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全人類が浪費家に見える|一度は試すべき「極端な節約」という人生戦略

SpaceXの上場に伴い、世界中でミリオネア(億万長者)が増加傾向にあるらしい。2026年中にOpenAIとAnthropicも上場を予定しており、この傾向は加速していくだろう。

このニュースをもとにABEMA Primeで「資産100万ドル超・ミリオネアが大集合!」という放送がされており、見てみたところ非常に面白かった。

億万長者のニュースでは、イーロン・マスクやビル・ゲイツの様な天才のエピソードが語られることが多いけれど、この番組に出演しているゲストはみなインフルエンサーではありながらも、あくまで一般人である。現在は出版や起業をしているけれど、元々はコツコツと堅実に貯蓄と投資をしてきていた経緯があり、時に大きく勝負に出た機会が報われて今は億万長者の仲間入りを果たしたようだった。

最もインパクトがあったのは、「貯金」と印字されたTシャツを身にまとうくらま氏だ。彼はまだ30代前半と若いが、資産は約1億にもなるミリオネアだ。

その秘訣は…と言っても、Tシャツが物語るように貯金を頑張っていることが基本的なスタンスだ。誰よりも働き、誰よりも倹約し、余った資金はできる限り投資にまわす。ミリオネアになった現在もその生活を続けているらしい。

投資に対して未だに「一攫千金」のイメージを持っている人も多いが、現代の様に急速に発展していく社会においては、くらま氏の様に倹約して投資さえすれば億万長者になることも再現性があると明確に示された象徴的な放送だったと思う。

このなかで彼の印象的だった発言が「全人類が浪費家に見える」という発言だった。自分が極端なレベルで節約生活をしているため、婚活をして女性に会ってもその女性の消費行動にどうしても目が行ってしまい、相手を浪費家と見なして恋愛ができないのだという。

こういった話がされると「金は使うためにある」とか「そんな生活なら金持ちにならなくていい」といった意見が出てくるが、僕はそうは思わない。これを理由に節約の努力をせず、一向に金が貯まらないまま、年金制度が崩壊する可能性もありインフレと物価高が続く現代社会で生きていける気がしないからだ。

極端な節約生活について、実は僕もその気持ちがよくわかる。2021年頃に僕は極端な節約生活をしていて、人と会った時にはその人の金遣いがどうしても目に入ってしまったことがある。自分の節約行動が基準となって、そのメガネで他人を見てしまうのである。

僕の場合、幸いにもこの傾向はコロナの終息と関西への転勤によって緩和された。そこそこ使うようになり、人付き合いに支障が出るようなレベルにはなっていない。

こうして少しは使うようになったけれど、お金の根幹部分はしっかりと制御ができていて、それが心理的な安心に繋がっている。固定費には大きな金額を掛けず、収入が入ったらすぐに証券口座に資金を移動し、残った分で好きに生活をしている。そのため、ある意味では好き勝手に使っているが、無意識のうちに資産を増やす行動もしていることになった。これは当時極端な節約生活をした時に体感した経験あってのことで、その仕組みが今も延々と続いているのだ。資産形成は長く続ければ続ける程効果を発揮してくれる。

きっと、くらま氏は資産が億を超えた現在、これからも着々と増やしていく過程で、自分のお金との付き合い方を変化させていくのだと思う。同じレベルの倹約家の女性と結婚するかもしれないし、自分の節約を適切に緩和させるかもしれない。

今後どうなるかはわからないけれど、国が貧乏になっていく傾向にあるなか目先のお金に振り回される生活を続けて苦しむよりも、一度極端な生活をすることで将来の選択肢を増やせるのは合理的で魅力的な人生の戦略だと思う。

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