陽性反応後初のクリニック、そして心拍確認
こちらの記事の続きです。1つの記事にまとめるつもりが、長くなってしまったので分割しました。
前回の記事が陽性反応が出てから、クリニックの予約まで、という非常に中途半端なところまででした。今回の記事では、陽性反応後初めてのクリニック診察と、心拍確認までです。
不妊治療クリニックで尿検査 HCGあり
病院に着き、まず尿検査で妊娠の確認です。この病院は血液検査をその場で結果を出せないため、妊娠判定は尿検査なのです…。
尿検査では1,000ほとHCGが出ており、着床はしているでしょうとのこと。エコーではほんの小さな点が見えて、おそらくそれが胎嚢だろうとのことでした。エコー写真ももらいました。
この時の内診は、いつもの卵巣と子宮内膜を見る時より痛かったです。エコーをぐりぐり中まで入れられて、うおおおおとなりました。診察のだいぶ後もヒリヒリして、今後もこうなのかと怖くなりました。しかし、この日だけ別の先生だったため、いつもの先生の時は痛くなくて良かったです。
タイミングをとった日を聞かれて、その日を排卵日として計算し、この日を5w0d、次の診察を5w3dと先生はカルテに書いていました。私としてはおそらく排卵は体温上昇からしてタイミングの2日後だと思うから、今日は4w5dかなー、など勝手に考えていました。
夫にLINEをしましたが、まだ点ではっきりしない。3日後に再度判定となったことを伝えました。
体調変化はささいなことしかなかった
私は結局最後までつわりはありませんでした。妊娠に気づいたときも、若干の倦怠感と弱目の頭痛があるくらいでした。ほんの少しだけ胸の痛みを感じました。
そのことからも、黄体ホルモンの出が悪いとか、HCGも低かったのかな、などと考えています。
唯一、おりものの量は半端なかったです。毎回大量出血かと思わせる様の量がドバッとでるので、自宅にいるときは何度パンツの中をのぞいたことか…。
妊娠記録アプリ「トツキトオカ」をスタートさせた
実は、憧れのアプリ「トツキトオカ」は1年以上前からインストールしていました。げんかつぎというか。
ほんの小さな胎嚢と思われる影でしたが、記録をつけたいこと、いま赤ちゃんはどういう状態なのかを知りたく。また、夫にもインストールしてもらい、ふたりで共有したかったのです。
トツキトオカは赤ちゃんの登録をする時、赤ちゃんの名前が必要なので、夫婦とも好きなキャラクターからもじった名前を勝手につけました。名前をつけて、のちのち本当によかったな、と思います。次もまたお腹にきてくれたら、すぐに名前をつけると思います。胎児ネーム(私の場合は胎芽ネーム)をつけるきっかけをくれたトツキトオカに感謝。
名前をつけたくない人は「赤ちゃん」とかでも良いかもですね。
2回目の診察(胎嚢しっかり確認)
3日後の2回目の診察の日は、朝から緊張で心臓が苦しかったです。どんな結果でも受け止めなければ、と悪い方へ、悪い方へ考えていたかもしれません。不妊治療をしていて、一番緊張して心臓が苦しかったのを覚えています。まさか妊娠した後のほうが苦しいとは、予想していませんでした。
病院側はこの日を5w3dとし、自分としては5w1dと思って挑みました。そして、エコーにて、前回点だった胎嚢がくっきりはっきり丸くうつりました。大きさは7mmくらいでした。
前回の先生は3日で3倍になってれば良い感じと言ってましたが、3倍にはなってるのではないかと感じました。そして今日の先生は何も言ってませんでしたが、小さな卵黄嚢か胎芽と思わしき小さな点があったような気がしました。
妊娠時の注意を受ける
お医者さんに「薬やレントゲンを不要に受けないこと。医者にかかるときは、妊娠の初期だと伝えてくださいね」と忠告を受けました。
妊娠している自覚も実感も一切持てない私。これを言われたということは、妊娠しているんだな、とぼんやり思いました。
幸せが湧いてくる
