今の日本、一人暮らしでは何にお金を使っている?|暮らしとお金|天音【第5回】
前回は、日本の生活費について書きました。
今回は、もう少し中を見てみます。「生活費」とひとまとめにしているお金は、実際にはいろいろなものに分かれています。
食べること。
住むこと。
電気や水道を使うこと。
移動すること。
こうして考えると、お金の先には毎日の暮らしがあるんですよね。
最新の家計調査を見てみる
総務省統計局は、2026年8月7日に「家計調査 2026年4~6月期平均」を公表しました。単身世帯についても、詳しい結果が公開されています。
家計調査では、主に次のような項目に分けて支出を見ることができます。
・食料
・住居
・光熱・水道
・家具・家事用品
・被服及び履物
・保健医療
・交通・通信
・教育
・教養娯楽
・その他の消費支出
「生活費」という一つの数字より、こちらのほうが普段の生活を想像しやすい気がします。
食費
毎日必要になるものの一つが食事です。スーパーで食材を買う日もあれば、外で食べる日もあります。忙しい日は、お弁当や総菜に助けてもらうこともありますよね。
食費を見るとき、安さだけを追わなくてもいいと私は思っています。食べることは、体を守ることでもあるからです🍚
住居
家賃など、住むためのお金もあります。ただ、住居費は人による差がとても大きいところです。賃貸住宅で暮らしている人もいれば、持ち家の人もいます。住んでいる地域でも変わります。
平均額だけでは、その違いまでは分かりません。
光熱・水道
電気、ガス、水道。普段は当たり前のように使っていますが、生活には欠かせません。特に夏や冬は、冷暖房に使うお金が気になることがあります。でも、暑さや寒さを我慢しすぎる節約は、体への負担も心配です。
ここは「できるだけ使わない」より、無理なく使うことも大切にしたいところです。
交通・通信
電車やバス、自動車。そしてスマートフォンやインターネット。仕事だけではなく、人と会ったり、連絡を取ったりするためにも使います。通信費を見ると、ただの固定費に見えるかもしれません。
でも、その先には人とのつながりもあります📱
教養娯楽
本を読む。映画を見る。趣味を楽しむ。こうしたことにも、お金を使います。生活が苦しいと、「なくても生きられるもの」から減らしたくなることがあります。もちろん、調整が必要なときもあります。それでも、楽しむためのお金がすべて無駄だとは思いません。心を休ませてくれる時間も、暮らしの一部だからです。
平均と同じでなくていい
家計調査を見ると、たくさんの数字が並んでいます。数字は、自分の生活を考える参考になります。
でも、「平均より多いから使いすぎ」「平均より少ないから上手」と簡単には決められません。人によって必要なものが違うからです。
天音より🌷
生活費を見ていると、使ったお金の先には、ちゃんと毎日の暮らしがあるんですよね。今日食べたごはん。暑い日に使った冷房。出かけるための電車やバス。好きなことを楽しんだ時間。どれも数字だけを見ると「支出」ですが、自分の一日を支えてくれたお金でもあります。
もちろん、使えるお金には限りがあります。全部を我慢するのではなく、自分にとって大切なものは何かを考えながら整えていけたらいいなと思います。お金を使った先にあるのは、自分の暮らしです。
私は、金額を小さくすることより、心と体に無理のない暮らしが続いていくことを大切にしたいです🌸
天音
参考情報
総務省統計局「家計調査 2026年(令和8年)4~6月期平均」
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html
