【第2話】住宅ローン民、死亡のお知らせ?──日銀「利上げします」高田委員「そろそろ急いだほうが…」
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【第1話】日銀・高田委員が動いた「そろそろ利上げ、急いだほうがよくないですか?」──日本の金利に漂う不穏な空気
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前回、高田創審議委員が放った、
「新たな局面に転換した」
という、なんとも意味深な言葉。
これを住宅ローン民の目線で翻訳すると、
「え? 金利……上がるんですか?」
である。
日銀は6月に政策金利を1.0%まで引き上げた。
7月は一旦据え置き。
住宅ローン民も、
「ふぅ……助かった」
と、冷蔵庫からビールを取り出した。
ところが8月。
日銀から、
「利上げペースの加速も議論します」
という雰囲気が漂ってきた。
ビールを飲んでいる場合ではない。
住宅ローンの変動金利は、政策金利と完全に1対1で動くわけではない。
しかし、金利上昇が続けば、家計への負担が増える可能性はある。
すると住宅ローン民の脳内会議が始まる。
「毎月いくら増える?」
「ボーナス払い大丈夫?」
「繰り上げ返済する?」
「そもそも繰り上げ返済する金、残ってる?」
最後の質問だけ、会議が一気に静かになる。
一方、銀行側からすれば金利上昇は悪い話ばかりでもない。
貸出金利が上がれば、利ざや改善につながる可能性がある。
つまり、
住宅ローン民「やめてくれ!」
銀行
「……ありがとうございます」
という、なんとも複雑な関係になる。
しかも怖いのは、今回の主役が「利上げした」という話ではなく、
「利上げを加速させる必要があるかもしれない」
という空気が出てきたこと。
金利というのは、上がる前が一番怖い。
なぜなら住宅ローン民は、まだ請求書を見ていないからだ。
そして最後に一言。
日銀が金利を0.25%上げるだけでも、住宅ローン民の脳内では金利が25%くらい上がった気分になる。
……いや、落ち着こう。
でも、とりあえず住宅ローンの返済予定表だけは確認しておこう。
高田委員「新たな局面です」
住宅ローン民
「こっちは新たな返済額になりそうです」
第3話へ続く。
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