【邦楽】2026年3月リリースの好きな曲21選!
犬です。
2026年も1/4が過ぎましたね。
これを毎月書いてると「もう前回から1ヶ月経ったの!?」と驚くようになりました。
3月も良い曲たくさんありました!
が、もう少し絞りたいと思っていたので今回はなんとか厳選して結果21曲になりました…!
※ランキングではないです、が、1~5ぐらいは真っ先に名前が挙がった曲なので、結果的に上位なんだろうなと思います。
[ ]内の数字は配信日です。
2026年3月の好きな曲21選!
1. What is ×?/名誉伝説 [03/03]
良い意味で、最近築いてきた名誉伝説のポップネスなイメージを覆す、カッコいいメロディーライン。不完全なものを愛でる枕草子的価値観を否定する人、すなわち完璧主義を揶揄するメッセージ性ある歌詞。その歌詞がメロディーにうまく乗ってるなーと思う。「What is ×?(ホワットイズバッテン)」は絶対変な歌詞なのに、その変なのも含めて味になってるのはVo.こたにさんの声あってこそ。
個人的趣味ですが、打算的な頭サビイントロなしで始まるのだけが惜しい。絶対イントロあったほうがいいのに。
2. 色めき/TiDE [03/11]
TiDEはこういうポップスを書かせても良い曲を書くんだとビックリ。
シティポップな美しいイントロから、→Aメロ→Bメロ→サビ1…と展開していく1番。このBメロがメロディーもベースもギターのカッティングもすごく良くて、ここがサビかなと思いきや実はそのあとにサビがあるという…サビまでの盛り上げ方、高揚感が素晴らしい。しかもそれだけじゃなくて2番のあとにもう1パターンの"サビ2"が来て終わるという贅沢さ。どこ切り取っても名曲の血が流れた珠玉の一曲。
3. ユメLogicガール/NUANCE [03/20]
いつのまに「nuance」から「NUANCE」に改名したんだ…2024年にリリースした『bund drive』という楽曲がすごく好きで、ちょっと気になっていたアイドルなんですが、いやこの曲、イントロが流石にかっこよすぎる。サビとかはしっかり王道アイドルチックなメロディーに仕上がってるんですけど。このタイトルからこのイントロ来るとはなー。もっと売れてほしいかも。
4. おかえりジョニー/ASIAN KUNG-FU GENERATION [03/04]
渋いな~~~渋い。ベテランのこういうミドルテンポでどこか切ないポップスが好きなんだよな。
「エリー」や「ジョニー」が出てくれば、サザン(桑田佳祐)を思い出さずにはいられないですよね。そのあたりのことが後藤さんのnoteにも書いてあります。
5. 花も騒めく/ヨルシカ [03/04]
3月にリリースしたアルバム『二人称』を聴いて、コンセプチュアルなアルバムだなーと驚かされた。作品全体に漂う"春"の雰囲気。通しで聴くと「このブラスの音ってさっきも鳴ってなかった?」と思う瞬間がある。意図的に同じ材料で曲の"パーツ"を作ってるのかも。ストリーミング時代にこういうアルバムを作ってくれるアーティストがいると嬉しくなる。
いろんな良い曲がある中で、ひとつ挙げるとしたらこの曲。どこか松任谷由実っぽい懐かしさと爽やかさがすごく好き。
そんな爽やかなメロディーにどこか唐突な「お前」というちょっと強めの"二人称"がある。この「お前」って誰だろう?何だろう?
実は1曲前の『雲になる』には「あなた」がいる。1曲後の『魔性』を聴くと「お前」「あなた」が両方いる。つまり、それらは明確に違う存在なんだということが解る。それに気づいた瞬間、このアルバムの世界観の輪郭がはっきりと視え始める。心の郵便箱に、何かが届いた音がする。
6. ロープウェイ/Tele [03/25]
最初の8小節ぐらいはドラムだけで歌が進行する簡素さが好き。ピアノの合流の仕方も好き。その中でもドラムもピアノもメロディアスに鳴ってくれるからシンプルなのに聴き応えがある。最後にはブラスも入ってきてより華やかに。こういう引き算足し算がうまい曲好きだなー。
7. 100億の承認欲求/レミオロメン [03/04]
活動を再開したレミオロメンが、再開を記念してリリースしたベストアルバムに収録されている新曲。高校生の頃にレミオロメンを通っているからこそ、久々の新曲に対する期待値も上がるけど…。
この曲はもうとにかく歌詞が素晴らしすぎる。こういう歌詞を書けるからこそ、レミオロメンは大衆の心を掴んだんだなと思い知らされた。
"承認欲求"という誰もが抱えているもの。それを批判するでもなく、それはいったいどういうものなのかと解き明かす。その解き明かし方が詩的。
果てしない承認欲求
心が生んだ寂しさの種が
色のない花を咲かせてしまい
ミツバチの群れを待ち続ける
100億の承認欲求
ばらばらな絵の具と筆捌きで
塗り絵の枠をはみ出した奴も
色とりどりの絵を描いてる
承認欲求を歌う歌詞は最近増えたけど、ここまで詩的に歌いあげてる人はまだ見たことないかも。そして"人それぞれの承認欲求"があるんだと、肯定してくれる優しさを併せ持つのも、Vo/Gt.藤巻亮太さんの感性ならでは。
8. ピーマン/吉澤嘉代子 [03/18]
ピーマンが食べられなかった頃と、食べられるようになった今。前者はめちゃくちゃ絶妙なあるあるチョイスでリアリティがある。後者はどこかふんわりしててリアリティがない。そんなそれぞれの対比を描く歌詞が好き。
