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エジプト神話の個性的な神々②

今回も引き続き、
エジプト神話の女神の一人でオシリスの妹で妻でもあるイシスと
ネフティスとオシリスの不倫により産まれた息子のアヌビス神の紹介です。

イシス:魔法・母性・王権の守護の女神


後世の女神信仰にも、強い影響を与えたイシスは、

献身的なオシリスの妻であり、息子のホルスを守るよき母

として、美しく描かれていますが、一時は魔術師的な位置づけとして描かれた歴史もある女神です。

イシス(Isis)は、魔法・母性・王権の守護の女神

夫のオシリスが実弟のセトの陰謀により、殺されてしまいナイル川などに遺体をばらまかれてしまった後も、はるか彼方のギリシアまで彼の遺体を探しに行き、遺体の回収を試みています。

なんとか、オシリスの遺体を見つけた後は、

冥界の神、アヌビスに助けを求め、バラバラになっているオシリスの遺体を

アヌビスが包帯で巻いてくっつけ蘇らせました。

ちなみにこの

アヌビスは、オシリスとネフティスの子供です。

ネフティスはオシリスの実弟、セトの妻なので、2人は不倫関係にあったということですね・・・

アヌビスが生まれた後にネフティスはセトにアヌビスの事ばれるのを恐れ、アヌビスを捨ててしまいます(なんという母でしょう!)

その後、イシスがアヌビスを拾い、オシリスと共に育てあげました。


アヌビス:死者の守護・ミイラ作り


世界の神話を見てみると、冥界へ死者を案内する役割の神がたまに登場するのですが、エジプト神話ではアヌビスとなります(ギリシャ神話ではヘルメス、古代マヤでは犬のサイン)。

アヌビスはミイラを作り、死者が迷わないように、

冥界の入口まで手を引いて案内

する存在だったようです。

他のエジプトの神々と比べ、静かで優しく公平な神として描かれ、
父のオシリスが冥界で「死者の審判」のために、死者の心臓を天秤で「真実(マアト)」と共に測る際にオシリスのサポートをしていた様です。

アヌビス(Anubis)は、死者の守護・ミイラ作り

アヌビスの頭部はジャッカル

として描かれています。


なぜ黒いのか?

黒は「肥沃なナイルの土の色」、「再生の色」、「夜の守護」を象徴。

だからアヌビスは 「死と再生の守護者」として黒い姿をしています。


なぜ、ジャッカルなのか?

ジャッカルは、墓地に現れる動物で

「死者を守る存在」

として神格化されていたため。


次回は、オシリスの実弟のセトの紹介予定です。

(本記事の挿入画像はパブリックドメインからのものを使用)

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