豆腐メンタルの人に捧げる現実的なメンタルヘルス
人から「メンタルが強いですね」と言われることが増えてきた。もちろん誇らしい気持ちで自己肯定感はあがる。
36協定すれすれのハードワークをしながら、何か失敗をしてもよくネタにして笑っていることが多いので、こういう風に言われることが増えたのだと思う。
仕事だけではなく、個人では20代の時に胃がんという大病に罹っていることもあり、それを乗り越えたことに対して僕のメンタルを賞賛してくれる人も多い。職場では病気のことを公にしていないけれど。
だけど僕だってそんなに屈強のメンタルをしているわけではない。普通に心的負荷は掛かっているし、気にもしている。病気になる不安は未だにあるし、仕事を辞めたいと思うことも多い。
「豆腐メンタル」という面白い表現があるけれど、僕だって豆腐のように壊れやすいメンタルだったりする。だけど実際に壊れるまでいっていないというだけだと思う。
ただひとつ自負していることは心が傷ついた時の「気の持ちよう」がある。例えば何か心労を感じた時に、それを笑いにしたり学びに変える工夫だけは失わないようにしている。辛いことが笑いに変われば、それは大したことではなくなるし、学びを得ると将来の不安は少しずつ減っていく。
だから、実際にはメンタルが強いのではなく「弱いメンタルを自覚し、自分なりにうまく対処している」に過ぎないのだと思う。これは豆腐というよりも、うまく崩すことができないコンニャクのようなメンタルなのかもしれない。
世の中には本当に鋼のメンタルを持っている人がいるとは思う。だけど、それを真似してもうまくはいかないケースが多いだろう。
だから、もしメンタルが弱くて余計悩んでしまうような人がいたら、コンニャクのように「崩れはしない」状態を保てるよう、心労を笑いに変えられるような心構えをおすすめしたい。
