見出し画像

美しくも危うい、インドのカシミール地区✭コミックエッセイ✭

インドのカシミール地区は、風光明媚な場所として知られ、観光地としても人気があります。けれども一方で、2025年のパハルガム攻撃があったように、歴史的な紛争の影響から、治安上のリスクが残る地域でもあります。

Ⅰ.人気観光地であり、予期せぬリスクと隣り合わせの地域✴️

マンガの画像。以下内容テキスト
1:インド、カシミール地区
インド最北部にある。パキスタン、中国と隣接している州だ
2:水の都と呼ばれる場所もある
冬は24時間雪が降り続く寒冷地であるが、夏は涼しい気候ゆえ避暑地として好まれているという。ヒマラヤ山脈にも接しているので山岳の景観も楽しむ事ができる
3:危険区域
しかしパキスタン隣であり常にテロリストが侵入してくる為、インドでは誰も行きたがらないという。お正月のインドニュースでは昨年テロリストを72人捕まえたと報道されていた(夫はいつもスマホでニュースを見ている)
4:キレイだけど危険な場所です
夫曰くモディが首相になってからは警備が強化され以前よりテロリストが減ったらしい。
ラフル「キレイなところだけどすごい危険なところだよー。住民より軍隊が多い」こういう話を聞くと日本の島国のありがたさを感じさせられる。日本海には度々なにか打ち込まれてるし国内スパイだらけだけど笑
[漫画初出:2024/01/08]

夫のラフルが、このカシミールの話をしていたのは2023年の年末あたりでした。当時の夫の感覚では「自分の周りのインド人はカシミールは危険だから誰も行きたがらない」という印象が強かったようですが、モディ政権になってから軍事治安強化がされ、観光地推進が行われていたようです。

詳しくは以下、Grokさんのまとめ(区切り線内)を参考にどうぞ!


モディ政権(2014年就任以降、特に2019年のArticle 370廃止後)で、ジャンムー・カシミール地域の軍事・治安強化が進められ、それにより観光地としての推進が積極的に行われています。

軍事・治安強化の側面

  • モディ政権は、カシミールを「テロの温床」から「平和的な地域」へ変えることを強調し、**Article 370廃止(2019年)**後、治安部隊の増強、テロ対策の強化、インフラ整備を推進。

  • これにより、テロ事件は減少傾向(政府発表)で、観光地のセキュリティが向上。Amit Shah内相は「テロホットスポットから観光ホットスポットへ」と宣言。

  • ただし、2025年のパハルガム攻撃のように、脅威は残り、攻撃後には観光地の一部閉鎖やさらなる強化が行われました。

観光推進の側面

  • Swadesh Darshanなどの中央政府方案で、観光インフラ投資を増やし、G20会議(2023年スリナガル開催)やボーダー観光(Gurez、Keranなど新スポット開発)を推進。

  • 政府は有名人・大臣の訪問やプロモーションでイメージアップを図り、2025年の攻撃後も観光復活をアピール。

  • 観光客数の推移(主に国内観光客、公式データ):

    • 2014年頃:ピーク時(洪水前)で数百万~数千万。

    • 2020年(COVID影響):約25 lakh(250万)。

    • 2022-2023:記録更新、2 crore(2000万)超。

    • 2024:2.35 crore(2350万)超。

    • 2025年上半期:95 lakh(950万)超、攻撃後も回復傾向。

これらの強化と推進は、政府の「Naya Kashmir」ビジョンに基づき、経済発展とインド一体化を目的としています。一方で、環境負荷や地元住民の不満、テロの残存リスクを指摘する声もあります。


以上、Grokさんによる解説でした。

2025年のパハルガム攻撃で、一時観光客が激減しましたが、それから急速に回復。新年を迎えたGulmarg、Pahalgam、Sonamargではホテルが満室、観光客が急増し、当局や地元関係者から「記録更新の可能性」「復活の兆し」との声が上がっています。インド国内を中心に人気が再燃しており、観光サイトでも人気目的地として紹介され続けています。2026年には、観光客数が過去最高を記録するだろうという期待も高まっているようです。

# 関連記事

# 初出・更新履歴

本記事は「インドのカシミール地区 〜キレイだが危険な場所〜(初出:2024年1月8日)」をnote用に本文を書き直しまとめたものです。

# 当サイトについて

当サイトは、インド人夫が語るインドカルチャーやニュース、私達国際結婚夫婦の日常をメインに綴っています(夫がネタ放出、私妻が編集作画)。

夫は北インド出身です。「インドでは――、」とよく語りますが、インドは広い上に多民族多宗教多言語国家のため、南インドなど地域により異なる場合があります。その点ご留意いただき、北インドの某インド人はこういう感覚なのか〜という感じで読んでいただけると幸甚であります。基本的には楽しんでもらえるような記事を発信していますが、真面目な題材も扱います。参考文献を併せてご覧いただくとより詳しく知ることができます。

「インド人夫と日本人妻|自己紹介」より

# 参考文献

1) Syed Khalid Hussain. Kashmir Tourism Surges In 2025, Hopes High For Record Arrivals In 2026. Last Updated: Jan 03, 2026 Znews(閲覧日:2026年1月11日)
2) Kashmir convener: Kashmir Rings in 2026 with Tourism Boom. Published on Jan 1, 2026(閲覧日:2026年1月11日)

いいなと思ったら応援しよう!

津籠茶里🇮🇳 我が夫はインド人 応援、嬉しいです♪🙏🦭