宝徳寺と崇禅寺で御朱印をいただいた話【電車旅】
Q.車を運転せずに桐生市の宝徳寺と崇禅寺に御朱印をいただきに行くことができますか?
A.できる。ただし、マナーを守る心が絶対に必要。
群馬県桐生市には、ガイドブックにも載っている素敵な御朱印をいただけるお寺がある。
どのような御朱印かは以下を参照。
それぞれのお寺の位置は以下のマップのとおりである。
そもそも桐生市は群馬県の中でもかなり栃木県寄りに位置し、JRで行こうとすると、高崎駅から50分、小山駅から1時間くらいかかる。
そして、さらに桐生駅から宝徳寺と崇禅寺に行こうとすると、駅からはだいぶ遠いし、しかも山際なので登り道になりそうである。
基本的に車移動が想定されていると思うのだが、今回は、車は運転しないけど宝徳寺や崇禅寺にお参りに行きたい人のために、どういう手段があるのかを解説する。
桐生市には、「おりひめバス」というコミュニティバスが走っている。
運賃は1回200円の定額制。
おりひめバスにはいくつかルートがあるが、宝徳寺・崇禅寺方面に行くのは「川内線」である。
コミュニティバスはしょっちゅうダイヤの見直しが行われるので、実際に行く時に調べることが必須だが、2025年6月時点のダイヤで予定を組む。
宝徳寺の最寄りのバス停は「宝徳寺入口」、崇禅寺の最寄りのバス停は「寺前」又は「小倉集会所前」である。
8:20に桐生駅に着けば、
8:25桐生駅発のバスに乗り、9:02頃に宝徳寺に着き、
9:45に宝徳寺を出発できれば9:57に崇禅寺(小倉集会所)に着き
(9:45に間に合わなければ11:00発のバスで11:30に崇禅寺に着く)、
11:19に崇禅寺(寺前)を出れば11:44に桐生駅に戻れる。
(一本後は12:28に崇禅寺を出て12:49桐生駅。)
ちなみに、宝徳寺は御朱印の受付時間が9時開始、崇禅寺は10時開始(2025年6月時点。行く前に必ず調べてください。不定期でお休みの可能性もあるので、そちらも要チェック。)なので、お参りの順番は宝徳寺→崇禅寺で固定。
宝徳寺や崇禅寺の御朱印は相当人気なので、いただくのにそれぞれ1〜2時間と見積もる。
宝徳寺にはピカピカの床を利用した展示(床もみじなど)やお庭があったり、外には麦わら帽子を被った可愛いお地蔵さんがいたりするので、待ち時間もある程度楽しめる。私がお参りした6月には、「新緑の床もみじ」と題する展示があった。


お庭も綺麗で、たくさんの人が写真を撮るなどして楽しんでいた。

しかし、素敵な御朱印に加えてそのような楽しいイベントを開催している宝徳寺は当然ながら大人気で、9:02に宝徳寺に着いたとして、9:45のバスに乗るのは厳しい可能性が高い。
そういう時は、潔く「郵送対応」を利用する。宝徳寺も崇禅寺も、お寺に御朱印帳を預けておくと、御朱印を書き入れて自宅に郵送してくださるサービスを提供している。
バスの時間に間に合うようにしてくださいとお願いしたところで、全てのお客さんの事情に合わせることは不可能であり、お寺を困らせてしまう。
仮にバスの時間に遅れた場合に、キレそうになってしまったり、自分の心がモヤモヤしたりする可能性があるのであれば、最初から郵送対応をお願いするべきだ。
マナーを守る心が絶対に必要。
ちなみに、桐生駅から宝徳寺を歩くのは難しそうだが、桐生駅から崇禅寺は歩いても1時間程度である。
実は私は崇禅寺から桐生駅まで歩いたのだが、大きな国道に出るまでは車も人もまばらな田舎道(舗装はしっかりされている。)で、国道に出てからはコンビニが定期的に現れるので飲み物も買えるし、途中、川沿いを歩いたりするポイントもあって、それほど苦にならなかった。
桐生駅から崇禅寺は上り道なので、往路を歩くと辛いかもしれない。
実際にこのルートで宝徳寺と崇禅寺を訪問した感想として、まず、おりひめバスには何の問題もなく乗れる。コミュニティバスなので、地域の人が足として利用するという性質のものではあるが、満席という雰囲気ではなかったので、宝徳寺や崇禅寺を訪問する観光客が乗っても白い目で見られることはないと思う。
崇禅寺から桐生駅を歩いて町の様子もしっかり見ることができたが、新しい家もたくさんあったし、道路拡張工事が行われていたりして、ちゃんと生きている町だと感じた。
駅の近くには子連れや学生さんもたくさんいた。きっと住み良い町なんだろうと思う。車さえ運転できれば。せめて自転車があれば。
さて、車を運転せずに桐生市の宝徳寺と崇禅寺に行けることが証明されたわけだが、御朱印だけを目的に桐生まで行くのも大変なので、桐生駅で他にできることを挙げておく。
①ランチとお茶
駅から徒歩圏内(15分以内レベル)に商店街(というか大きな車道の両側にお店が集まっている。東京の大井町みたいな感じ。)がある。私が訪問したのが日曜日だったからかもしれないが、シャッターが降りているお店も多かった。それでも、ケーキ屋さんがあったり、コーヒーを出すおしゃれなお店があった。
私が実際に行ったのはこちらのお店。駅から徒歩15分くらい。
内装がものすごく凝っていて、どこを切り取っても素敵な写真が撮れそうだった。
唐揚げ定食を頼んだら、思ったより量が多くて、これも嬉しいポイント。
アウトドア用品を売っているお店が2、3階に入っていて、そちらもすこぶるオシャレだった。

②桐生織物記念館
桐生市には織物関連の遺産がいくつかあり、日本遺産にも指定されている。
その中の一つが桐生織物記念館。
メガドンキの横にあり、アクセスも良い。
製糸についてのちょっとした展示が無料で見られるので、空き時間におすすめ。
レトロな建物も興味深い。

③大川美術館
駅から1kmの位置にあるので、歩いて行けそうだが、地図上で見た感じ、もしかしたら登り道かもしれない。
後から知ったが、私が桐生市を訪問した時期にやっていた展示も面白そうだった。まさか徒歩で行けるとは思っていなかったので、全然調べてなかったのが悔やまれる。
今回、「本当にこのルートで行けるだろうか…?」と不安を抱えながら行くことになったので、同じ不安を抱えている人のためにまとめてみた。
桐生市を訪れる人の一助になれば幸いである。

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