【第5話】利上げの勝者は誰だ?──銀行だけじゃない、預金者・生保・そして現金を持つ人がニヤリ
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第4話では、不動産会社、中小企業、住宅ローン民、そして国まで登場した。
みんな借金の話になると、急に顔が険しい。
では逆に、利上げで笑う人は誰なのか?
まず銀行。
貸出金利が上がれば、預金金利との関係次第で収益改善につながる可能性がある。
長い低金利時代を耐え抜いた銀行にとっては、
「金利って、本当に存在したんですね」
という感覚かもしれない。
そして預金者。
これまで100万円を銀行に預けても、
「利息、これだけ?」
だった。
しかし金利が上がれば、預金にも少しずつ恩恵が回ってくる。
さらに生保などの機関投資家も注目だ。
金利上昇は、新たに運用する債券などの利回り改善につながる可能性がある。
つまり、
「金利上昇=全員死亡」ではない。
むしろ現金や預金を多く持っている人には、追い風になる場面もある。
ここが面白い。
借金をしている人は、「利息が増える!」
と叫ぶ。
現金を持っている人は、
「預金金利、上がるかな?」
と静かに待つ。
同じ金利上昇でも、立っている場所によって景色がまるで違う。
そして今回の利上げ議論で改めて浮かび上がるのが、
「借金を持つこと」と「現金を持つこと」の意味。
低金利時代には借金が安かった。
だから住宅も、設備も、事業も、借りて買うことができた。
しかし金利が上がれば、その前提が少しずつ変わる。
では、これからの日本で本当に強いのは誰なのか?
大量の借金を抱える人か。
それとも、現金を持ってじっと待つ人か。
ひょっとすると――
一番強いのは「借金が少なく、現金も持っている人」なのかもしれない。
……そんな人、いるのか?いる。
しかも意外と身近にいる。
第6話へ続く。⬇️
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