【自動化ツール講座 #20】LINEスタンプのタグ編集用Chrome拡張機能「LINE スタンプ 全自動タグ登録」を2.2.2にバージョンアップ
毎度、rorosukeです。
以前、LINEスタンプのタグ編集を全自動で行うChrome拡張機能「LINEスタンプ 全自動タグ登録」を公開しました。
この拡張機能は、これまで使われていたStandard API key、いわゆる「AIzaSy」形式のGemini APIキーしか受け付けない仕様になっていました。
しかし、今後はAuth key、いわゆる「AQ.」形式のGemini APIキーに移行していくとのことで、すでにGoogle AI Studioで再発行したGemini APIキーは、この形式になっています。
このあたりの経緯は、次の記事にまとめてあります。
そこで、「LINEスタンプ 全自動タグ登録」についても、Auth key(AQ.形式)に対応するためにバージョンアップしました。
バージョンアップといっても、これまでGemini APIキーの冒頭が「AIzaSy」で始まっているかどうかをチェックしていた部分を外しただけです。
つまり、コードとしては少しシンプルになりました。
バージョン番号は、これまで「2.2.1」でしたが、新バージョンは「2.2.2」になっています。基本的な使い方は同じですので、「自動化ツール講座 #1」の記事をお読みください。
もし、Auth key(AQ.形式)が使えなくて困っている方は、バージョンアップをお勧めします。なお、拡張機能の画面を開くとバージョン番号を確認できます。

バージョンアップ方法は、配布ページにアクセスして、あらためてインストールし直せばよいかと思います。
ただし、しばらくはStandard API key(AIzaSy形式)も使えるようなので、困っていない方は慌ててバージョンアップしなくても大丈夫です。
本アプリの利用にはGemini APIキーが必須です
「LINEスタンプ 全自動タグ登録」を使うには、Gemini APIキーの取得が必須です。取得方法については、次の記事の「Gemini APIキーの取得方法」の節をご覧ください。
無料枠と有料枠を使ってみました
動作チェックのために、実際にAuth key(AQ.形式)のGemini APIキーを作成し、無料枠と有料枠の両方で試してみました。
無料枠の試験結果
無料枠では、40個のスタンプを4,5セット程度、タグ設定できました(無料枠を、他の処理に使用していない状態のとき)。
その後は、レート制限にかかってしまいました。

つまり、無料枠でも少量であれば十分使えるということです。
もちろん、連続して大量に処理する場合には、途中で制限にかかる可能性があります。たくさんのスタンプを一気に処理したい場合は、有料枠を使ったほうがストレスがありません。
有料枠の試験結果
試験として、有料枠で40個のスタンプを3セット、タグ編集してみました。その結果、費用は18.42円かかっていました。

クレジット残高を確認したところ、2,000円チャージが、約1,980円になっていました。

つまり、40個のスタンプを3セット、タグ編集するのに、概算20円かかりました。
単純計算すると、40個のスタンプ1セットあたり、6~7円程度でタグ編集できたことになります。この程度の負担であれば、有料枠を使うのもありではないかと思います。
もちろん、毎回この金額で処理できるとは限りません。Gemini APIの料金は、使用するモデルや入力・出力の量などによって変わります。時間や状況によっても変化しないとも限りませんので、あくまでも参考としてお受け止めください。
まとめ:タグ編集はしておくに越したことはない
LINEスタンプのクリエイターにとって、タグ編集は最後のひと仕事です。
画像を作り、タイトルや説明文を整え、申請準備まで進めたあとに、さらにタグ編集を手作業で行うのは本当に大変です。
「スタンプ」については、タグ編集をしなくてもオートサジェストされるとされていますので、これをあてにしてもいいように思います。
その一方で、絵文字の場合は、基本オートサジェストされないようです。
LINE運営からもタグ編集は推奨されていますので、やらないよりは、やっておいたほうがよいのではないかと思います。
そこで本ツールが役立ちます。少数であれば無料枠でも十分対応できますし、有料枠でも(今回の実験を踏まえると)ローコストです。
というわけで、LINEスタンプやLINE絵文字のタグ編集をなんとかしたいと思っている方は、ぜひお試しください。
以上!
タグ編集に関係する他のツール
本note(ROROSUKE LABO)では、過去にタグ編集に関係するユニークなツールを他にも公開しています。ツールの紹介と、最新版記事へのリンクを紹介しておきます。
ツール1:タグ編集効率化ブックマークレット【まとめて登録式】
タグデータをユーザーが作って、登録するためのブックマークレットです。「LINE スタンプ 全自動タグ登録」では、AIを使用してタグを生成して登録していますが、「まとめて登録式」はあらかじめユーザーが用意したタグデータをそのまま登録するだけのシンプルな仕様です。
タグデータを汎用的なAIで作成してもよいですし、自分で記述することもできます。APIキーを使っていませんので、簡単に、ランニングコストをかけずに運用したいときに便利です。
ツール2:タグの一覧を取得するブックマークレット
タグ編集画面で、タグの一覧を取得するためのブックマークレットです。これを使うと、全部で500個以上もあるタグをテキストとして抜き出して保存できます。手元にデータとして保存しておくことで、検索をしたり、分類したり、必要なものをチョイスしたりがしやすくなります。
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次の開発もがんばろうかな、という気になりますのだ (笑)