第32回産業精神保健学会でワークショップを担当しました
2025年8月23日から24日にかけ、第32回日本産業精神保健学会が東京の法政大学で行われました。
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第32回日本産業精神保健学会
日時:2025年8月23-24日
会場:法政大学 市ヶ谷キャンパス
テーマ:変化の時代におけるキャリアの多様性
~産業精神保健における方向性と支援のあり方を探る~
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今回、私は大会に運営委員として関わり、ワークショップの講師と3つの講演の座長を担当しました。このnoteでは初日午前に行われたオープンダイアローグの2時間ワークショップの報告をします。
▼関心は予想以上でした
参加者は31名で、保健師さんが半数を超えました。今回開催されたワークショップの中では定員が埋まるのが最も早かったそうで、関心の高さが伺えました。ご参加希望に添えなかった皆様には大変申し訳ありません。今後も同様のワークショップ開催を検討してまいりますので、ぜひ次回はご一緒できれば幸いです。
▼前半は講義と2on1のデモンストレーション
前半は講義と2on1のデモンストレーション、後半は参加者が3人1組に分かれてのロールプレイという構成にしました。前半30分ほど米沢がオープンダイアローグの講義を行い、その後、サポートメンバーによる2on1のデモンストレーションを行いました。デモを担当したのは研究会のメンバーと弊社のカウンセラーです。ご協力ありがとうございました。
▼2on1はどう進めるか
オープンダイアローグは支援者1人ではできません。最低2人は必要なので、オープンダイアローグが実施できる最低単位は3人(2対1。2on1)になるわけです。具体的な方法は以下のリーフレットをご確認ください。

詳細な説明は学会誌、「産業精神保健」第33巻第2号の「なぜ産業保健でオープンダイアローグなのか」に掲載しております。オープンダイアローグ形式の面接を経験したことがない支援職が初めて面接に臨む際に、事前に読んでもらって、面接で行われることのイメージを掴んでいただくためにこのリーフレットを作りました。別名、「5分でわかるオープンダイアローグ」です。コピーして使っていただいて構いませんので、ぜひ産業現場で活用してください。
▼後半のロールプレイで一気に和やかな雰囲気に
前半は講義と2on1の実演だったので、みなさん少し窮屈に感じたのではないかと思いますが、後半のロールプレイが始まると、会場は一気に和やかの雰囲気になりました。3人1組に分かれていただき1セッション15分、すべての参加者にAさんBさんCさんを経験していただきました。最後に質疑応答とまとめとしていくつかのポイントをお伝えしてワークショップは終了となりました。
▼手応えを感じました
終了後のアンケートの回収率は3分の1でしたが、すべての方が最高評価の5を付けてくださいました。特に、本や動画だけでは掴みきれなかったオープンダイアローグの感覚を、実際に体験することで得られたという感想は、このワークショップを開催した最大の意義だと感じています。
私たちとしては「複数で相談者の話を聴き、感じたことを共有する」というオープンダイアローグ形式の相談実践を広めていきたいと考えています。ワークショップを体験、あるいは開催してみたいという方がいらっしゃったらぜひご連絡ください(こちらの論文の脚注にある産業ダイアローグ研究所までメールでご連絡ください)。日本全国、どこにでも出かけます。どうぞよろしくお願いします。
