Sly StoneとBrian Wilsonに感謝を込めて|今日も音楽の力を借りる
6月9日にSly Stoneが亡くなってしまった。Sly & The Family Stoneのフロントマン、アフロヘアがトレードマークのファンキーなシンガーである。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第78位にもなっている。78位では過小評価しているのではないか…と個人的には思うくらいだ。
Sly & The Family Stoneは人種・性別混合編成という、アメリカが生んだ唯一無二のバンドで、学生の頃にベースを練習していた僕は、Sly & The Family Stoneのベーシストである「ラリー・グラハムが凄い」という噂を聞きつけ、さっそくCDを買って聞いてみたところ渋くてファンキーな楽曲に一瞬にして心つかまれてしまった。
日本の様な人種的な多様さがなく、個性よりも規律が重んじられる社会で学生をしていた僕にとって、Sly & The Family Stoneは理解が及ばないくらいの多様性を発揮していた。規律を重んじることよりも、自由で多様に生きることの方が美しく感じるようになった。
さて、Slyの話を始めるとキリがなくなりそうだが、そんな矢先にもう一人ロックスターが亡くなったニュースが入ってきた。The Beach BoysのBrian Wilsonである。
The Beach Boysの『Don't Worry Baby』という曲が好きすぎて、このnoteに投稿したことがある。もちろん、この曲以外にも好きな曲はたくさんある。
耳に残るメロディーと心地よい演奏に加え、美しいコーラスが延々と続く。そんな曲がThe Beach Boysにはたくさんある。まさに夏を感じさせてくれる初期の曲も好きだが、Pet Sounds以降の作りこまれた曲も聞いていて面白い。
二人とも輝かしいストーリーがたくさんあるけれど、プライベートでは苦悩がたくさんあったようだ。それでも延々と聞き継がれる音楽を世に出した貢献は凄いものだと思う。
スライもブライアンも享年82歳らしい。1960年代という激動の時代をミュージシャンとして生き、新たなジャンルの音楽を生み出し多くの人に愛されていた。僕の様な一般人には、なかなか想像できないくらい凄い人生だったのだと思う。
きっとこれから二人に関するドキュメンタリー番組や伝記がたくさん出てくるはずなので、それらを楽しみに待つことにする。
仕事が多忙でうんざりするが、音楽の力を借りてもう少し踏んばろうと思えてきた。
