、今は良さが分かって発売当時以来一切再発がなく当然のようにサブスク解禁がされていないのが残念、がしかし何と現在YouTubeオフィシャルチャンネルがあり、KI・A・Iの曲が聴けて、「CALIFORNIA」のPVも見られます

作曲のHolland Rose佐野元春のペンネーム、松田聖子「ハートのイヤリング」でもこの名義

日比野克彦が手掛けたアルバムジャケット



井上陽水「今夜、私に」

88年9月7日リリース

A面「今夜、私に」
作詞作曲:井上陽水/編曲:川島裕二
B面「恋は自分勝手に」
作詞作曲:井上陽水/編曲:鈴木茂

A面「今夜、私に陽水が出演した日産セフィーロのCMイメージソング、糸井重里の「くうねるあそぶ。」というコピーと共に助手席から窓を開けて陽水が放つ「みなさんお元気ですか〜?」のインパクトで話題になり、その後昭和天皇の容態が悪くなった事情で口は動いているが無音というパターンに変わったことでさらに話題になった

話題になって他のパターンのCMも作られたはいいが、肝心の曲は話題にならず、オリコン43位、確かにキャッチーではないが、近年そのアンビエントサウンドがお気に入りになって入手した次第

この時まだ運転免許を持ってなく運転するシーンはない

AB面共アルバム未収録曲のためサブスク未解禁、CD化は同時発売の8cmCDシングル(陽水のシングルとしては初めて)、或いはボックスセットのNO SELECTIONReMASTERの中のディスクに収録




井上陽水「リバーサイドホテル」

88年10月21日再リリース

A面「リバーサイドホテル」
作詞作曲:井上陽水/編曲:星勝
B面「俺の事務所はCAMP」
作詞作曲:井上陽水/編曲:中西康晴

最初は82年7月5日にリリースされたシングルだったが、オリコン54位とヒットに結びつかず、その後12月5日リリースのアルバムLION & PELICANに収録された、当時LION & PELICANは聴いていたのでリバーサイドホテルはアルバムの中の1曲という認識だった、それから6年経ち、ドラマの主題歌に使われてオリコン11位のリバイバルヒットになるわけだが、殆どの人はこの時にこの曲を知ったと思われます

オリジナルと再発の違いはジャケとレーベル面にドラマの主題歌であることが記されているかの違いだが、自分は特に意識せず、買ったのがたまたま再発盤であっただけ、ドラマも見てません

ちょうど日産セフィーロのCMに出演して「みなさんお元気ですか〜?」が話題になってた頃だが、このCMソングのシングル今夜、私に(9月7日リリース)はオリコン43位とCMが話題になった割にはヒットしていない、シングルヒット自体4年前のいっそセレナーデから遠ざかっていたので、リバーサイドホテルの棚から牡丹餅的なリバイバルヒットは陽水的に90年代への原動力になったと思われます、またこれ以降いくつか何らかのタイアップで陽水のリバイバルが続く、例えば少年時代も当初の映画主題歌でヒットしたというより、1年後にソニーのCMに使われたのがキッカケでベストテン入りした他、70年代の曲がCMやドラマに使われるケースも多い

B面「俺の事務所はCAMP」はアルバム未収録曲のためサブスク未解禁、CD化は同時発売の8cmCDシングル、或いはボックスセットのNO SELECTIONReMASTERの中のディスクに収録



高樹澪「カナリア」

88年10月21日リリース

A面「カナリア」
B面「ダンスはうまく踊れない」
作詞作曲:井上陽水/編曲:チト河内

ダンスはうまく踊れない(82年7月21日リリース)の大ヒット(オリコン3位)から6年3ヶ月、歌手活動もアルバムぴぃーかぁーぶぅー(86年4月21日リリース)以来だったが、タイミング的には舞台「ダンスはうまく踊れない」(88年12月2日〜17日東京グローブ座)のミュージカルに主演することに合わせて再発になったのかもしれない、しかしただの再発ではなく、A面に新たな井上陽水のカヴァー「カナリア」をレコーディングしたと思われる

そもそもダンスはうまく踊れないの大ヒットの流れでもっと陽水カヴァーがあってもおかしくはないのだが、どうやら無く、大ヒットしたオリジナル盤のダンスはうまく踊れないよりこちらのカップリングの方がお得感があると発見して即買い

