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地域により根強く残る差別|インドとカースト【4】✭コミックエッセイ✭

夫の村で、共存生活をしているアウトカーストの人々について。

✭前回✭ インド人の名字は個人情報満載?|インドとカースト【3コミックエッセイ

Ⅰ.地域により根強く残る差別の実態✭

漫画のテキスト
1:不可触民の人々
インドではカーストによる差別を禁止しているがまだ差別自体は根強く残っている。触れてはいけない人々(不可触民)とされカースト(ヴァルナ)に属さない人々を夫の村ではハリジャンと呼んでいる。※この呼称は現在インドでは禁止されている
2:夫の村でのハリジャンの人々とのルール
夫「ハリジャンは私の家の中入れないヨ、ワタシはその人達の家に入れマス」もし家の中に入れたらパンディト(ヒンドゥー教有識者。ヒンドゥー教に関する儀式を行う)の人を呼んでお祓いのような事をしなくてはいけない(不可触民に穢れがあるという概念)
3:同じ場所での飲食禁止
夫「一緒にご飯食べないデス。離れて食べなきゃダメ。持っているものを触るのもダメです。でもワタシこのシステム好きじゃないから他の人に分からないように一緒にコーラ飲んだり遊んだりしてマシタ(見つかったら怒られる)」
4:誰がこんなルールを作ったのか
夫「誰がこんなシステム作ったのかと思う。よくないシステムダヨ 。デリーでは(こういう事)ないけど田舎ではこのシステムがある
[漫画初出:2024年4月10日]

夫の村では差別的システムは残っていますが、アウトカーストの人々を見下して迫害することはありません。けれども他の地域では露骨に差別し卑しめる人々もいます。日本でも、インドのニュースで耳にすることがありますよね。

デリーなど都市部であれば、他の人にはカーストが分からないので、お店で一緒にご飯を食べることができるそうです。でも夫の性格だからこうできるのであって、生まれてからずっと教えられてきたルールですし、気になってしまう人々だとそうはできないのでしょう。

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# 初出・更新履歴

本記事は「地域により根強く残る差別の実態|カースト話【4】(初出:2024年4月10日)」をnote用に本文を書き直しまとめたものです。

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当サイトは、インド人夫が語るインドカルチャーやニュース、私達国際結婚夫婦の日常をメインに綴っています(夫がネタ放出、私妻が編集作画)。

夫は北インド出身です。「インドでは――、」とよく語りますが、インドは広い上に多民族多宗教多言語国家のため、南インドなど地域により異なる場合があります。その点ご留意いただき、北インドの某インド人はこういう感覚なのか〜という感じで読んでいただけると幸甚であります。基本的には楽しんでもらえるような記事を発信していますが、真面目な題材も扱います。参考文献を併せてご覧いただくとより詳しく知ることができます。

「インド人夫と日本人妻|自己紹介」より

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