【モノのデバッグ】美しいけど使いにくい。シンプル設計の落とし穴
満足度高め、IKEAの999円スピーカー
IKEAでBluetoothのスピーカーを買いました。
最初にこのスピーカーのメリットまとめ。
軽い。自宅のスケールで測ったら182g。
可愛い。スッキリシンプルな手のひらデザイン。
中低音がそこそこ出る。
ちなみにお値段999円。
いまどきの円安らしからぬ価格設定。
この価格でこのクオリティなら、ありです。
最大100台までペアリングできるってことで2台買いました。
でも、使い方が分かりにくい
遊び心のあるスピーカー、なんだけど実際使ってみて操作に迷う点もちらほら。
いちばんは、ボタンの操作が分かりづらい。
ボタンは本体上部に2個。再生ボタンとBluetoothのボタン。
まず電源オンオフに迷う。
たぶんどっちか長押しで電源オンかな?(Bluetoothボタン長押しでした)。
今度はオフにできない…(同じ長押しなのに、オフになりにくい。正直いまだによくわからない)。
あと1台をスマホとBluetooth接続した後、2台目のペアリングがわかりづらい。同様にスマホとBluetooth接続?これはNG。正解は再生ボタンの長押し。これもいちいち試して、ネットで調べてようやくわかりました。
読むほど迷う説明書
いやいや、取説みろよ!
って、公式ページの説明書がわかりづらい。
すべてイラスト表記。
一見わかりやすそうなんだけど、その絵柄が何を伝えたいのか読解に時間がかかります。
ちなみに「最大100台ペアリング」の件は、2台繋いでもステレオになりません。2台、同じ音が鳴るだけ。えーーー。そこはステレオ接続にしようよ。
シンプル=使いやすい、ではない
昭和平成家電は本体にもリモコンにもゴチャゴチャとボタンがついてましたね。今や懐かしい。
そして時は令和。
IKEAにかぎらず昨今の家電は、ツルッとしたシンプルなデザインが主流。
洗練されていて無駄なノイズが少ない。モノ自体が美しい。
たしかに秀逸なプロダクトっていっぱいあるんだけど、なかにはあれ?って商品も多々ある。
Bluetoothスピーカーって最低限「電源オンオフ・Bluetooth接続・ペアリング」のボタンが欲しい。もしコストの問題でボタン2個まで、なら「電源オンオフ・Bluetooth接続(ペアリング)」が理想。
ユーザーが欲しいのは「再生ボタン」じゃないと思うんだけどな。
取説のイラスト表記、も家具の組み立てまでならわかる。
でも2ボタンにいろいろな機能を盛り込んだガジェットなら、
再生:▶ボタンを1回押す
曲送り:▶ボタンを2回連続押す
のように、文章でまとめたほうが一目でわかりやすい。
減らすべきは「迷う時間」
シンプルなデザインは僕も大好き。
でもシンプルな物は使いやすい、とはかぎらない。
減らすべきはボタンの数、ではなく迷う回数。
ゴチャゴチャとたっくさんボタンのついた昔のテレビのリモコン。
あれって、初見だと認知コストは高くてうわっとなる。
けど、慣れたらノールック・1プッシュで操作ができました。
当時の家電って、一度覚えれば負荷が低い設計だったんですよね。
身の回りの家電やガジェットは「美しさ」の前に、「使いやすい」存在でいてほしい。
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