なお、この歌手活動再開かのようなシングルに合わせてベスト盤BEST HITS 14 -Impression-が88年12月14日にリリースされたが、ここで歌手活動はコールドスリープ... ... ... からの31年後、突如として2019年にアルバム明日への約束がリリースされる

そもそも井上陽水「カナリア」はアルバムLION & PELICAN収録曲でシングルカットはされてない、高樹澪のカヴァーから16年、今度はジェーンバーキンがアルバムRendez-vous(2004年3月リリース)でカヴァーした(英語で歌われ「CANARY CANARY」と改題、陽水は日本語詞を朗読)




井上陽水「夢寝見」

89年4月11日リリース

A面「夢寝見」
作詞作曲:井上陽水/編曲:藤井丈司、BAnΛNA
B面「紅すべり」
作詞作曲:井上陽水/編曲:BAnΛNA

平成になってからの初シングル、実はこちらも日産セフィーロのイメージソング、CMが好評でシリーズ化したのかもしれない、当時としては「お元気ですか〜?」の印象が強過ぎて覚えていない、曲は翌年のアルバムハンサムボーイ(90年10月21日リリース)に収録されたので、それで聴くことになる、石川セリがゲストヴォーカルで参加というのが珍しい

CMとしてはさらに違う曲が使用されているパターンもあり、それは同じくハンサムボーイ収録曲の「自然に飾られて」の初期ヴァージョンのようだ

「夢寝見」はPVも作られ(監督:操上和美)、VHSとLDで発売された

前88年より8cmCDシングルと7インチが同時発売、「夢寝見」は7インチの方が希少ということで入手するのに数年を要した

そして近年、「夢寝見」はDJカルチャーにおいて和製バレアリックサウンドとして再評価され、2025年に実に36年を経て7インチストレイトリイシューされた(それらのインフォには元々7インチはプロモオンリーとあるが間違い)

例によってB面「紅すべり」はB面のための実験曲ゆえにアルバム未収録、しかし「夢寝見」と共にGOLDEN BADに収録された、サブスク未解禁



香坂末幸「神無月にかこまれて」

89年11月21日リリースのシングルのプロモオンリー7インチ

A面「神無月にかこまれて」
作詞作曲:井上陽水/編曲:鷺巣詩郎
B面「THIS IS MY NIGHT TO CRY」
作詞:吉元由美/作曲:羽田一郎/編曲:瀬尾一三

89年後半にもなると8cmCDがメインとなり、ついに7インチが同時発売されなくなっていたが、有線やオールドメディアなどCDプレイヤーが行き渡っていない所のために7インチが作られるケースがあった、しかしそれも90年あたりまでで、91年以降になるとCDオンリーになる、よって88〜90年のプロモオンリー7インチは7インチコレクター的には狙い目というかレアというか希少高値の場合が多いので悩みどころ(勿論自分にとって必要な曲かどうかが大事)

香坂みゆき的には2年半ぶりのシングル、この時点での最新アルバムは前88年7月6日にリリースしたLa Vie NaturelleB面「THIS IS MY NIGHT TO CRY」はこのアルバムの1曲目からのカットである

A面「神無月にかこまれて」の唐突と思える陽水カヴァーは89年10月7日から始まったTBSの2時間ドラマ枠ドラマチック22のエンディングテーマになったことでシングル化されたようだ、アルバム未収録曲ながら、シングル単位でサブスク解禁済み

さらに1年半後の91年4月から2ヶ月おきに連続3タイトルリリースされたカヴァーアルバム『CANTOS1』『CANTOS2』『CANTOS3』に各々いっそセレナーデがヴァージョン違いで収録されている



残念ながら井上陽水の作品はサブスク解禁されてるものの、YouTubeでは殆どプレミアム会員しかアクセス出来ないソニー権利作品同様の残念な状況、よって各曲の公式動画のリンクは省きました(基本公式以外は貼らない)

一応、ここで取り上げている曲の殆どが入ってるマイベストプレイリストは以前から作ってあるので、Spotifyユーザーの方は是非参考まで〰️


いいなと思ったら応援しよう!