【第7話】金利上昇で株は暴落?──日経平均6万6000円台、まさかの「利上げ歓迎」なのか
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金利が上がる。
普通に考えれば、株には逆風だ。
「借金の金利が上がるんだから、企業の利益が減るんじゃないの?」
その通り。
……なのに現在の日経平均は、6万6000円台。
「え?」
となる。
10日の東京市場では日経平均が6万6854円18銭まで上昇。
利上げ観測が強まる中でも、株価は元気いっぱい。
理由の一つが企業業績だ。
例えばAI関連需要。
半導体、データセンター、電力設備などには巨額の投資が続いている。
さらに銀行株。
金利上昇は貸出金利の改善を通じて収益の追い風になる可能性がある。
つまり株式市場では、「利上げ=全部ダメ」
ではない。
銀行には追い風。
AI関連企業には業績期待。
一方、借入金の多い企業には逆風。
同じ「金利1%」でも、企業によって天国と地獄が分かれる。
そして投資家は今日も考える。
「利上げするらしい」
↓
「でも業績いいよね」
↓
「じゃあ株買う?」
↓
「……いや、ちょっと待て」
この「ちょっと待て」が積み重なって、株価は動く。
問題はここから。
日銀がさらに利上げしたら?
日経平均6万円台はまだ耐えられるのか。
それとも――
住宅ローン民だけでなく、株主まで真顔になるのか。
第8話へ続く。
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