【秋分の一人旅2025】JR大糸線で日本の中心・糸魚川に行く&新潟県関温泉で一人温泉宿。第1話・JR大糸線で日本の中心を駆け上がる!【#鉄道旅】
はじめに
前回、JR只見線(大人気秘境ローカル路線)の途中で温泉宿に宿泊して一人温泉宿の良さを思い出したので、また行きたくなった。
※↓前回行ってとても良かった宮下温泉栄光館の旅はこちら。
どうせ一人旅に行くのであれば、道連れがいたらとてもじゃないけど連れていけないような行程の旅にしたい。いろいろ考えたところ、松本駅(長野県)から糸魚川駅(新潟県)まで北に伸びる大糸線のことを思い出した。以前、松本駅からこの路線で信濃大町駅まで行き、そこから立山黒部アルペンルートを通り抜けて富山県に行ったのだが、その時に、「この電車は糸魚川につながっているのか・・・」としみじみしたのであった。
なお、JR大糸線を南から辿っていくと、松本城でおなじみの松本駅から始まり、立山黒部アルペンルートの出発地(・・・の最寄駅)である信濃大町駅、アウトドア用品のブランド・スノーピークの王国がある白馬(たぶん白馬駅からはまあまあ遠い)、終点はフォッサマグナがあることで日本の中心と名高い糸魚川とつながっていく。
松本から糸魚川に乗り通そうと思うと、時間も相当かかるし、そもそも誰かと旅する際に糸魚川駅を目的地にすることが難しい。なので、一人で行くしかない。
JR大糸線のついでに、未乗車であった長野駅〜直江津駅のえちごトキめき鉄道等にも乗ろうと思い、またいろいろ探して、新潟県と長野県の県境、ギリ新潟県にある関温泉に行ってみることにした。関温泉は、いくつかの旅館からなる温泉地なのだが、この全ての温泉宿が「源泉100%掛け流し宣言」なるものをしている。
こちらの温泉も、先月訪れた温泉と同じくらい良さそうである。期待。
通常の観光客とは一味違う動きをする喜び
さて、今回の旅の始まりは松本駅である。
松本駅で少し時間があったので、駅近の丸善で文庫本を調達した。
松本駅から特急あずさに乗車する。この特急あずさは、東京だか新宿だかから出発して、甲府などを通って松本に来ている。終点は白馬駅である。
駅のホームで待機して電車が入ってくるのを見ていたのだが、乗車率がかなり高い。土日だしな・・・と思って立っていると、停車した電車から人が降りてくる。
どんどん降りてくる。
その列は途切れない。
・・・
松本駅で乗客の9割5分(体感)が下車してしまった。逆に松本駅から乗車したのは、一車両当たり数人というレベルである。
私の前に電車に乗り込んだカップルが、「みんな降りちゃったね」「不安だね」みたいな会話をしていた。それな〜という気持ちもありつつ、「通常の観光客とは一味違う動きをする玄人感」を味わい、満更でもない気持ちもある。JR大糸線に乗車するのは初めてなので、玄人も何もないのだが。
白馬までは車窓から北アルプスを楽しめるらしいが、この日は生憎の曇りである。
とはいえ、雲がかかった山も美しい。




踏切の向こうから手を振ってくる親子にも2、3組出会った。
私はなるべく手を振り返したいと思っているので、手に持った文庫本と車窓を視線が行き来して忙しい。
そんな中、白馬駅近くになって現れた仁科三湖が絶景である。
もう写真はいっかと思ってカメラを鞄にしまっていたので、うまいこと写真が撮れなかった。


なんと、湖に浮かぶボートから手を振ってくる女性に遭遇。私が手を振り返すと、ものすごく喜んでいた(たぶん)。
↓前回の旅で、千曲川から手を振ってくる男性三人組に遭遇した話はこちら。
減便の波を感じる南小谷〜糸魚川
白馬駅から、南小谷駅(みなみおたりえき)行きの電車に乗り換え、南小谷駅からまた乗り換えである。
なお、南小谷駅がJR東日本とJR西日本の境界である。
南小谷駅で1両ポツンとたたずむ車両に乗り込む。白馬〜南小谷を共に旅した乗客たちも、多くの人たちが同じ鉄道に乗り換えた。
1両編成の車両は乗車率は高めである。さすがに満席とまではいかないが、意外と乗客がいるな・・・という感じ。
一人でボックス席を占領することはできそうになかったので、ロングシートの中央付近に収まった。
発車時刻まで時間があったのだが、何やらバインダーを持って車内を巡る男性が。私のところにも来て、「アンケートお願いします」と言われた。
承諾してアンケートを見ると、大糸線の利用頻度や利用目的を尋ねるものだった。
今回の旅のために時刻表を調べていて思ったのだが、このJR大糸線にも減便の流れが来ているようだ。時間帯によっては代行バスの運行となり、松本から糸魚川まで電車で行けるタイミングは相当限られていた。
アンケートの内容的に、今後の大糸線の進退を検討する材料となるのだろう。
アンケートに回答して職員にバインダーを返却すると、クリアファイルがもらえた。わあい。

さて、乗客が概ねアンケートに回答し終わったところで、定刻通りに発車。
ロングシートに座ったこともあり、写真を撮る機会はないだろうと思ってカメラを片付けてしまっていたのだが、なかなか面白い車窓だった。
北小谷駅付近から渓谷を走り、右に左に見える川に秘境を感じる。
かなり上流の方になるのだろう。河原に転がっている石が、というか岩が、大きい。こんな大きい岩は見たことがないと思うような岩がその辺にゴロゴロ転がっている。
いや、平べったい大きな岩ならあるかもしれないが、小さい石に混じって、真ん丸に近い岩がドンッと鎮座しているのだ。なぜこんな地形に?
カワセミとかいないかなーと思って目を凝らしていたが、見つけられなかった。
続きます
松本駅から約3時間、糸魚川駅に降り立った。
糸魚川といえば、西日本と東日本の境界となる地溝帯、フォッサマグナが通っていることを小学校で習った。その頃、糸魚川に行ってみたいと思っていたのだが(親に言ってみたかどうかは忘れた)、全く行く機会がなかった。
次回はかの思い出の(?)地、糸魚川に降り立つ!
※↓小学生の時に見たいと親にねだって困らせた信濃川を眺めた話はこちら。
