雑誌LIFEの広告 モノとルキ#27
年に二回、ジャンクショーというイベントがある。
50年代を中心としたヴィンテージ蚤の市だ。
そこには、まるでレコード店のように、
一枚一枚がボール紙の台紙とともにラッピングされた
雑誌LIFEの広告が、ワゴンに整然と並んでいる。
それをめくっていく時間が好きだ。
部屋に飾るならどれがいいだろう。
そんなことを考えながら、
あれもいいし、これもいいと検討を重ねた。
Fire-Kingはもちろん好きだけれど、
なぜか壁に飾るのは違う気がした。
フォルクスワーゲンも好き。
そして最終的に選んだのは、キャンベルスープだった。
ウォーホルがその缶を描いた時、彼は何かを見抜いていた。
時代を超えて色褪せない、あの赤と白のポップさ。
読み捨てられるはずだった大衆紙の広告が、
誰かの手でページから切り離され、
台紙に貼られ、アートとして売られている。
そのリサイクルの過程に、なんとも言えない可笑しさと美しさがある。
あちこち探したけれど、結局ebayで二枚を手に入れた。
夏の広告は、ミニスカートの女性の足元に、
巨大なスープ缶のレジャーバッグが置いてある。
冬の広告は、スキーウェアの女性が、
ホカホカのスープを飲んでいる。
季節ごとに掛け替えようと思っていたのに、
ずっと夏用のまま。
今はイケアのフレームに入れているけれど、
ピッタリのものが見つかったら、
その時こそちゃんと替えようと思っている。

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