この曲のラストに唐突に現れる野菜連呼パート、ライブでコールアンドレスポンスしたらめちゃくちゃ楽しそう。
9. Dogs/羊文学 [03/25]
スーパーソリッドなギターが鳴り響くロングイントロのワクワク感がすごい。これからすごい曲が始まるぞという高揚感。タイアップはあるからそれを受けて書いたのか、それとも自らを巡る不毛な論争、文字や声に唾吐いているのか。なんにせよメジャーシーンで売れるポップスも攻撃的なロックもどちらも歌えるバンドがいると嬉しい。今も昔もそういうバンドが好き。
10. クエスチョン/Aooo [03/25]
「わかるかな?ナゾナゾじゃん!」って言ってるから、妙に詩的な言い回しのサビの歌詞に何かきっと意味があるんじゃないかと疑いたくなる。それはそれとして良い曲。アレンジや譜割りが狙いすぎていないし、しっかりギターソロ聴かせてくる感じも含めて平成アニソンっぽさがある、それでいて今風のエッセンスもあるカッコいい曲。
11. 夕暮れの百道浜/小山田壮平 [03/25]
小山田壮平のメロディーだなぁ…と思ったし、小山田壮平の声が好きだなぁと改めて思った。そしてビートルズ(ポール・マッカートニー)の『Blackbird』を聴いて、小山田壮平の曲に通ずるやさしさのDNAを感じることができた。新しい発見ができた。
12. 逆様/mM7th [03/06]
これからまだまだ良い曲書いてくれるんじゃないか?という期待感をもたらしくてれる、そんな曲。これの1作前の『哀悩』という曲はこれとはまた雰囲気異なるけど、どちらにも共通して、良いギターの音が鳴ってるなーと思う。
13. 愛すべきコワレモノ/Ayllton [03/25]
これと同名のEPに収録されている『思い出はまだ死なない』という楽曲が2月に先行配信されてて、先月選ぶかどうか迷ったんだけど、今月この『愛すべきコワレモノ』が出てきて、この人の書く曲は信頼できそうっていう気がした。Vaundyが書くポップスっぽさがある。
14. 黙るのはずるい/ぎがもえか [03/25]
まずイントロがいい!好きなテンポと好きな音数、好きなギター。
抑揚は少なめなのにちゃんと良いメロディーだ!って感じられる絶妙さ。
15. Stay or Play? (with SOMAOTA)/QOOPIE, SOMAOTA [03/11]
QOOPIEのライブを観に行ったときに、SOMAOTAとコラボしていてめちゃくちゃカッコいい!となった曲。技術に定評あるインストバンド・QOOPIEがバックバンドとして音を鳴らしてるわけだから、そりゃオケだけでも満足感高いんだけど、SOMAOTAのボーカルもQOOPIEとぶつかりあわない丁度いい声色が出てる気がしてカッコいい。
16. Sunny/Cody・Lee(李) [03/18]
3/28のライブをもってしばらく活動休止することになったCody・Lee(李)。60年代アメリカンロックみたいな華々しいイントロからは、とてもこれからの別れの予感を想起させない。Aメロにちょいちょい入ってくるギターのリフなんかはやっぱりフジファブリックっぽいよなぁと思う。この曲と一緒にEPに収録されてる『Telecaster Dancing』なんかもそう思う。言われたくなかったりするかな?
17. Baptism/新東京 [03/21]
前作の『Rally Call』も良かったけど、これもベースカッコよすぎるな~って思って、よくよくベーシストのビジュアル見たら見覚えが…。illiomoteでもベース弾いてる大蔵倫太郎さんじゃないですか…IMAIKE GO NOWで見ましたよ、掛け持ちだったんだ。
18. 産声/Mr.Children [03/04]
人生賛歌を歌うシンガーは数多い。ミスチルのいいところは、このメロディーにこの歌詞があるというのは"必然"だったんだろうなと思えるところ。この『産声』もそのひとつで、このサビのメロディーは確かに、一度きりの人生を駆け抜けようとする人への賛歌としてふさわしい力強さを併せ持ってる。
「実家の側(そば)にある市営の野球場」という、リアルでローカルで小さな景色から、命のリレーという壮大なテーマに広げていくのもミスチルっぽさがあります。
アルバム後半の『空也上人』→『Stupid hero』→『Nowhere Man ~喝采が聞こえる』→『産声』のリレーもすごく良いですよ。
19. Lonely Girl/Pastel Tang Club [03/18]
古いラジオから流れるような、優しいアルペジオのイントロ。そこから初期衝動を奏でるように歪んだりかき鳴らしたりシャウトしたりするギャップが、あまりにも最高かも。ラストはイントロの冒頭をカッティングで鳴らして終わるのもいいです。
20. ふはく/anewhite [03/18]
Teleっぽいよねと言われてしまえば確かにそうなんだけど、サビがとても綺麗なメロディーなので良いなと思いました。ギターもいい音鳴らしてます。
21. Wet/設計図 [03/25]
まずイントロのアルペジオが良すぎるな~と思いきや、ギターが終始本当に良い。フィンガーノイズも良い。ボーカルも情景を思い起こさせるようなノスタルジックで渋くて良い声してるんですよね。
先月までの記事
Sounds of 2026
2026年良かった曲をどんどん収録しています。今回選ばれなかったあの曲も入ってます。
こうやって年毎にファイリングするのが好きなんです。
良かったら聴いてみてください。