1回目の診察では、単なる点でしかなかった胎嚢が、3日でずいぶん大きく成長しているのを見て、自分の妊娠を少しずつ、少しずつ実感するようになりました。
40歳で流産率は高く、9週目はまだ遠く、全然安心できない状況です。ですが、お腹に子供がきてくれたというだけで、ものすごく幸せを感じていました。
「マタニティ・ハイ」ってこういうことなのかなあと。世の中には「マタニティ・ハイ」で変なことを言ったり行動したりする人の目撃情報が多いので、Xでマタ垢を作成して、そこで匿名で発散して気持ちを落ち着かせていました。
また、自分のお腹の中に生命がいるという状態が、面白いし奇跡だと思いました。しかもそれが自分と大好きな夫の子どもだと思うと、本当に嬉しかったです。結婚して2年未満だけど、その間のほとんどを妊活と不妊治療をしていて、待ちに待ったものだから余計に、だろうと思います。
次の診察は病院は6w3d(私としては6w1d)の診察でした。お医者さんは7週目には心拍を確認したい、という話をしていて、ということは6週でも心拍は見られる可能性があるのかな? と思っていました。
調べてみると、6w前半で心拍確認できる人は、5w前半で胎嚢8mm超えてる感じのようです。私は5w1dで7mmだったので、難しいかな、などと考えていました。
3回目の診察(心拍確認)
診察の前日、夫と、「結果がどちらであろうと、二人で受け止めよう」と約束しました。
診察当日。6w3d(病院側の見解。私としては6w1d)。卵黄嚢、2.5mmの小さな胎芽、そして心拍が確認できました。私が心拍確認まで進めるとは…。検査薬陽性から12日での確認です。長かったです。
先生が言う前に、エコーをみて「なんだか胎芽の部分がうねんうねんと動いている?先生がエコーを動かしているから、それで動いて見える?」と思っていましたが、先生から「動いているの見える?心拍ですよ」と言われて、これが心拍なんだ!と感動しました。
心拍確認の段階では、胎嚢のサイズは測ってもらえず、成長具合が把握できなかったのが残念でした。
ところで、この回の診察で、先生が「今日で6w3dだけど、どうやって計算したのかな…?」と疑問に思ってつぶやきました。妊娠後最初の診察がいつもの先生ではなかったため、とくにカルテに計算根拠も書いていなかったようです。
「おそらく◯月◯日のタイミングの妊娠だったので、(週数を決めた)先生がその日に排卵として計算したみたいです。でも、基礎体温の動き的に、その日の3日後に上昇しだしたので、タイミングの2日後が排卵だと自分では考えています」と言いました。
後から調べたり考えたりした後では、6w3dで2.5mmの胎芽はかなり小さいです。ですので、先生も「小さいなあ」とこのころから思っていたのでしょう。私の先生は、この時点では私に期待させることも、絶望させることも、何も言いませんでした。
夫にLINEで心拍確認を伝えたところ、かなり嬉しそうな返信が来ました。完全に安心したわけではありませんでしたが、心拍が確認できると言うことは、妊娠が大分継続してくれた証。確認ができたあとの流産率は大分下がったはずです。この日はほっとして過ごせたのでした。
まとめ
生理が遅れ、妊娠検査薬を試し、胎嚢を確認し、心拍の確認まで進みました。
不妊治療でも、卵が育つか、卵が取れるか、元気な精子がいるか、受精するか、受精後育つか、初期胚になるか、胚盤胞になるか…とたくさんの壁がありましたが、妊娠にも数えきれない数の壁があります。その一つ一つを突破できている、と感じました。
結果的に、この子は成長を止め、生まれてくることはできませんでした。でも、今思い出しても、よく心臓の鼓動を打つまで成長してくれた、と感謝で涙が出る思いです。
次回は、喜んだ心拍確認から一転、7週目の診察で、かなり絶望的な状況になります。そのことをまとめます。
続きの記事はこちらになります。
