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3年間眠っていたブローチが全部持っていった話

あの日、
私が33,000円で申し込んだのは、
高級ホテルで開かれるセミナー。

ランチ会から始まる、
ちょっと特別な一日でした。

服問題をなんとか乗り越え、
今度は家を出る直前。

「……なんか足りない。」

今日はそんな、“なんとなく付けたブローチが主役になった”お話です。


4年前に買った、
お気に入りの白いワンピース。

これで行こう。
そう決めて鏡を見ました。

でも、
何かが足りない。

そういえば……

数日前、
なぜか気になって開けた引き出し。

そこに入っていたブローチのことを思い出しました。

普段アクセサリーは付けません。

ブローチなんて、
これしか持っていません。

しかも3年間眠ったまま。
でも、その日はなぜか気になりました。

時間がない。
とりあえずポケットへ。

駅に着いてから、
ゆっくり付けました。

ホームのベンチで、
「まぁ、面白いからいっか。」
そのくらいの気持ちでした。

そしてセミナーが始まりました。

すると突然、
登壇者の方が私を見て、

「そのブローチ、素敵ですね!」

え?
私ですか?

……いや、
ブローチですか?

「ありがとうございます。」

「着ていく服がなくて、
なんとなく付けてみました。」

そう答えると、

「いや、似合ってるよ!なんなら最先端やね!」

え?
最先端?
この子?

3年間、
引き出しで眠ってましたけど?


ヨガ哲学の八支則の中でも、ニヤマに
【イーシュワラ・プラニダーナ(ゆだねる)】
という教えがあります。

これは、
すべてを頭でコントロールしようとせず、
流れや直感にゆだねてみること。

その委ねた先には、
自分では考えもしなかった出来事が
待っていることがあるのです。


もし、
あの日、

「やっぱりやめよう。」

そう思ってブローチを付けていなかったら。
あの展開にはならなかったはず。

「なんとなく。」

その感覚を信じた私。
Good job。

でも、
本当に驚いたのは、
このあとでした。(笑・つづく)


【このシリーズ】

第1話
「33,000円は払えたのに、210円で落ち込んだ話」

第2話
「似合う服を探したら、自分を見失った話」

第3話
「3年間眠っていたブローチが全部持っていった話」
(この記事)

第4話
「「カンパするよ」は冗談じゃなかった話」
(近日公開)


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