【第37話】1000億円のマンション→6.7兆円のM&A→41兆円の年金──全部つながっていた
第36話では、投資ファンドが日本企業や不動産を買っている話をした。
でも、ここで疑問。
「そのファンドのお金、どこから来ているの?」
実は、ファンドの主要なお金の出し手には、年金基金や金融機関などの機関投資家がいる。
つまり、
年金基金
↓
運用会社・ファンド
↓
日本企業・不動産
↓
価値を高める
↓
利益を運用資産へ
こんな巨大な「お金の川」が流れている。
今回の日経記事では、公務員などの共済組合による2025年度の運用が好調だったと紹介されている。
地方公務員共済組合連合会は2026年3月末時点で約41兆円の資産を持つ。
桁が大きすぎて、
「41兆円って何個のマンション買えるんだ?」
という世界(笑)。
そして面白いのが運用方法。
株式を多めに配分したことに加え、運用会社に委託するアクティブ運用も収益に貢献した。
第35話。
海外マネーが日本のマンションを買う。
第36話。
ファンドが日本企業を買う。
第37話。
「そのファンドに誰がお金を出している?」
と上流へ戻ってみる。
すると、
年金。
企業。
金融機関。
そして機関投資家。
つまり、私たちが遠くから見て、
「海外ファンドが日本を買っている!」
と思っていたお金も、そのさらに上流をたどれば、巨大な運用資金につながっている。
日本企業
「インドへ行きます!」
海外マネー
「日本へ行きます!」
年金基金
「私は運用します!」
お金、
自由すぎる(笑)。
ここまで来ると、最初に考えていた「企業の利益」だけでは足りない。
企業。
株主。
ファンド。
年金。
全部つながっている。
そして次は、この巨大なお金を誰が運用するのかが気になってくる。
第38話へ続く。
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