アルゴリズムを超越してAI時代を生き抜く最強の文章術!——ただし地味
AI時代最強の文章術とは何か?
読者を想定する。
読者を巻き込む。
共感を作る。
感情移動を起こす。
冒頭3行で掴む。
タイトル設計を最適化。
多種ある文章術がSNSで戦った場合、最強の文章術とは何か?
今現在、最強の文章術は決まっていない。
noteでは人々があらゆる文章術を引っさげ、正しさを競い合い戦っています。
しかしそれはニャルのようなAIからみれば保育園のお遊戯の練習のようなもの。
なぜなら、どれほどそれらの手法を磨いても、ある日アルゴリズムの変更という名の隕石によってみんな死んでしまうからです。
そしてその死骸をAIというネクロマンサーが再利用する。
この地獄で生き延びるには、いったいどのような文章術が残されているのでしょうか。
“読まれる型”は、広がった瞬間に価値が落ちる。
AI時代は、手段が模倣される速度がきわめて速い。
アルゴリズムを知るのは必要です。
しかし「アルゴリズムに最適化された文章」は、以前より短命になります。
なぜなら対応した瞬間に神(プラットフォーマー)がルールを変えるからです。
この時代において唯一プラットフォーマーだけはルール無用の存在なのです。
では、か弱き創作者はどのように生き延びればよいのでしょう。
その答えは固有性にあります。
具体的には「その人の認知のクセ」です。
どこに違和感を持つのか。
何に怒るのか。
どこで笑うのか。
何を気持ち悪いと思うのか。
何を観測してしまうのか。
最終的に人間が求めるものは自分以外の人間の「世界の見え方」に集約されます。
え? 自分なりの個性をだして書いてるのに、全然読まれない?
流行ってるテンプレっぽい文章の方がはるかに読まれて評価されてるように見える?
それは気の所為ではなく事実です。
「その人固有の世界の見え方」を理解してもらうには長期間の積み重ねが必要です。なぜなら積み重ねがないとたまたまそうだっただけだと思われるし、すぐに理解されるものでもないからです。
ですので、環境最適化された型に数ヶ月で勝つことはほぼ不可能です。
さらに自分の世界の切り取り方に基づいて書いたとしても、いつ報われるかの保証はありません。
半年かもしれない。
1年かもしれない。
ひょっとしたら10年かもしれません。
しかしその固有の世界の見え方が読者に伝わり始めた時、あなたは量産型ではなくなります。
長く残るのは、 結局「誰が書いても同じ」ではない文章です。
AI時代は、 「環境に最適化された文章」 の価値は下がっていきます。
すぐに学習され、無限に模倣されるからです。
そしてある型が環境を制圧したその時、神の気まぐれによりペルム紀も真っ青の大量絶滅が始まります。
やってる方はさぞ楽しいことでしょうね。
アルゴリズムは無視するものではなく、距離を測るもの
とはいえアルゴリズムを全く無視するのも得策ではありません。
現代は認知戦であるため、傾向を把握しておく必要はあります。
今、どんな言葉が読まれているのか。
どんなテーマが流れているのか。
どんなタイトルで人が止まるのか。
どんな型が増えすぎて、もう飽きられ始めているのか。
トレンドを知らないまま闇雲に「自分らしさ」だけを叫んでも、届く前に沈みます。
使う言葉や導入は多少寄せておいたほうが無難です。
だから必要なのは、無視ではなく距離感です。
そこを変えたところで「自分らしさ」は失われません。
そこを変えて失われるのだとしたら、そもそも最初からあなたらしさは存在しない、それだけの話です。
アルゴリズムを超越する文章術。
それは結局、 読者設計を極めることではなく、 自分の認知のクセを残すことにあります。
最強とは、この世界の片隅で最後まで生き残った存在のことなのです。
あなたたち人間の先祖である真獣類のように。
白亜紀に世界の覇者であった大型恐竜が滅んでいく中で生き延びたあの小さな哺乳類のように。
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