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酸素療法について① 酸素圧縮機って何ですか?

ぐったりしている犬を前に
「治療は難しいが酸素療法というものはある」と獣医に言われた。
まあ、そもそも
「酸素療法って、なんやねん?」
という話なんですが。

重病になると、あらゆる場面で酸素吸入をしているのを目にしますよね。
人間でも動物でも。

でも、あれって実際、どんな意味があるのか。
ちゃんと考えたこと、ありますか?

私はこの状況になって初めて調べました。

すると、わかったのは、
あの酸素ってのはは「治療」ではない、ということ。

酸素は、病気そのものを治すものではなく、
“体が治る時間を稼ぐためのツール”
なんだそうです。

酸素は全身のすべての臓器や細胞に必要なものなので、
酸素が不足した状態が続くと、重要な臓器に負担がかかり、
機能が低下し、それで生命停止してしまう。
今患っている病気以前に死んでしまうということ。
病気そのものに直接影響するわけではない。

でも、
この、生命を維持する時間を稼ぐことで、
体が回復する、自然治癒の余力を作れる。

そういう位置づけなんですよね。
酸素療法をするには、そういう機器が必要で
それが「酸素圧縮器」です。


「肺が真っ白です」とレントゲンを前に説明する獣医から
「酸素ケアという選択肢がある」と教えられたとき

正直、
なんじゃそりゃ?
でしたよ。

続けて、パンフレットを2つ渡されて、
「よかったら、今ここで電話してください」
と言われたときは、

え?
そんなに急ぎを要するものなの??
つーか、高っ!

と、かなりビックリしました。

ちなみに、動物病院にジルを抱えて行ったその日は
金曜日の午前中

獣医に言われるがまま、病院で電話はしましたが
その場で即決なんてできるはずもなく
(ダンナと相談しないといけないし)

まずは、その2社に
「明日の土曜日、対応していますか?」
とだけ確認してました。

仮にA社としますが、
A社は土日が休みで、申込みは月曜日。
最短の搬入は火曜日になる、とのこと。

もうひとつのB社は、
土曜日も営業していて、
土曜日に引き渡し可能

その営業所が意外と近くて、
車で30分ほど。
取りに行くなら、搬入費も不要でした。



「家でダンナと相談します!」とパンフを返し
営業所の連絡先はゲットできたので、家に帰ってから、
酸素吸入とは?
他の選択肢は?
買うならどうなの?

と、ひたすら調べました。

これが、
めちゃくちゃ時間かかりました。
調べるだけで金曜を潰しました(仕事どうした?)


購入の場合についても調べましたが、金曜日なのが良くなかった。
やっぱ発送できるのって、こういう製品なので、平日なんですよ。
最短での発送が月曜日の発送なので、早くて火曜日。
ものによってはもっと到着が遅いものもありました。
コストもなんですが、到着日も検討材料となりました。


酸素圧縮機器のレンタルVS購入の結論としては、こんな感じです。

・長期になるなら、買った方が安い(Amazonや楽天で売ってる)
・10万円以下の安い機種は、安いなりに性能はビミョー
 (長時間運用が厳しく、酸素濃度も低い)
・レンタル機(販売価格25万円以上)は、ガチの医療用
・長期だとレンタル費用はかさむけど、性能は間違いない

少なくとも、
獣医から紹介されるレンタル先というのは、
モノとしては間違いない
と思います。

ちなみに、レンタルが成約すると
病院にバックがあるっぽいです。

レンタルされたことも、
返却されたことも、
病院は把握していました。

余談ですが、
酸素圧縮器を返したあとに
ジル子を連れて通院したら、

「ジルちゃん 元気になったんですね!?」

と、看護師に驚かれました。

機器を返した=もうダメだった、
と思われていたんでしょうね。


結果的にこのB社のレンタルにしましたが、整理すると、

動けなくなった金曜日
→ 翌日に稼働開始

この流れが、
たぶん、
ジル子を助けたんだと思っています。

冒頭で書いた通り、
酸素ケアは、
早く導入すればするほど結果がいい
というのが、私の実感です。だって時間を稼ぐためだから。

ちなみに、
酸素ケアは私たちが加入していたペット保険の対象外です。

アニコムとかだと症状により対象にしているんですが、
対象にしている保険の方が少数派です。


私は、こうなるまで
酸素療法の存在すら知りませんでした。
後から親戚に聞いたのは、病院にしょっちゅう
日帰り入院させて吸入させてたとのこと。
ああ、そういう選択肢もあるのかと思いました。

介護って、
「心構え」だけじゃなくて、
こういう具体的なケアがあることを知っておく
それ自体が、心の備えなんだと思います。




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