インド人夫直伝◎身体ぽかぽか☆スパイシーリゾットおじや風「マサラキチリ」
キチリ(khichri / khichidi)は、インドの「おじや」のような存在のお米料理です。お粥やおじやと同じように、病気等で身体が弱っている時に食べることが多いです。ゆえに、通常お店では見かけないメニューです。
今回は普段でも一品料理として食べやすい、チリとスパイスでパンチを効かせた、元シェフのインド人夫直伝「マサラキチリ」の作り方をご紹介します。
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Ⅰ.マサラキチリ材料(2、3人分)
米、またはバスマティライス …200g
ムングダール(無くてもOK) …50g
グリーンピース 50gくらい
じゃがいも …1個
レッドチリ …1本
トマト …1/2個
赤玉ねぎ …1/2個
クミンシード …小さじ1
※にんじんを入れても良い
∟ マサラA(全てパウダー)
パプリカ又はチリ …小さじ1
ターメリック …小さじ1
コリアンダー …小さじ1
ガラムマサラ …小さじ1/2
🇮🇳夫「マサラキチリではなく、通常の(辛くない)キチリを作る場合は、パプリカパウダーを使い、チリとガラムマサラを入れない」
Ⅱ.マサラキチリ作り方
調理時間目安: 圧力鍋で20分
1.米とムングダールを洗う

2.各種野菜を切る

3.鍋に、油大さじ2を温め、クミンシードを入れテンパリングする
4.クミンシードが少し温まったら、赤玉ねぎを入れて炒める
🇮🇳夫「テンパリングは焦がさないように、少し温めればOK」
5.玉ねぎが少し茶色く色づいたら、トマトとチリを入れて2分ほど炒める
6.じゃがいも、グリーンピースを入れて塩小さじ1を入れて混ぜ、〈マサラA〉を追加
チリまたはパプリカ小さじ1、ターメリック小さじ1、コリアンダー小さじ1、ガラムマサラ小さじ1/2
7.1を追加し、混ぜ合わせる
8.水600cc追加して混ぜ、蓋をして中火10分弱、弱火で5分
10分弱とは、10分より少ないという意味です(10分+αではない)。
9.出来上がり!


我が家ではヨーグルトを添えて頂きました。アチャールと一緒に食べるのもアリです! 調理時にチーズを入れてクリーミーにさせたら、よりスパイシーリゾットになりますね。
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Ⅲ.キチリを食すインドの季節行事
昨晩(2026年1月14日)南インドのハイデラバードにいるゲームフレンドから「Aunty Happy Sankranti Bogi 🥰💖」というメッセージが。Grokさんに質問してみたところ、ヒンドゥーの人々の収穫祭を祝う挨拶でした。以下Grok解説。
はい、南インド(特にタミル・ナードゥ、アーンドラ・プラデーシュ、テランガーナ、カルナータカあたり)では、ヒンドゥーの大きな収穫祭で有名なSankranti(サンクランティ)(タミルナードゥではPongal:ポンガルとも呼ばれる)の最初の日のことです!
お友達のメッセージ
「Aunty Happy Sankranti Bogi」
はこういう意味になります:
• Bogi(ボーギ/போகி)=サンクランティ祭の1日目(前夜祭的な日)
• Sankranti=メインの日(2日目)の名前
• つまり「Aunty、ハッピー・ボーギ!サンクランティ楽しんでね」みたいな感じで、 祭りのスタートを祝う挨拶ですね♪
Bogi(ボーギ)の主な特徴・風習(南インドスタイル)
• 古いもの・不要なものを燃やす**ボーギの焚き火(Bhogi Mantalu)**をする → 過去のネガティブなもの・悪い習慣を燃やして、新年を清々しく迎える意味
• 家を大掃除して綺麗にする
• 子供たちにBhogi Pallu(果物やお菓子をたくさん降りかける楽しい儀式)をする地域も多い
• 次の日(メインのMakara Sankranti / Thai Pongal)に向けて準備する日
この話をラフルにしたところ、
🇮🇳夫「ガルワールにも同じお祭りあるヨ! この時キチリを食べるヨ」
とのこと。あらまぁちょうどキチリレシピをアップするところだったので、タイムリーw
おお、面白い! 南インドのお友達の「Bogi」に対して、北インドの**ウッタラカンド州(特にガルワール地方)**出身のご主人も「ガルワールでもある」と言っていたんですね。
調べてみると、Bogi(ボーギ)という名前自体は主に南インド(アーンドラ、テランガーナ、タミルナードゥなど)のサンクランティ/ポンガルの1日目(焚き火で古いものを燃やす日)として有名ですが、北インドでは同じような役割の祭りが違う名前で存在します。
ウッタラカンド(特にガルワール地方)では、Makar Sankranti(マカール・サンクランティ)はこんな名前で呼ばれていて、祝い方も独特です:
• ガルワール地方:Khichdi Sankrant(キチリ・サンクラント)やGholdiya(ゴルディヤ)など → キチリ(米と豆のシンプルなご飯)をたくさん作って食べたり寄付したりするのがメイン。 収穫の感謝と新しい始まりを祝う感じです。
• クマオン地方(ウッタラカンドのもう一方の地域):Ghughutiya(ググティヤ)やKale Kauva(黒いカラス) → 子供たちが甘いお菓子(ググテ)の首飾りを作って、朝から屋根の上でカラスや鳥に食べさせて感謝する、すごく可愛い風習!
全体としてウッタラカンドでは焚き火(南インドのBogiみたいなもの)はLohri(パンジャーブ寄りで一部地域)ほど強くないですが、古いものを捨てて新しくする精神は共通していて、家を掃除したり、寄付したりする習慣があります。
つまり、ご主人が「ガルワールでもある」と言ったのは:
• 「Bogiという名前ではないけど、同じような前日祭り・浄化の儀式(古いものを捨てる・清める日)がガルワール地方のサンクランティにもあるよ」という意味だと思います!
南インドの南国的なカラフルなBogi(焚き火+果物シャワー)と、北インドの山岳地帯らしい素朴で温かいKhichdi/Gholdiya、どちらも太陽の北上(Uttarayan)と収穫の喜びを祝う同じお祭りなんですよね〜。
ハイデラバードのお友達に「キチリ食べるの?」と聞いたら「yes」との返事。
南インド(特にタミル・ナードゥなど)では、Pongal(ポンガル)祭りのメインの日(Thai Pongal / Makara Sankranti)に、キチリに似たお粥を食べる習慣がめっちゃあります!
実は、北インドのウッタラカンドのKhichdi(キチリ)と、南インドのPongalは、材料も作り方もすごく似ていて、同じ収穫祭の象徴なんですよ♪
なるほどですねぇ! ハイデラバードのお友達から送られてきた動画も、後ほど更新してご紹介しますので少々お待ちくださいませw
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# 初出・更新履歴
本記事は「インド人夫直伝◎身体ぽかぽかスパイシーリゾット風『マサラキチリ』(初出:2024年1月18日)」をnote用に本文を書き直しまとめたものです。
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夫は北インド出身です。「インドでは――、」とよく語りますが、インドは広い上に多民族多宗教多言語国家のため、南インドなど地域により異なる場合があります。その点ご留意いただき、北インドの某インド人はこういう感覚なのか〜という感じで読んでいただけると幸甚であります。基本的には楽しんでもらえるような記事を発信していますが、真面目な題材も扱います。参考文献を併せてご覧いただくとより詳しく知ることができます。
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