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【秋分の一人旅2025】JR大糸線で日本の中心・糸井川に行く&新潟県関温泉で一人温泉宿。第2話・糸魚川で3時間散策!【#鉄道旅】

これは続きの記事です

前回は、松本駅からJR大糸線で終点の糸魚川駅まで到達した話であった。要約すると、車窓がなかなか良かったのと、減便の流れを感じた。

糸魚川駅に降り立った!

糸魚川駅に降り立ったのだが、宿泊地はここから鉄道で2時間程度かかる温泉地だ。そこまでの電車の乗り継ぎの関係で、糸魚川で3時間の空白時間が生じてしまった。
本当は、せっかく糸魚川まで来たからには、日本の中心(フォッサマグナが通っているという意味で)感を味わうのにうってつけと思われる施設・フォッサマグナミュージアムに行ってみたかったのだが、バスの時間がどうにもうまくいかないので諦めた。普段の私だったら、いかにバスの時間が微妙だろうが、目的地に30分程度しか滞在できなかろうが、とりあえず行ってみるのだが、この日はちょっと疲れていた。こんな日もある。

↓私が行けなかったフォッサマグナミュージアムはこちら。

さて、先に言ってしまうと、実は糸魚川駅に着いた時点ですでにトラブルが発生していた。
※糸魚川に着いた時点では気付いていない。

なんと、JR大糸線の白馬駅付近でカメラをバッグにしまう際に、カメラの電源を切り忘れていたのだ。
哀れなカメラは白馬駅付近から生産的なことは何もしないままジリジリと電源を消費し続け、約2時間。
(私が電源切り忘れに気付いた時点で)残りの電源はたったの17%。これでは本日のお宿に着く前に電源が切れてしまうこと必至・・・!
なんということでしょう・・・

糸魚川駅に降り立ち、遠くに山を臨んで深呼吸し、「新幹線のホームはどこかなー」などと呑気に考えていた私は、このとんでもない事態にまだ気付いていない。
絶望まであと30分といったところである。

一軒目《絲と糸》

まずは、糸魚川駅を出て徒歩10分もかからず行けるカフェ、《絲と糸》で腹ごしらえをする。

駅前に立って北方向を見ると、屋根付きの商店街とその向こうに日本海が見えるのだが、そちらではなく、駅を出てすぐ左折し、「中央通り」という名称の通りを歩く。お目当てのカフェはすぐに見つかった。

逆S字カーブの先は、海!

この時すでに13時30分。空腹だったので、カレーとコーヒーのセットに決め、少し迷ったが、お店のインスタで見て気になっていたプリンも付けた。
1階のレジとカウンター席の時点ですでにオシャレだったのだが、2階は、雑誌のchillな表紙が見えるように並べられたカウンター席があり、絶妙な配置の観葉植物があり、細い電線で天井からぶら下がる電球があり、更なるオシャレの高みであった。

私は窓際のテーブルに座り、せっかくなので、二十四節気と七十二候をイラストで解説するという内容の緩い本を借りることに。

ここでカメラを取り出して、とんでもない事態に気付く。
そう、電源切り忘れ! 残りの電源17%!
これでは糸魚川散策中に電源が落ちてしまう・・・
電源が入らないカメラ=1kgの重りを抱えてお宿に向かうことになるのか・・・

あまりピントが合っていないキーマカレー

絶望しつつも、カレーは美味しかった。

映えるプリン。店内の雰囲気も見てください

プリンは昔ながらの固め。目にも楽しく、美味しい。頼んで良かった。

駅近でカメラ散歩、所謂お写んぽ

カフェを後にして、その辺を散策する。
中央通りを駅と反対側に歩いていくと、牛がいた。

牛さん待機中
目!

牛と、その牛をつなぐための石を象った象である。
ここから一本入った場所に寺院があったので、かつては牛をお供にお参りしていたということだろうか。由来も書いてあったのだが、読み飛ばしてしまった。

さらに歩いていくと、パレットみたいな建物を発見。
色や材質が違う板が貼り付けられているようだ。

目に留まった壁!
この交差点で立ち止まって見た山が美しかった

中央通りから一本入った狭い路地も風情があって素敵だった。
本当は遠くに猫とか人とかが来てくれたらもっと良かったんだけど。

圧縮効果(?)

二軒目《樵Cafe》

少し歩いて疲れたのと、カメラの電源が限界を迎えつつあったので、もう一軒カフェに入ることにした。
先ほどの《絲と糸》の近く、《樵Cafe》である。
「本日のスペシャルティコーヒー」が数種類黒板に書いてあり、そこから好きな豆を選べるようだ。
※他にも、少しお安いブレンド的なコーヒーもある。

「酸味があるものがいいんですけど・・・」とマスターに相談すると、黒板に書かれた中から3種類の豆について、どんな酸味や風味があるか詳しく説明してくれた。フルーツのような酸味がある、甘さが強い、花の香りがする・・・などなど。正直飲んで違いが分かる気がしないが、ふんふんと頷いておく。
いつもはフルーティーな香りがする豆を選びがちだが(違いが分からないなりにね、一応、選んでますよ・・・)、旅行先だしいつもと違うものを!と思って、フローラルな香りだと説明されたものにしてみた。

コースターが切り株風

美味しい。

コーヒーが美味しいのも良かったのだが、マスターがまるでバーテンダーのような華麗な動きでコーヒーを注いでくれたのが印象的である。私はバーテンダーがいるようなバーにほぼ行ったことがないので、「バーテンダーの動き」なるものが何なのかよく分からないが、私の頭にある想像上のバーテンダーの動きをしていたということだ(そして、それはたぶん、バーに行ったことのない人一般の頭にある想像上のバーテンダーの動きと同じであろう。)

バーテンダーはさておき、コーヒーはネルドリップで丁寧に淹れてくれた。
私だけのために、お湯を沸かしてもらえ、ネルドリップを準備してもらえ、美しい所作でお湯を注いでもらえる。そんな贅沢な体験に心が癒された。

そして、意図したわけではなかったのだが、このカフェ、なんとカウンター席に電源が付いていた。
神!

こうして、私はコーヒーを、私のカメラはおやつを得て共に回復し、気分もかなり持ち直し、乗車予定時刻の迫ってきた糸魚川駅へ向かうことができた。本当に助かった。

続きます

この後、1か月前に宿泊した懐かしの直江津を経由し、えちごトキめき鉄道で関山駅に向かう。
目指すは今日のお宿・関温泉朝日屋旅館である。

なお、私が乗った電車は力士のラッピング電車だった。

※↓1か月前に直江津に宿泊してトラブルにより旅程変更を迫られた話はこちら。(※トラブルというか、普通に調査不足)