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『戦慄の病室』──問われる救われた命





【第2.1章 プロローグ】







それは、


脳出血で倒れた妻が、
意識を取り戻してしばらくしてからのこと。



私の頭の中には、


昔から妻に言われていた言葉が
常にあった。



その時は、
助ける以外の選択肢はなかった──





けれどそれは、
正しい選択なのか?





どんな形であれ、
人は救われることを望むのだろうか。





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ある日、命を救われた妻が言った。 「死にたい」 妻は脳出血による重い後遺症を背負っていた。 言葉にならない妻の問いが、私を戦慄させる。…

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