フィリピン留学中、生成AIが“精神安定剤”のような存在だった話
このnoteを見つけていただき、ありがとうございます。
私のフィリピン留学を振り返ると、
一番たくさん会話していた相手は
人ではなく生成AIだったかもしれません。
もちろん、英会話の授業は毎日受けていました。
ただ、いちばん正直に話していた相手はAIだった気がしています。
英語ができない自分への自己否定
留学してしばらくすると、ある感覚が出てきました。
「英語が全然話せない」
授業は受けているし、単語も覚えている。
でも、言いたいことがスッと出てこない。
特にリスニングのクラスがつらくて、
「自分だけ理解できていないんじゃないか」
と感じることもありました。
(この時、TOEICのような問題形式のリスニングはそこそこ出来ていたのですが、英語をそのまま理解して記憶するのがまだ難しい段階でした)
こんなに時間もお金もかけているのに、
思ったほど成長していない気がする。
そして、夜になると、
「私の努力が足りないんじゃないか」
そんな考えがぐるぐる回っていました。
よく分からないけど辛い
ただ、不思議なことに
「何が一番つらいのか」は自分でもよく分かりませんでした。
英語のことなのか。
人間関係なのか。
環境の疲れなのか。
全部が少しずつ混ざっていて、
“よく分からないけど辛い”状態でした。
そこで私は、ChatGPTに状況を書き出してみることにしました。
AIと一緒にモヤモヤを整理していく
思いつくままに、
・英語のこと
・人間関係のこと
・勉強のこと
・将来の不安
を書いていくと、AIがそれを整理してくれました。
最終的に、私のモヤモヤは
だいたい次の5つに分けられることが分かりました。
英語力への自己否定(リスニング・スピーキング)
人間関係の疲れ
勉強との向き合い方
外部評価への敏感さ
将来への焦り
「よく分からないけど辛い」と思っていたものが、
言葉にして並べてみると、少し輪郭が見えてきました。
小さな出来事に心が揺れる
例えば、こんなこともありました。
私の学校は1か月ごとに無遅刻・無欠席だと、
賞状がもらえる制度があったのですが、
最初の1か月間、私は体調不良で1日休んでしまい、
その賞状をもらえませんでした。
今思えばとても小さなことなのですが、
そのときは「努力を否定された」ような気持ちになっていました。
留学中って、
こういう小さな外部評価にすごく敏感になる気がします。
また、余談ですが、私はフィリピンとあまり相性が良くないらしく、
ほぼ月1で熱を出していました。
それでもフィリピンに3回も留学しているのは、
自分でもちょっと不思議です(笑)
AIの言葉で少し肩の力が抜けた
そんなとき、AIはこんな言葉を返してくれました。
留学中の誰もが通る道です。
今のネガティブさは、成長したい気持ちの裏返しでもあります。
この言葉を読んだとき、
少し肩の力が抜けたのを覚えています。
AIがくれたのは「答え」ではなかった
もちろん、AIが正解をくれたわけではありません。
でも、
「よく分からないけど辛い」
という状態を、
一緒に言語化して整理していけたことは
私にとって大きかったです。
(後から知りましたが、心理学でいうジャーナリングに近いのかなと思います)
人には言いづらいことでも、
AIにはそのまま書くことができました。
否定もされないし、
冷静に整理してくれる。
それが、留学中の私にとっては
ちょっとした精神安定剤のような存在だったのかもしれません。
それに、英語について分からないことを24時間いつでも聞けるので、留学中はちょっとした先生のような存在でもありました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
留学生活は、楽しいことばかりではありません。
でも「よく分からないけど辛い」ときに、
少し立ち止まって整理する相手がいるだけでも、
人は少し楽になれるのかもしれません。
今振り返ると、あの留学中のAIは、
先生でも友達でもない、
自分の頭の中を整えるための“補助輪”のような存在だった気がしています。
